仕事・駐在・出張

執筆者: jakameshi

ジャカルタ駐在員の生活費ってぶっちゃけいくら?

2018/04/06

2016年10月に外務省が発表したところによると、インドネシアに住む日本人の数は鈍化しつつも伸びているようです。1.93万人で過去最高を記録したとか。もちろんバリやスラバヤに住む方もいるのでしょうが、ジャカルタに住む方が一番多いのでしょう。

その中の多くの方は企業の駐在員として来ています。明日にも「●●君、●月からジャカルタ行ってくれる?(肩ポン!)」と言われる方がいるのかもしれません。

さて、いざジャカルタへ!となった際には言葉、文化、天気など様々なことを調べ始めるかと思います。

実際住んでみなければわからないことばかりなのですが、その中でもいまいちイメージがつかないが最も重要なことが「生活費」でしょう。

生活費は家族構成や個人の性格(浪費家vs倹約家)で大きく変わるのですが、今回は参考情報としてリアルなジャカルタ生活の費用感を広くまとめてみます。

あくまで筆者がこれまで収集した情報を元に記載しています。細かい統計を取った情報ではないので、参考情報程度にご覧ください(でも、こんなもんです)。

お金は日本在住者にわかりやすく極力「円」で表記します。

結論から書くと、日本人らしく暮らしたければ日本よりお金がかかります。逆に現地化していけば日本の半分以下のコストで暮らせます。

それでは詳細をご覧ください。

 

住居費編

家計の中で最も大きな支出である住居費。インドネシアで住宅を借りる場合は大きく2つの選択肢があります。

1つめはコス(KOST)で、2つめはアパートメント(※)です。現地在住者には一軒家を借りている人もいますがレアなので今回は割愛します。

※タイなどでは企業が一括管理している物件をアパートメント、分譲型物件をコンドミニアム、と明確に区切っていますが、ジャカルタでは区切りが曖昧なため今回は統一して「アパートメント」と記載します。

 

コスとアパートメントの違い

コス(KOST)とは単身者の滞在を想定した「洗濯や掃除サービス付きの施設」のことを指します。

高級コスだと「生活サービス付きホテル」、安いコスだと「ハウスキーパー家族も住み込んでいる寮」のようなイメージです。

高級コスは「ゲストハウス」や「サービスアパートメント」と呼ばれることもあり、日本人向けの施設も多数あります。詳しく知りたい方は下記の記事もご参照ください。

コスの場合は家賃は1ヶ月単位で払えるため、短期出張者が利用する場合もあります。また多くの場合は光熱費が家賃に含まれるため支出計算が楽です。

単身想定のためキッチンがついていることは稀。あったとしても共有キッチンの場合が多いです。

 

今回は住宅掘り下げ記事ではないのでコスの説明はこの辺りにして、次はアパートメントです。

アパートメントは様々な大きさの部屋があり、単身向けの部屋から家族が住める部屋までピンキリです。

コスと違ってランドリーやお掃除のサービスはついてきません。また水光熱費も別です。

日本のマンションに近い感覚ですね。もちろんキッチンもついています。そしてジャカルタの場合はかなりの確率でプールやジムも敷地内に用意されています。

原則として家賃は1年前払いですが、ハードな交渉をすれば半年や3ヵ月単位でも契約は可能です(筆者実績あり)。

 

ちなみにコスもアパートメントも家具付きが基本なのでベッドなどは買う必要はありません。アパートメントだと食器までついてくる場合もあります。

次はシチュエーション別に費用面を見ていきましょう。

 

格差社会の一人暮らし

まず単身者の場合を考えてみます。

日本からの単身赴任という条件の中でも結構な格差があります。

ある程度大きな(≒歴史がある)会社から来ている独身組や単身者だと多くの場合、いわゆる高級アパートメントになります。

キッチン付きのワンベッドルームが多く、温水も安定供給、素敵なキッチン設備。家探しの基準は家賃1000$を切るかどうか。

一番すごい人だと「1年間5つ星ホテル暮らし(もちろんすべて経費)」というバブリーなおじさまもいました。

 

