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執筆者: jakameshi

出張者必見!インドネシア人をがっかりさせない日本からのお土産5選+2

2018/02/01

当ブログではすでに「インドネシアの日本人駐在員向けのお土産」「インドネシアのローカルなお土産」に関する記事を書いていますが、今回は「インドネシア人へのお土産」について書いてみます。

最近は駐在員以外でも出張ベースでインドネシアに訪れる方が増えており、取引先や従業員に対してお土産を買う機会を持つ人が増えています。

ただ、インドネシアは多様性の国。好みが分かれるので難しいな~と思っていたのですが、先日インドネシア人複数名が自宅に遊びに来たので相談してみました。

その結果、なんとなく傾向がまとまったので記事にしてみます。

一般的なものから、少し変わり種のものまで。

もちろんお土産なので相手を見て選ぶ必要はありますが、選択肢のご参考となれば幸いです。

お菓子

最もポピュラーで買いやすいお土産が「お菓子」です。インドネシア人はとにかくお菓子が大好きで、一日中何かお菓子を食べている人が多い。オフィスにも常にお菓子があり、午後にみんなで食べる、なんてシーンも珍しくありません。

そして、実際の好みは置いておいて日本のお菓子は「美味しい」というイメージがあります。「実際の好みは」と前置きしたのは、日本っぽい「美味さ」が必ずしも受け入れられるわけでは無いからです。日本人が美味いと感じるポイントとインドネシア人が美味いと感じるポイントは如実に異なります。

また、食べ物なのでイスラム教の方々に気を使う必要はあります。「オフィス全員」への配りものとして買う場合は特に意識した方が良いでしょう。

選ぶ際のポイントをいくつか挙げてみます。

  • 塩っ辛いものより甘いお菓子の方が好まれます
  • 餡子は好き嫌いが分かれるので和菓子は避けた方が無難かもしれません
  • 大多数にお菓子を買う場合は「アルコール」が入っていないものを用意しましょう(※)
  • お菓子だとあまり気にする必要が無いかもしれませんが「豚由来(ラードなど)」もNGです
  • 最近ジャカルタではチーズケーキが流行っていることもあり洋菓子系は喜ばれやすいです
  • 「キットカット抹茶味」などはすで一般化したのであまり驚きはありません(インドネシアで買える)

※必ずしもハラルという表示は必要ありません。アルコールと豚は入っていない、とこちらが断言できれば基本的には問題ありません。

 

日本らしい小物(扇子や陶器、マグネットなども可)

相手が個人や少数の場合は「小物」も受け入れられます。

今回意見を聞いた中で多かったのは「扇子」という意見。自分では買う機会が無いので一つくらいあってもいいかも、ということでした。中国の扇子と混同されないよう、日本っぽい柄が良いでしょう。

その他にも「日本的な雰囲気のする焼き物(湯呑など)」なども可。

年齢が若い子だと「マグネット」や「クリップ」などの実用的な文房具も地味に喜ばれます。文房具をお土産とする際はわかりやすい「手裏剣」や「寿司」など遊び心があるものが好まれます(少し関係値のある関係子会社の従業員、などへのお土産として良いかもしれません)。

 

ご当地タペストリーや置物

少し年配の方だと、日本風のタペストリーや置物なども喜ばれます(※)。

※イメージ写真で招き猫を使用していますが、あくまで「置物」のイメージ写真であり、決して招き猫を推奨しているわけではありません。

日本でも祖父母の家に行くと、行ったことが無い観光地の置物や掛け軸、タペストリーがあったりしますが、あの感覚に非常に似ています。

筆者個人的な感覚としては「自分が行ったことない場所所縁のモノをもらってもな…」と思うのですが、インドネシア人の場合はそんなこともないようです。

筆者のパートナーも取引先から海外土産で地名の入ったキーホルダーなどをもらって喜んでいました。

多少相手の好みを知った上で選ぶ必要はありますが、毎回お菓子ばかりで飽きられてる、という場合は趣向を変えてみるのも良いかもしれませんね。

 

お茶(抹茶入り)

キットカットの抹茶味がジャカルタで売られていることを始め、インドネシアでは「抹茶」という言葉や味がすごい勢いで広がっています。

抹茶アイスクリームから抹茶チーズケーキまで、抹茶は市民権を得ています。

そのため「お茶(抹茶入り)」という選択肢も最近はありです。

元々インドネシア人はお茶をよく飲みます。彼らが普段飲むのは砂糖たっぷりの甘いお茶ですが、元々のお茶はもちろん無糖。

無糖のお茶は飲まないのでは…と心配する必要はありません。勝手に砂糖を入れて味を調整して飲みます(コンビニで広く市販される緑茶も甘いです)。

もしお茶を買う場合に気を付けたいのは下記のように「抹茶」とわかりやすくどこかに書いてあることでしょう。

「これは抹茶が入っているんだよ」と言えるかどうかでお土産のありがたさが数倍変わります。

 

