仕事・駐在・出張

執筆者: jakameshi

インドネシアの駐在員をがっかりさせない日本からのお土産7選

2018/05/14

お土産

前回の記事でも書いた通り、友人のジャカルタ駐在が決まりました。

ジャカルタ駐在で知っておくと精神ダメージを減らせる、仕事に関する7つの注意

「ジャカルタってどうよ?」という質問に対するアンサーソング、ならずアンサー記事として仕事に関する注意点をまとめましたが、その時もう一つ聞かれたことがあります。

「お土産、何欲しい?」

Good question ! 来る前に聞いてくれてありがとう!

 

日本から良かれと思って何か買っていっても喜ばれないパターンは多い

このお土産選びというのは意外に難しいですよね。というのも、海外には「実際に住んでみないとわからない感覚」が多いからです。

例えば直感的に「日本の食べ物が恋しいだろなぁ」と思われて”センベイ”とかを買ってこられても……。

いや、確かに嬉しいには嬉しいですよ、日本人ですから。曲がりせんべいとか、ヌレせんべいとかね。こっちじゃなかなか手に入らないですし。でもなんだかコレジャナイ感が漂います。

というわけで「駐在員への日本土産って何を持っていけばいいの?」を筆者&周囲の日本人駐在員の意見も含め、アンサー記事としてまとめました。

 

インドネシア駐在組にとってお土産は貴重な物資補給線

具体的な話の前に、我々を取り巻く状況を少しだけ補足します。

筆者が住むジャカルタは世界で2番目に都市圏人口が多い、一応「メガロシティ」の1つです(ちなみに1位は東京首都圏)。

とはいえここは新興国のインドネシア。思っていたよりも「物」がある、とはいえ品質が日本のそれとはまったく異なっていたり、価格が異常に高かったりします。

もちろん「手に入らないもの」もたくさんあるのですが、仮にこちらで手に入るものだとしても、ちょっとした不便さを感じてしまいます。

そんな我々現地労働者にとって、日本からの出張者や新任者が運んでくるお土産は貴重な物資の補給線だったりします。

相手が欲しいものを補給してあげることにより、現地の上司・先輩たちとのリレーション構築を大きく助けてくれることでしょう(●●君、わかってるね~、肩ポン!的な)。

もう一度言わせてください…。

その土地のお土産を買っていくというよりも、相手の生活に必要なものを補給しに行くという感覚が大事です。

 

インドネシアの駐在員に喜ばれるお土産リスト

駐在先によって事情は変わってくるのでしょうが、今回はジャカルタに赴任or出張が決まった際に「外さない」お土産をリストアップします。もちろん、客先訪問時のお土産でもOK。

インドネシアと書きましたがおそらく他国の海外駐在員全般にも通用する内容だと思います。

 

常備薬やサプリメント

長く住むほど必要になるのが薬やサプリメントです。日本では気軽に買えるものも、海を渡ると絶望的に買えません。現地でも薬は売ってるんですが、薬効が強すぎるんですよね。

一般的に誰にでも喜ばれるのが「風邪薬」や「胃薬」などの基本常備薬。特に風邪薬は風邪をひくとみんなで「お分けしましょうか?」となるほど貴重品です。

広く人気なのは「パブロン」。パブロンは日本帰りのインドネシア人も認めるほどの良薬ですよ(笑) お土産にするなら大き目のサイズが圧倒的に喜ばれます。

 

人によっては「ルル派」もいるので気を付けてください。

 

その他、相手が持病を持っている場合も薬は大変喜ばれます。

例えば筆者の場合「蓄膿症」が持病で、蓄膿症用の薬が欠かせません。いつもこの薬を頼んでいます。

また、知人で「痛風」持ちの人がいるのですが、ロキソニン系の痛み止めが相棒ということでした。先日は薬が切れている中で症状が出てしまい、ジャカルタで代替薬を探すのに手間取ったそうです。

 

薬やサプリ系は無くなって初めて必要性に気づきます。相手側に「薬とか必要ないですか?」と日本側から聞いてあげるとよいかもしれませんね。

 

シャンプーなどの衛生用品

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これは他の国でもある話だと思いますが、シャンプーやコンディショナー、ボディソープなどの衛生用品の質が日本と海外はまったく異なります。P&Gやユニリーバーなどが展開する世界的なブランド(パンテーンやラックスなど)でも中身はまったく別商品です。

それもそのはず、そもそも我々日本人の嗜好性が他国と異なっているのです。

海外全般、特に東南アジアは香り重視のアイテムが求められるのに対し、日本では洗い心地や洗った後の効果などを気にする傾向にあります。そのため、世界で展開するグローバルブランドも日本向け製品については日本国内の工場で生産していたりします(実はシャンプーとかだけじゃなく、洗濯洗剤も!)。

現地の水質が悪いこともありますが、さらに日本では考えられないくらい香料が突っ込まれているシャンプーで髪を洗うと、洗ってるのに髪の毛や肌が痛んでしうと感じているのは筆者だけではないはず。