一方、中小企業やベンチャー企業となるとあまり会話に「ドル」は出てきません(笑)。そしてアパートメントに住むとしても、少しグレードが下がります。

上述の「1000 USD切るかどうかのアパートメント」は基本的に外国人用のアパートメントが多いのですが、中小・ベンチャーの場合は現地の中流階級も住むようなアパートメントになることが多いようです。

ジャカルタ中心地の相場だと、前者の場合は日本円にして10~12万円程度、後者の場合は6~8万円といったところでしょうか(※)。

※為替によって多少変動しますが、「おおよそ」ということでご理解ください(2018年4月追記)。

 

さらに、中小・ベンチャー所属で一人暮らしの場合だと「コス」に住むケースも出てきます。コスの場合は一気に賃料が下がり日本円にして3~5万円が相場です(日本人会社員が住む場合)。

いわゆる高級コスに区分けされる「日本人向けゲストハウス」に住む場合は月額9~11万円前後かかります。

 

この「コスvsアパートメント」の考え方は家賃補助の有り無しなどでも変わるのでしょう。ただ、やはり「ベンチャー」になるとコス率が増えるようにも感じます。

というか、いわゆる歴史ある大企業からの駐在でコスに住んでいる人はほとんど見たことがありません(※)。

この辺りは企業規模というよりも経営年数で決まっている気がします。

※若い方で過去に数名いました…が、それでも少数派には違いないでしょう。

 

若い会社は「アジア駐在」に対してそこまで特別に感じていないのでしょう、やはりたくましさを感じます。

筆者が知ってるベンチャー企業社員(上場している大きな会社だが歴史は浅い)で、女子の単身駐在で家賃補助もなく、自分で住居を探し出して4万円程度のコスに住んでいる方もいました。

本人曰く「自分の金で住むのだからアパルトメントだと過剰支出、コスで十分です」とのこと。たくましいですね。

ただ、これもあくまで日本人が住めるコスの話。筆者が知っている最もすごいケースは、インドネシア人の彼女と1.5万円のコスに2人暮らししている人です。

外国人がまず入り込まないローカル住宅街の奥地に住んでおり、同じコス住人の中で外国人は彼だけだそうです。このケースは半現地化した場合なので真似をするのは難しいでしょう。

 

蛇足ですがインドネシア人の単身居住の場合、富裕層出身でもない限りは十中八九 コスになります。

給与格差が激しいので平均を取るのは難しいですが、月額家賃1万円~2万円程度のローカルコスが多いように感じます。

もっとも貧しい「貧乏学生」レベルだと3~4,000円程度のコスに住む子たちもいます。さらに地方出身者だとその狭い部屋に3人で住んだりとかもあります。

下を見るとキリがない、恐るべしジャカルタ……。

長くなったのでまとめると、単身ステイの場合は、

  • 10~12万円程度(月額家賃1000 USD基準)の高級アパートメント
  • 8~11万円程度のサービスアパートメントやゲストハウス(高級コスとも呼べる)
  • 6~8万円程度の、ローカル基準でやや良さげなアパートメント
  • 4~6万円程度の、ローカル基準でやや良さげなコス

という選択肢のいずれかになるでしょう。

もちろん

  • 1万円程度で超現地化コス

という選択肢も選べます。

 

異常に高い外国人ファミリー向け物件

次にファミリー層(子供がある程度大きい家庭)の場合を考えてみます。

単身者と同じく、ある程度大きな(≒歴史のある)会社から来ている人は漏れなく「外国人向け高級アパートメント(コンドミニアム)」に住んでいます。

外国人向けファミリーアパートメントの月額家賃は2000 USDとか2500 USD、時には3000 USDの話になります。私が聞いた中で最も予算が多かったのは某商社の「4500USD家賃補助」です。

