仕事・駐在・出張

執筆者: jakameshi

ジャカルタ赴任・駐在が決まったら準備すべき10のこと(独身編)

2018/02/01

昔の後輩がジャカルタへ赴任することになり、準備について諸々とヒアリングをされました。

せっかくなので備忘としてブログにもまとめておきます。

  • 独身の方
  • 会社があまり海外赴任に慣れていない(※)

という方はいくらかは参考になるかと思います。

※後輩はいわゆるベンチャー企業所属。会社が海外赴任の扱いに慣れていないため、自分で調べて決めなければならないことが多くあるようでした。

ビザ準備については当たり前すぎるので省いています。

 

予防接種

短期滞在ならばまだしも、長期で東南アジアに赴任・駐在するのであれば予防接種は必須です。

一般的にインドネシアに赴任する場合は、「腸チフス」、「A型・B型肝炎」、「日本脳炎」、「狂犬病」、「破傷風」あたりの予防接種をしておくべきと言われています。

会社が懇意にしている病院があればよいのですが、そうではない場合は自分で探さなければなりません(すべての病院が提供しているわけではないので)。

ちなみに保険はききません。すべて打つと10万円以上はかかります。

また、短期間で摂取する場合は一度に3本とか打たれるので注射針が苦手な方は注意が必要です(血を抜かれたわけではないのですが筆者は倒れました)。

ワクチンによっては半年後や1年後に再度接種して完了するものもあります。

現地に移動してから接種することになるので、日本で摂取した際に病院からもらう「接種記録」は無くさずに取っておかねばなりません。

ジャカルタ市内でワクチンを用意してくれる病院は外務省などのWebサイトなどを元に最寄りの場所を探します。

▶外務省 在外公館医務官情報

日本での初期接種も、ジャカルタでの再接種も在庫が無い場合が考えられるため事前予約は必須です。

 

虫歯治療

海外で盲点になりがちなのが歯の治療です。

会社員として赴任・駐在する場合は海外用の保険が着く場合がほとんどかと思いますが、内容によっては「歯科医」までカバーしていない場合もあります。

仮に保険がきいたとしても、医療レベルが日本と比べて高くはないので怖いですよね…。

どのような状況にしろ慣れない土地て長期の虫歯治療は辛いので、できるだけ日本で治療してから渡航することをおすすめします。

海外赴任が決まったらその週には歯医者に行っとけ!くらいなレベル感です。

 

JCBのクレジットカード

ジャカルタで生活するなら必ずJCBのカードを持っていきましょう。

JCB特約店での大きな割引を享受できます(VISAはディスカウントありません)。

なんだかんだで日系店舗と提携している割引には助けられますし、年単位で住むと大きな差になります。

JCBさんの活躍については過去に一度まとめています。

ジャカルタ駐在でJCBのクレジットカードが必須な理由【おすすめのカードリスト付】

 

インドネシア語の勉強準備

これはかなり盲点です。

インドネシアには日系の書店もありますが、ラインナップはかなり限られますし価格もお高いです。

辞書や参考書など必要なものは買いそろえてからジャカルタに来てください。

探している余裕がない方はとりあえず下記2冊があれば1年は勉強できます。

現地でインドネシア語が上手な方の話を聞くと、おすすめの参考書としてホラス由美子さんの本書籍を挙げられる方が多いです。筆者も結局数冊の参考書を持っていますがこの本が一番シンプルでわかりやすかったです。

1と2があるので買うならば2冊ともでしょう。

単語がわからないと日常生活は大変です(生きてはいけるが味気ないものになります)。森山式のこの単語集は何も考えずに毎日寝る前に読み込むだけでも単語がストックされていくので有用です。

重要な単語は短いセンテンスもついているので、他単語も含めて使い方覚えられるので効率が良いです。

また、インドネシア語は一つの単語が複数の意味を持つのが厄介なのですが森山式は「一単語一つの意味」にガッツリと絞り込んでいます。

進撃の巨人のあの名言「何かを得られる人というのは何かを捨てられる人だ」を体現した本なのです。

 

携帯電話の契約変更or解約

日本の携帯キャリアで固定契約している方は携帯の契約処理を考えなければなりません。

キャリアによって細かい内容は変わりますが、大きくわけると「安い契約料を払って維持(休止含む)」か「完全に解約」の2択です。

筆者の場合は名刺に個人携帯を載せている関係もあり(すでに会社員ではなかった)、「音声通話だけはできるようにして維持(ネットには繋げない)」という選択をしました。

ただ、仕事の電話であれば仕方がないのですが間違い電話や営業電話で海外までかけられると「イラッ」とすることが多々あります(こちらにも受信料が発生する)。

まぁ固定の番号などなくともインターネットを通じて連絡はできる時代なので、必要無し!と割り切ってしまうのもアリだと思います。

筆者も最近は日本の番号は日本に帰った際の緊急連絡程度でしか使っていません。

 

SIM携帯確保

日本の携帯契約とは別に必ず必要になるのがSIMフリーの携帯電話です。

インドネシアの場合は他アジア諸国と同じく「SIMフリーの携帯端末」と「SIMカード」を別々に買うスタイルです。

ジャカルタではITC系と呼ばれる電子機器に強いショッピングモールで安いアンドロイド端末からアイフォンまで買うことはできますが、渡航間もない方の場合は粗悪品をつかまされる可能性もゼロではありません

現地でサポートしてくれる人がいない場合は日本で買ってしまった方が無難かもしれません。

もし現地で購入される場合は、必ずその場で回線が通じているかどうかをチェックしてくださいね。

 