特に女性の方で悩まれる方は多いのではないでしょうか?男性でも、現地のシャンプーは甘ったるくて好かん!という方がけっこういます。

この手のお土産を買う場合は銘柄まで確認する必要があるので、すでに相手と仲が良いこと前提ですが、なかなか気の利いたお土産になるでしょう。

ちなみに、もし筆者がお土産でもらえるならこれが欲しいです。

 

インドネシアにはメンズ向けのよいシャンプーが無いんです。あまい香りのシャンプーだとあまり洗いあがった気がしないですね。

 

調味料(個人的には麺つゆと本だし)

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日本では家庭に常備されていることが多い、これらの調味料。

もちろんインドネシアでも輸入品が販売されており、手に入りますが日本の2倍~3倍の値段がします。

お醤油やお味噌はまだマシですが、特に麺つゆが高い……。250mlで1,000円とかします。ということでお蕎麦を食べる時などは自分で麺つゆを作ったりもしますが、結局鰹節や出汁の元自体も高いので高くついてしまいます。

人によって少し意見が分かれるかもしれませんが、麺つゆってあらゆる日本食に応用できるのですごく便利なんですよね。

単身のそば好き男子はもちろん、家族持ちの方だと『奥様』が大変喜ばれるのではないでしょうか?上司を攻めると同時に奥方を攻めてみるのもありかもしれません。

筆者おすすめは、少しお高めの麺つゆです。もらった方は普段の麺つゆの4倍は嬉しいですよ。

 

 

あと嬉しいのは「本だし」です。本だしも売ってますが、海外に渡ると値段が…毎日使う調味料の値段じゃなくなるんです。

筆者も日本へ一時帰国した際はガッツリ大容量のものを買って持ち込んでいます。

 

 

虫除けグッズ

 

日本の研究開発力×潔癖症の国民性が生んだ最高の産業の一つ、それは虫よけ産業ではないでしょうか?日本と同じく、インドネシアにも様々な害をなす虫たちで溢れています。代表的なのは日本と同じく「蚊」そして「G」です。

特にGをその場で殺すのではなく、トラップ的に仕掛けて「巣まるごとやっつける系」のグッズはありがたい。

筆者がおすすめのG向け対策土産はこれです。日本最強とも名高いコンバット。

 

部屋を綺麗にはしていたのですがGが進入してしまい、急きょ日本の友人が来るときに依頼・補給してもらいました。「中国のGには聞かなかった」という周囲の前情報もあったのですが、ジャカルタのGには効果抜群!使用してから一度も出会っていません。

中国のGはケミカルな環境に適応しミュータント化しているのかもしれませんが、インドネシアのGはまだまだオーガニックで純朴なのでしょう。人と出会ってもあまり逃げるそぶりを見せません(東京の方が激しく逃げて動きます)。現地の人たちはけっこう手でつまんで捨てたりします。

 

高級レトルト食品

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一人暮らしの単身者にはこれです。

インドネシアでも日本から輸入品のレトルト食品が売っていますが、高い。普段日本だと100円で買えるレトルトパックに250円や300円出して食べるか?と言われると食べないですよね。だったらYOSHINOYA行くわ、となります。

でも、日本のスパゲティソースやカレーライスの味が懐かしいのも事実。日本風のカレーはなかなか食べられないし、食べても高い。スパゲティーも普通のレストランで食べると味気ないです(調味料としてなかなかワインを使えないので)。

単身者に対してはご飯のおかずになるレベルの缶詰や、レトルトパウチ食品は喜ばれるでしょう。

もし筆者がもらうのであれば、いっそのこと現地ではなかなか手に入らないレベルの「ちょっといい感じのレトルト」が嬉しいです。日本で200円のアイテムでも現地価値で600円くらい。日本で300円でも900円とかするかも?貴方が投下する価値に対して相手が喜ぶ価値も倍々ゲームで増えていくはずです。

例えばこんな横須賀カレーとか。

こんな缶詰とか。

日本で200円のアイテムでも現地で買うとしたらで600円くらい。日本で300円でも900円とかするかも?貴方が投下する価値に対して相手が喜ぶ価値も倍々ゲームで増えていくのがレトルト食品の魅力です(他のグッズも同じですが)。

ただ、インドネシア含め東南アジアの場合は「家にキッチンが無い」という単身者もけっこうな数います。そもそもご飯炊いていません…という。

そんな人たちにはこれです。まさに補給物資となる「レトルトご飯」。

レトルトご飯とおかずや缶詰をセットで渡せば、相手は心遣いに感動すること間違いなしです。

 

漫画・雑誌・書籍

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現地駐在員含め、現地で生活する日本人は活字に飢えています。今はインターネットがあるからまだマシではありますが、それでもあの「本をペラペラめくりながらゆっくりと自分の時間を過ごす」という贅沢は何事にも代えがたいものありますよね。

ジャカルタには日系の本屋もあるので買うには買えます。が、もちろん価格も高いし種類も少ないのです。

現在はKindleという電子書籍もありますが、まだまだオジサマで使っている方は少ないようにも感じます。また、Kindleでも買えないものってたくさんあるんですよね。筆者もKindleユーザーなのですが、新刊のビジネス書を買えずに辛い想いを何度か経験しています。