このレベルになると、多少トイレの水圧が弱いなどのインフラ問題はあるものの、日本の高級コンドミニアムとも見間違えるほどの外観・内観になってきます。

もちろん、普通に考えて自前の給料だけでは払えないので、家賃手当(or赴任手当)の元に選択されています(日本人の給与でも、毎月家賃20万円以上を自腹でねん出できるサラリーマンは多くないでしょう)。

日本の大企業は過保護だなぁと思いますが、仕事の都合で子供や奥さんにいらぬ苦労を掛けたくない、特に子供には日本クオリティの生活を維持してあげたいと考えるのは当然かもしれません。

かなりの確率で家族連れの駐在員は高級アパートメントに住んでいます。

 

日本からこの記事を見ている皆さんは「もっと安い家族向け物件はないの?」と感じているのではないでしょうか。

実際にもっと安い家族向けの物件はあります。ありますし、インドネシア人はもちろんそのレベルのアパートメントを活用しています。

しかし、単身者の場合とは違い日本人の家族連れでそのような物件に住む人たちはあまり見かけません。

 

もしかしたら中小やベンチャー企業で家族連れの海外赴任が増えると出てくるのかもしれませんが、筆者の周囲を振り返ると中小・ベンチャーで家族連れで来ています、という方はほとんどいない気がします。

お金がかかるから家族連れを送り込めないのか、若くて独身の方が順応するだろう、と思い送り込んでいるのかはわかりませんが、独身か単身で来ている方が多いです。

ということで、日本人が家族でジャカルタに住む場合は少なくとも家賃20万円はかかるぞ、というのを一つの基準と捉えてずれは無いと思います。

 

参考までにインドネシア人のケースはどうでしょう?上を見るとキリがないですが、ある程度裕福な中流家庭でも1000 USDが上限といったところでしょう。

単身者のパートで挙げた「ローカルの中流階級が住むアパートメント」の「2ベッドルーム」や「3ベッドルーム」の場合で家賃がそれくらいです。

もちろんアパートメントになんか住めない人たちもたくさんいます。下を見るとこれまたキリがないのですが、家賃1~2万円程度の狭い家で親子3人暮らしとかもよくあります(さらにその下にはバラック小屋で不法占拠もあります)。

 

食費編

次に食費を見ていきましょう。

筆者は日本の会社からリサーチの仕事を受けることもあるのですが、「データで表面上に映ること」と、「実際に住んでみて見えること」にはよく乖離が生まれます。

日本人が外国で生活した場合の食費もまさにそうで、日本在住の方は「え?」と思われるかもしれませんが、ジャカルタの食費は日本よりも高くつきます。

 

日本人は現地人と同じ生活はできない

諸説ありますが、ジャカルタのローカル層の平均月収は5~10万円程度と言われています。

10万円もらっていれば「けっこう稼いでるね」というレベルです。

20万円稼いでいると「ハイクラスのエリート会社員」、30万円稼いでいると「スーパーエリート(もしくはスーパーコネ入社)」という扱いになります。

そんなローカルがよく食べる屋台や食堂の食事は、一食で100円とか200円

 

日本からこのような数字だけを見たり、少し旅行や視察で訪れてみるだけだと、「食費安いでしょ~」と感じてしまうかと思います。

しかし、生活するとなると話が変わってきます。

我々はあくまで外国人でありローカルと同じような生活はできないのです。

 

屋台生活が無理な理由

もし我々がローカルと同じようにほぼ屋台や食堂の安いご飯で済ませられれば「劇的」に食費は下がりますが、できない理由がいくつかあります。

 

まず、一つ目の理由は「味覚的に飽きる」ということです。

人間の味覚は子供の時に決まります。滞在初期に物珍しくて「美味い」と感じたインドネシア料理も、毎日食べ続けるとさすがにつらくなってきます。やはり子供の頃から慣れ親しんでいる日本食がどこかのタイミングで食べたくなるのです。