Tシャツ

若い子にはとりあえずTシャツを買っておけば大丈夫じゃないか、というくらいTシャツというのはインドネシア人同士のお土産でもポピュラーです。

よく「浅草」とか書いてるTシャツがお土産屋で売られていて、「誰が買うの?」と思っていたのですがインドネシア人は買うんです。筆者のパートナーも、弟へのお土産で数枚のTシャツを買っていました。

また、筆者の従業員の若い子(女子)たちも「お菓子かTシャツ」という不思議な選択肢を提示してきたことがあります。

赤道直下の南国ですから何枚あっても困らない、という背景もあるのでしょう。

さすがに40歳を超えてくる方へのお土産としてはどうかと思いますが、30前後以前くらいの人へのお土産としてTシャツはダークホースです。

もしTシャツを選ぶのであれば、漢字が入っているわかりやすいものが良いでしょう。

 

【番外編】日本酒&ジャパニーズウィスキー

相手を選ぶので「番外編」としましたが、相手が望む場合は「酒」というのはインドネシアでは最高のお土産になります。

まず日本酒について。

SAKEというのは一般名詞としてけっこう浸透しており、日本のアルコール、ということも皆知っています。また、インドネシアは飲める場所も、飲める人(価格的に)も限られます。稀少価値が高いため手土産としてはかなり喜ばれます。

もし日本酒をお土産で買うのであれば他国同様「純米大吟醸」が良いです(少し日本酒を知っている外国人は”とりあえず大吟醸”の傾向が強い)。

そしてウイスキー。

相手がウィスキー好きならジャパニーズウィスキーほど刺さるお土産はありません。山崎や白州、そして響はインドネシアでも限られたバーにしか置いていないレアウイスキーです。こちらも稀少価値が高いためたいそう喜ばれます。

もしウィスキーを買う場合は知名度が高い「響」が無難です。個人的にはイチローズモルトなども推薦したいのですが、如何せんインドネシアでの知名度が低いので感動が伝わらないでしょう(お土産の価値は受け手が決めますので)。

お酒のお土産は必ずしも華僑相手限定というわけではありません。

イスラム教では酒は禁じられていますが、実際ジャカルタあたりでは酒を飲むムスリムも少なくありません。実際、筆者のビジネスパートナーのムスリムも、お土産でウィスキーをリクエストしてきました。

また、筆者はなぜか取引先ビル内にあるカフェの店員(ムスリム)と個人的に仲が良いのですが、彼も筆者と会うたびに「ミスター、サケー、サケー」とリクエストしています。彼は飲食店の従業員で所得が高い方ではなく、もちろん日本酒は飲んだことがないそうですが、だからこそ一度飲んでみたいそうです(ビールは毎月給料日に飲むそうです)。

蛇足ですがインドネシアへの酒類持ち込みは原則として1名につき1リットルまでなのでご注意ください。

 

【超番外編】アニオタ系グッズ

さらに相手を選ぶので「超番外編」としましたが、「アニメ系グッズ」というのは時として酒よりも稀少価値の高いお土産となります。

インドネシアではジャパニーズアニメや漫画文化ファンが多く、コスプレイヤーなどのOTAKU気質な人も少なくありません。2016年の「世界コスプレチャンピオンシップ」でインドネシア人が優勝したのも記憶に新しいところです。

これこそ相手を選ぶ、というか相手からのリクエストありきの話ですが、インドネシア人のアニオタ(アニメオタク)熱はすごいものがあります。

以前、とても世話になったビジネスパートナーの社員に、「お礼としてお土産を買ってきたいので何かリクエストはありますか?」と聞いたところ…

「池袋のサンシャインシティという場所で来月の●日にアニメイベントがあるんです、そこに▲▲というアニメのブースがあって、限定クリアファイルが売っているのでそれが欲しいです、キャラクターは主人公の××か、ライバルの■■でお願いします。」

ものすごい正確な情報をその場でリクエストされたことがあります。

まったくもってアニメの雰囲気が無い方だったのですが…隠れキリシタンならぬ隠れアニオタ…恐るべし。

彼女の例は極端な例ですが、冗談抜きにしてもインドネシアには日本のアニメやキャラクターグッズ好きが多いです。

もしブランチ事務所社員のデスクに少しでも日本アニメの臭いを感じたら、「好きなの?」と話しかけるのもよいかもしれません。限定品なんて土産で買って行った日には相手はアナタのことを一生忘れない…かもしれません。

 

まとめ

すでにお気づきかもしれませんが、「一般的で外さない」順番にご紹介してきました。ただ、見事ハマった時のインパクトは後半の方が強烈です。

お土産は日本人同士でも難しく、いわんやインドネシアをや…ではありますが、本情報が少しでもお土産を選ぶ際の参考となれば嬉しい限りです。

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