こちらも事前にある程度ヒアリングが必要なアイテムではありますが、ぴしゃっとハマればかなり喜ばれるお土産になるはずです。特に、男性駐在員向けならばゴルフ系の雑誌はかなり喜ばれます(皆さん週末はゴルフ三昧)。

雑誌は土産としてはちょっとしょぼすぎるかなー、という方は、インドネシアでは絶対売っていなそうなこんな本もネタとしても喜ばれるかもしれません。

 

日本米

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インドネシアは米食の文化を持っていますが、他国と同じく現地米は日本の米とは別物です。

日本米も現地で手に入りますが、日本からの輸入品はかなりお高くなっています。また、カリフォルニア産の日本米や、インドネシア産の日本米もありますが、土地が違うと味も変わってしまいます。日本で食べていたあの「程よい粘り」や「炊き立て白米の良い香り」はまったくしません。

筆者もゼラチン入れたり、御酢やゴマ油を足して炊いてみたり、あらゆる創意工夫を施しましたが「日本米」の美味しさは再現できませんでした。さらに、供給が安定していないため、普段使っている米がある日突然売り場から姿を消すこともしばしば。

そのような事情があり、日本米はお土産として一定のニーズがあります。県人会イベントの景品などでも、運営委員が少しずつ日本から持ち込んだ日本米が使われたりもします。普段から自炊頻度が高いご家族持ちの方などには特に喜ばれるのではないでしょうか?

10kgをいただくと申し訳ない気がするので(筆者がもらえるわけじゃないんですが)、下記のような2kgのブランド米あたりが丁度よいでしょう。

 

 

焼酎、日本酒、そしてワイン

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インドネシアは人口の9割がイスラム教で構成されるムスリム国家です。彼らは教義として酒を飲みません。最近の若い方などはOPENに飲む方もいますが、それでも公式には飲酒はNGとなっています。そんな国ですから、酒に対する風当たりが厳しい。

売っているところも限られていますし、エリアによっては販売すら禁止している地域も出てきました。さらに売っていたとしても問題なのはその高い税金。アルコール度数によって税率が決められていくので、ビールまでならまだ良いのですが、ワインや焼酎、日本酒、ウイスキーとなると日本の数倍まで価格が跳ね上がります。

例えばワイン。日本のコンビニで800~1,000円で買えるワインが店頭で4千円ほどします。ワインはまだリカーショップで買えるからいいのですが、日本酒や焼酎となると市販されているところすらほぼ見当たらず。主にお店で飲むことになるのですが、「下町のナポレオン」こと「いいちこ」がボトルで6~7千円くらいします。もはやただの「ナポレオン」です。

こういう事情もあり、多くの日系の居酒屋では「持ち込み」が許容されています。もちろん持ち込み代を払うのですが、それでも日本の価格で購入して持ち込んだ方が断然安い。

そして、当然ながら日系企業では「焼酎」を日本から持ち込むのが出張者や新規赴任者の暗黙の了解となっています。日本酒よりも保存が効き、ボトルキープもできる焼酎が好まれます。

一度大手で働く知り合いの方に、「もし新任者が焼酎持ってこなかったらどうなるんですか?」と聞いた際、笑顔で「うーん、まぁほとんどないとは思いますけど、仕事しにくくなっちゃうかもねぇ、あっはっは」なんて返され、大企業ならではの苦労を少しだけ垣間見ました。

人の移動が多い大企業ともなると、もはや仕入れ業者では?と思うほどのノウハウが溜まっていたりします。詳しくは書き(け)ませんが、持ち込みやすい時間帯や、空港ポーターの個人名(チップ渡せば荷物検査スルー的な)などなど。

ちなみに、持ってくるのであれば「紙パック」というのが駐在員の常識となっています。カバンの重さ的にも軽くなりますし、大きな声では言えないですが「酒」と思われないこともあります。さらに最強なのはこちらのようなパウチパックです。

場所を取らないことはもちろん、まったく酒には見えないですね。

 

無類の酒好きには焼酎よりも日本酒が喜ばれます。なぜならインドネシアではほとんど手に入らないからです。最近ではある程度有名な銘柄でも紙パックが売っています。たとえばこのサイズだと軽くて持ち込みでも引っかかりません(1L以下)。

 

そして最後はワイン好きの人たち。ワインも最近では1Lの紙パック品があります。紙パックとなると料理用のものや、変に飲みやすくしすぎたものもあるのでご注意を。

ある程度「ちゃんとしたワイン」の味わいを残したタイプを買っていくと良いでしょう。たとえば下記のワインだと、イタリアのサンジョベーゼ種を使っているので安くてもそれなりの味がします。

 

なんだか酒屋か!というくらい酒押しになってしまいました(笑) それくらいインドネシアの駐在員は酒に困っているということですね。

(一応書いておきますが、インドネシアへの酒持ち込みは一人一リットルまでと決まっています!持ち込み方法や持ち込む量は個人の責任で判断してください)

 

まとめ

ざざっと気の利いたお土産を集めてみました。振り返ってみると少し男性色が出ているかもしれませんね(笑)。どなたかこれに続き女性版!を書いてみるのも良いかもしれません。

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