 

次に二つ目の理由は「栄養が偏ってしまう」ということです。

最初にインドネシア人が好きな「油」「甘い味付け」によってコレストロール値や血糖値に異常が出てきます

また、野菜を摂取するタイミングや摂取の幅も減るためビタミン不足で疲れやすくなったりもします。

 

最後に三つ目の理由は「お腹を壊す」ということです。

慣れればお腹を壊さないというのは幻想です。

ここでいう「慣れる」は「比較的安全な現地飯を見極めるための慣れ」と「菌や水に対する慣れ」の2つがありますが、仮にその2つを身に着けたとしても壊す時は壊します。

なぜなら、現地のインドネシア人でもけっこうな頻度で屋台でお腹を壊しているからです。

また、彼らローカルですら体調が悪い時は屋台飯を避けます。清潔ではなく、新鮮でもないと知っているんですね。

たまに食べるくらいの頻度で生活に取り込むことは可能ですが、それでもいつお腹を壊すかわからないご飯ばかりで毎日過ごせるか?というと厳しいものがあります。

また、自分一人ならまだしも家族と一緒ならなおさら無理です。

 

ジャカルタ現地飯の定番、屋台(カキリマ)について詳しく知りたい方は下記の記事をご参照ください。

 

清潔なレストランで外食するにも高い

インドネシア人がやっている現地の綺麗なレストランで食べる、という選択肢もありますし、実際にそうしている単身者の方は多いです。

しかし、これがまたジャカルタの不思議なところですが、日本人が耐えられるようなクオリティのモールに入っているレストランで食べると、食事に対して水やお茶代が加算され、さらに10%のVAT(税金)が加算され、さらに数パーセントのサービスチャージが加算され……一食1,000円を超えることも珍しくはありません

日系レストランで食べるならそれ以上になる場合もあります(ラーメン一杯1100円的な)。

ちなみに、そんな日本人の食費を下げたいと思い現地のローカルレストランを紹介し始めたのがこのブログを始めたきっかけだったりします(この記事ではまったく関係ない)。

 

自炊をしてもなかなかに高い

うーん、そうなると自炊するしかないな、となるのですが、自炊もこれまたなかなかに高くつきます。

上述の通り、インドネシア人と同じようにローカル市場でローカルな食材を買って…とできれば別ですが、清潔で安全な食材を買いにまともなスーパーマーケットへ行くと普通の現地品ですらそこまで安くもないです。

また、インドネシア食材だけでは厳しいので日本系の食材を買うとさらに高い

例えば、納豆は日本の3倍します。さらに追い打ちをかけるように日本食材でもないのに高い食材もあります。例えば、牛乳は日本の1.5倍くらい、美味しいチーズは2倍から3倍します。

 

結論!健康な食生活を目指すならば食費は日本の1.5倍はかかる

どのような方針を取るにしろ、日本にいるときよりも食費はかかります。

普通に贅沢なく暮らしていても、日本にいたときの1.5倍程度は見ておいた方が良いです。

普通に日本人らしい食事をするのであれば頑張って抑えてもこれくらいにはなります。

また、酒飲みはさらに要注意。ビールだけならいいですが、焼酎や日本酒、ワインを飲むと日本の3~4倍のお金がかかります(酒税の問題です)

 

インドネシア人だとどれくらい?

