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執筆者: jakameshi

そこは地獄の三丁目!?ジャカルタ渋滞Deathスポット10選

2018/02/01

ジャカルタは世界屈指の渋滞都市です。常に世界渋滞ワースト都市トップランキングを争っています。

先日も久しぶりに数時間の渋滞にハマり、もう耐えきれない耐え切れない耐え切れないことこの上なし。でも、住んでいるからには避けることはできません。渋滞も生活の一部ですから。


(冗談抜きに毎日こんな状況です↑)

せめて……

この渋滞の辛さをなんとか日本の方々に伝えられないだろうか?

ということで、完全独断ですがジャカルタ内でも「特にひどい」渋滞が起こりがちなスポットを厳選して紹介してみます。

あらかじめお伝えしておきますが、

  • リストアップした場所以外にも渋滞スポットは山のようにあります(今回は筆者と知人たちの独断)
  • このリストを見たからといって避けられるわけではありません(迂回路が無いから渋滞になるのです)
  • 日や時間帯によってはもちろん渋滞じゃない場合もあります

だけご留意ください。

 

もう一度言います。

 

このリストは何の解決策にもなりません(知ったところで避けられない)。

 

ジャカルタ在住の方々は日々の渋滞の辛さに想いを馳せていただき、共有してストレスを緩和してもらいたい…。日本の方々には少しでも渋滞のひどさが伝われば…というだけの記事です。

はまり込んだら血尿必至。

地獄のジャカルタ渋滞スポット集です。

ジャカルタの基本的な渋滞情報について知りたい方はこちらの記事もご参照ください。

▶ジャカルタの渋滞と道路事情

クニンガンのドクトルサトリオ通り(Jl. Dr Satrio)

シティウォークからスディルマン通りを横断し、降りた道路一帯部分です。

マス・マンシュール通り(Jl. K.H Mas Mansyur)からフライオーバー(高架道路)でコタカサブランカモール前まで抜ける場合は渋滞レスですが、その下の道を通らねばならぬ時、死のデスマーチが始まります。

抜け道もあるにはありますが、俗に言うジャランティクス(ネズミの道)が多く、抜けられません。下手に抜け道に逃げるとまさに袋小路に追い詰められたネズミ状態(逃げも隠れも、進むこともできない)

毛細血管が詰まるように地域全体が詰まります(あ~、脳梗塞とかってたぶんこんな感じなのか、と血液の気持ちになれます)。

最悪の場合は1キロ移動するのに60分とか冗談抜きにかかります。

 

クニンガンのラスナサイド通り(Jl.Rasuna Said)

スディルマン通りと並走するように、南北に伸びている通りがラスナサイド通りです。

ジャカルタのど真ん中ということでスディルマン通りと同じくオフィスビルが乱立しており、高級なレストランやワインバーなどもあります。

ただ、スディルマン通りとは違い規制も何も入っていないため渋滞放置プレイ状態

さらに、ラスナサイドと交差する、これまた渋滞通りのドクトルサトリオ通りからはラスナサイド通りを横断も右折もできません。

このためほぼすべての車がラスナサイド通りに合流します。

これはジャカルタ渋滞あるあるのうちの一つ

渋滞通りが渋滞通りに一方向に合流するとどうなるのか?

 

大渋滞になります。

 

クニンガンのドクトルサハルジョ通り(Jl. Dr. Saharjo)

クニンガン三連星(※)の最後の通りは、ラスナサイド通りの隣を縦に走るドクトルサハルジョ通りです。

※そんな通称はありません。ドムじゃあるまいし。

ココも渋滞の原因はラスナサイド通りとほぼ同じ。

ジャカルタ在住の方なら一発で理解いただけると思いますが、ココも合流時に右折できないんですね。

右折回避ルートを作るだけでジャカルタ中心部の渋滞はだいぶ解消されるんじゃないか、という気になってきました。

話戻します。

全左折のため、横の通りから右折したい車も一度すべてサハルジョ通りに入ってからUターンするしかない、という極めて非効率な事態が起きています。

この辺りの場合は横の抜け道もほとんど無いため、まさに一度入り込むと八方ふさがり。ひどい時はあまりに高密度でバイクすら進まない場合も。

できればあまり通りたくない…でも大通りなので通らざるを得ない時も多し。

 