日本からの送金方法確保

日本の銀行口座から資金を引き出す方法は用意しておきましょう。

国際キャッシュカードや海外用プリペイドなどいくつか方法がありますが、筆者が推薦するのはクレジットカードでキャッシングしてしまう方法です。

現金を持ち歩くよりも楽で、且つ安全です。無くしても損しませんし(筆者はジャカルタで2度クレジットカードを紛失しました)。

日本の円貯金を現地で引き出す方法については過去に一度まとめています。

インドネシア駐在で日本円の給与を引き出すならクレジットカードでキャッシングが得という話

 

住民票の判断

海外で一定期間生活するのであれば必ず考えなければならないので「住民票」の扱いです。

住民票の定義に沿うのであれば居住エリアに合わせて「海外転出届」を出して住民票は抜いてしまうのがセオリーですが、抜くことによりメリットデメリットがあります。

 

抜くことによるメリット

大きくは下記のようなメリットがあります。

  • 住民税の支払義務がなくなる(例えば、2017年の元日時点で住民票が日本になければ2017年分の支払い、つまり2018年に来る住民税徴収がなくなる→思い違いすると心理的ダメージがでかいです)
  • 国民年金、国民保険の加入義務がなくなる

会社員だと厚生年金や会社の健康保険に入っている場合がほとんどなので、国民年金や国民保険の話はあまり関係ないですね(住民票があろうがなかろうが継続可能)。

個人事業主の場合は自らの判断が大きく影響する部分です。国民年金、国民保険ともに「任意継続」という選択肢もありますので。

抜くことによるデメリット

大きくは下記のようなデメリットがあります。

  • 印鑑証明が取得できなくなる、というか登録自体なくなる(日本に一時帰国した際に困ることがあるかもしれません)
  • 銀行口座開設など金融系の新規契約には不便が生じる
  • 既存で持っている証券口座での取引ができなくなる(住民票が無いと税金報告の際に口座凍結の知らせがくるはず)
  • 日本での投票権はなくなる(現地日本大使館で手続きすれば海外から投票可能)

住民票を抜くとなると大事(おおごと)に感じる方もいるかもしれませんが、現地で独身の方は抜いている方も少なくはありません。住民税の支払義務が無くなるのは大きいですからね。

ただ、証券口座でアクティブに運用している方は抜かない方がよいでしょう。

こればかりは個人の状況と考え方で分かれるのでご自身でしっかりと考えてみてください。

ここ数年で住民票を抜いてから来た方は、これらとは別に「マイナンバー」の問題がありますがここでは細かく触れません(筆者含めていまだマイナンバーを付与されていない人は多いはず)。

 

住所の書き換え

家族が日本に残る場合はそのままにしておけばよい話ですが、独身の場合はそうはいきません。

選択肢は「海外住所を登録して非居住登録」、「自宅を登録しっぱなし(家を残す場合)」、「実家に変更」あたりです。

おすすめは圧倒的に「実家に変更」です。

まず非居住登録をしてしまうと既存で使っていたものでも使えなくなるサービスが出てきます(特に金融系)。

また、誰もいない自宅に書類が届きっぱなしだといざ重要な書類が届いた際にどうしようもありません。経験上ですが海外から何か手続きしたいことがほぼ必ず出てきます。

なので独身者に限って言えば実家に変更が良いのですが、気になるのは「住民票を抜いた場合どうなるの?」という点でしょう。

大きな声では言えませんが、住民票と銀行やクレジットカードの登録情報は紐づいていません。つまり、住民票を抜いていても住所は実家、という手があります。

またこれも大きな声では言えませんが、その場合は免許証も移動してしまうとその後の証明などが便利です(住民票と免許の住所はこれまた紐づいていません)。

ただ、つきつめると虚偽情報登録じゃないか、という話もあるので判断はあくまで自己責任でお願いします。見えないデメリットもあるかもしれません。

 

引っ越し

独身&単身者に限って話をするのであれば、あまりヘビーに考えすぎないでくださいということをお伝えしたいです。

ジャカルタに来る場合はほとんどのものが現地で手配可能なので荷物はほとんど必要ありません。

手に入らなないものがあったとしても、無ければ死ぬようなものではないはずです(持病の薬とかは別です)。

また、日本とは異なり家具付きの住宅がほとんどなのでもちろん家具も必要ありません。

家族の荷物がある場合は「日通」などの大手を使う場合がほとんどですが、単身者の場合はEMSで済ませてしまう人もいます。

日本を離れる時点で現地の住所が決まっていない場合もあるかと思います。その場合は「最低限送ってほしいセット」を用意しておき、家族か仲の良い友人などに後で発送してもらうようお願いしておくと良いでしょう。

筆者は最初巨大スーツケース一つで上陸し、2ヶ月ほどはその荷物だけで生活していました。今思えば、その後に送ってもらった荷物もほとんど使っていない気がする…。

EMSで荷物を発送する場合は関税を下げるためのコツもあります。詳しくは「EMS 関税」などで検索してみてください。

 

最後に

日本とジャカルタは片道7時間はかかるので「ちょっとやり残したから…」と言って帰るのは辛いものがあります。

独身の場合、身軽なのは良いことなのですがやり残したことをサポートしてくれる人もいません。

様々なことをシミュレーションして準備をしてから出国してください。

まぁ、でもやり残したことがあったとしても死ぬわけじゃないので!くらいの逞しさは何よりも必要で準備すべき項目かもしれません。

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