インドネシア人にしても、家計に対して食費が締める割合はかなり大きいでしょう。

家族連れは複雑なので仮に単身者で想定してみます。

若いオフィスワーカーだと一食300円も出せば高い、という感覚で、一食100円くらいのご飯を常食しています。

贅沢せずにすべて100円飯で過ごしたとしても水を飲んだり、お付き合いの交際費もあるでしょうから100円加算して、一日200円×3食×30日で18,000円。

給料が5万円前後が多いので、やはり食費が締める割合は高いですね。

飲食店勤務、などの給与が低い人たちだと1日2食しかとらないという人もガチでいます。

修行僧か。

恐るべしジャカルタの食費。

 

交通費編

交通費は生活スタイルによって大きく変わってきますが、日本人で会社員として住む場合に大きく関わってくるのは運転手付きの車を持つかどうか、という部分でしょう。

 

ドライバー付き自動車生活

ひと昔前はジャカルタといえば治安が悪いことで有名で、日本人が駐在する場合は運転手付の車を一台提供するのが原則だったそうです。

「外は決して出歩かずに、どんなに短距離でも必ず車を使ってください」という具合にです。

最近では会社として社用車を数台用意するパターンは引き続きありますが、日本人駐在員家族全部に専属で自家用車を手配するかどうかは企業ポリシーによります。

 

これはあくまでの筆者の印象値ですが、大企業(≒歴史がある会社)で家族がいる場合は「家庭用の車」が手配されることがいまだスタンダートかもしれません。

仮に個人で車と運転手をレンタルする場合、日本語対応の会社で手配すると、車代とドライバー代で月額10万円前後が相場です。

インドネシア系のローカルサービスだったり、個人の伝手で頼んだりするともう少し安くなります。

こちらでの生活が長くなった方で車を購入した方でも、ドライバーだけは雇うという方もかなりの割合でいます。

交通マナーが最悪のジャカルタで日本人が運転するのは危険ですから。

その際の運転手のフィーは現在だと3.5万円~といったところでしょう。

 

タクシー、バイク、配車アプリ生活

車が無い場合は現地のタクシーやバイクタクシーを使いこなして生活することになります。公共の交通網が未発達な分、ジャカルタはタクシーが安いです。初乗り60円程度で、60分走らせて1,000円程度です。ただ、渋滞の時はまったく役に立ちません。

その際はバイクタクシーこと「オジェック」が大活躍します。オジェックは交渉制で外国人はぼったくられることが多かったのですが、「Gojek」や「Grab」などのスマートフォンアプリが浸透したことで外国人でも適正料金で利用しやすくなってきました。

なんとジャカルタではバイクの「Uber」もあります。費用はタクシーの1/3~1/2程度です。

最近ではタクシーもあまり使われず、配車アプリで車を呼ぶ人の方が多いです(タクシーよりも安い)。

 

バス生活

さらに交通費を下げたい、という人には「バス」という選択肢があります。

駐在員で日常的に使っている人は聞いたことがありませんが、たまに現地化した日本人で使っている人もいます。バスの場合はだいたい一回乗ると30円~40円程度です。

ここでは詳細まで書きませんが「アンコット」と呼ばれるどこでも降りられる乗合バス(超絶的に狭い)から、「トランスジャカルタ」という電車の代わりとして使われる区間が決まったバスまで、いくつかの種類があります。

 

シミュレーションしてみる

ファミリー世帯は家族構成や子供の大きさによって変わり過ぎるので、独身や単身での場合で、且つ最小限の費目で軽くシミュレーションしてみます。

どこを個人で払うのか、どこを会社で払うのか、と細かい論点はありますがいったん無視します。まぁこんな感じか、と参考程度に捉えてください。

 

安全に健康的に暮らす単身日本人の場合

(スマフォやタブレットの方は表を横にスクロールしてください)

費目 補足 費用(万円)
家賃 綺麗なアパルトメントの1bed room 10
水道・光熱費 家賃とは別で発生 1
食費 基本的にモールで外食、一日2500円 0.25
交通費 基本的にタクシー移動、一日1000円 3
通信費 プリペイドで使った場合(1000円で十分) 0.1
交際費 週1回、日本人同士で美味い居酒屋へ(単価6000円) 2.4

合計で24万円。実際は会社で負担してもらう部分もあるでしょうから(交通費や通信費など)、20万円程度でしょうか。

うん、妥当な気がします。途上国とはいえ、日本人として生活するとこれくらいかかると思います。

この他、会社負担でしょうが保険代などがありますが細かくなるので入れていません。

ゴルフが入ってくると交際費は一気に増えるかもしれませんね。

 

頑張って節約する単身日本人の場合

次に、”かなり”頑張って節約する日本人の場合を想定してみます。

費目 補足 費用(万円)
家賃 外国人もたまに住むレベルのコス 5
水道・光熱費 コスなので発生せず 0
食費 たまに屋台飯、他はレストラン、一日1000円 3
交通費 基本的にタクシー移動、一日1000円 0.9
通信費 プリペイドで使った場合(1000円で十分) 0.1
交際費 週1回、日本人同士で安い居酒屋へ(単価4000円) 1.6

月額10.6万円。けっこう下がりました。多くはありませんが実際にこういう生活をしている日本人もいます(若い独身のベンチャー企業の駐在員など)。

これは相当禁欲をして節制しているパターンでしょうね……。

もしくは仕事しかしていない、というパターンでこうなっている人もいます。

 

頑張って節約するインドネシア人若手

最後に、聞いた話を元に、頑張って都会生活をするインドネシア人若手の場合。

費目 補足 費用(万円)
家賃 「寝るだけ」の最低限コス 0.5
水道・光熱費 コスなので発生せず 0
食費 全部屋台飯、一日400円 1.2
交通費 基本的にアンコットとバス。一日100円。 0.3
通信費 プリペイドで使った場合(300円でしのぐ) 0.03
交際費 週1回、少し贅沢なカフェでお茶会(単価500円) 0.2

合計2.23万円。この他に服飾費や消耗品費などが入ってくるとだいたい2.5万~3万円程度。

若手の給与(3~5万円)を考えるとこんなものです。

こう積み上げるといかに1000円というお金がローカルにとって大きいかがわかります。

 

結局はどこまで日本人らしく暮らすかどうかで変わる

色々と書いてきましたが、やはり日本人としてある程度のクオリティを保って生活するとなると、日本と同等かそれ以上の生活コストがかかってくるのは間違いありません。

家族連れで住む人の場合、家族には一定以上の生活水準を保証したいでしょうからそれなりに覚悟をしておいた方が良いでしょう(手当もあるでしょうが)。

一方、単身で住む場合は人によって多少差が出てきそうですね。主に家と食事の部分で数万円の差が出てくるでしょう。

 

インドネシア駐在生活に向けて役立つ書籍

実際に新生活に向けて情報を集めている方におすすめの本をご紹介します。

 

現地で日本人向けに発行されているフリーペーパー「ライフネシア」の編集部が編纂した生活者向けのマニュアルガイドブックです。

情報量が豊富なので、これ一冊あれば事前準備も生活開始後のちょっとした問題も解決するでしょう。

ジャカルタでは無料配布されていますが、日本では購入が必要です。ただ、2000円出す価値のある情報は詰まっています。

 

駐在ハンドブックとは違い、一人の目を通して見たインドネシアでの生活を語った本です。等身大なのでこちらの方がリアルに生活をイメージできるかもしれません。

筆者もこういう本を書いてみたい。

 

著者のお一人である渡邊さんは起業家の方でブロガーでもあります(私はブログからこの本を知りました)。起業家が書いているということもあり、マクロな視点で経済や市場を説明しています。生活というよりはビジネスマンとして読んでおきたい本ですね。

 

読んだことありませんが発見してしまいました。面白いのでご紹介しておきます。こんな本もあるんですね。

 

いろいろと書いてみましたが、まぁ結局は日本人としての生活をどこまで維持するのかで決まってきます

この記事が皆様のジャカルタ新生活を計画する何かしらの参考となれば、これ幸いです!

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