空港から市街地へ向かう西ジャカルタの内環状線

2017年11月現在、スカルノハッタ国際空港からジャカルタ市街地へ向かうには道路を車やバスで走るしかありません。

そして使う高速道路も限られます。

みんな同じ道路を使うしかないのです。

市街地へ向かう際「詰まったら終わり」なのが西ジャカルタを走る内側の環状高速道路。

普段、スカルノハッタ国際空港からジャカルタ中心地までは早ければ40分かかりませんが、ここの高速が詰まると3時間かかります。

筆者のような在住者は渋滞に慣れているのでまだマシですが、日本からのゲストがこの渋滞にハマると悲惨です…。

以前日本から経営者の方をアテンドした際、見事に渋滞にハマりました。車中では何度も「もう来たくない…」と呟かれていたのが今となっては良い思い出です(彼にとっては苦い思い出でしょう)。

 

ただ、社長…

 

私のせいではありません(飛行機の到着時刻が悪かったんです…)。

 

帰宅ラッシュ時のチランダック(Cilandak)付近

ジャカルタは現在中心地からどんどん東や南へ成長していっています。

その成長の狭間に置かれているのが南にあるチランダック付近です。

新しいオフィスビルもバンバン建設中。

日系ブランド含む高級アパルトメントもジャンジャン建設中。

そして道路も鋭意建設中。

そんな建設真っただ中のエリアに車がジャンジャン入ってきます。

帰宅時ともなると近隣の車、遠方から入り込む車でごった返し。

巨大道路工事を背景に無数のテールランプがうつり込み、摩訶不思議なスペクタクルを楽しむことができます。

この「工事×テールランプの海」は発展著しい新興国の首都でしか見られない光景です、と言って楽しんで割り切るしかないほど酷い…。

 

夕方以降のファトマワティ病院通り(Jl. Rumah Sakit Fatmawati)

南へと開発が進むジャカルタ。ファトマワティと呼ばれる一帯も、MRTの駅ができることから発展が期待されるエリアの一つです。

ただ、南北に長く伸びるファトマワティ病院通りはエリアの発展待ちきれず、渋滞がすでに大発展しています。

夕方にもなると上りも下りも大混雑。

筆者はあまりこの通りを使わないのですが、稀に使ったその日が知人の結婚式。最悪なことに大遅刻しました。

大切な用事の際は別の縦ラインを使って動いた方が賢明です…。

しかし病院通りがこの状態で大丈夫でしょうか?緊急時に病院には辿りつけないでしょう。

 

タナアバン(Tanah Abang) のパサール前

ジャカルタには東南アジア最大級の布卸市場があります。その名もパサール・タナアバン。これがまた巨大なショッピングセンターで、巨大な渋滞の根元にもなっています。

シティウォークがあるマスマンシュール通りからタナ・アバンへ北上する方角はまさに鬼門

抜け道もなく、パサール・タナアバン前でUターンするまで逃げられません。

さらにパサール・タナアバン前は、ここはインドか?と見紛うほどのアジア感溢れる雑踏感(インド行ったことないのでイメージです)。

(ちょっと違いますが、これはインドのイメージ写真↑)

道の作りももはや説明不可能な状態で説明ができません。免許のテストに出ても答えがわからないレベルです。

ただここ、ナンバー規制やカーフリーデイでスディルマン通りが使えない際に使わざるを得ない場合もありまして。

もしこの道を通る場合は覚悟をして挑んでください。むしろ、「インド通り見学するか」くらいのゆとりを持ちたいものです(実際にインド人街も一部あるらしい)。

 

パンチョラン(Pancoran)の交差点

パンチョランの交差点にはまさに「カオス(混沌)」と呼ぶに相応しい光景が広がっています。

それもそのはず、元々渋滞の激しい各道路が非常に非効率な形で合流しています。

合流多すぎ。

なんでこんな作りにしてしまったのか…。まさに無法地帯。無法すぎてさすがにポリスが交通整備しています。

ポリスの効果はイマイチなのですが(整理してなんとかなるレベルじゃない)、こんな排ガスだらけの交差点の真ん中に立つポリスにはそれだけで感服いたします。

 

マンパン(Manpang)の交差点

マンパンは酷い。酷いです。酷すぎて何も言えない…。

中心地ではトップレベルの慢性的な渋滞地域。

マンパン通り自体はもちろん、元凶となっている合流部分の交差点はまさにアナザーディメンション

酷い時はまったく進まず、時が止められたのかと思いました。

引用:ジョジョの奇妙な冒険(集英社)

 

実はこの交差点、現在(2017年11月時点)抜け道となる地下道を建設中とのこと。

ご存知の通り、道路工事は痛みのある改革でして一時的にさらに悪化していますが、地下道完成後の渋滞緩和に期待です。時は再び動き出すのでしょうか。

[2018年1月23日追記]
なんと工事が進み車線が解放されたことにより若干渋滞が解消傾向にあるそうです。ほんとかな?でも念のために追記しておきます。

 

 

工業団地方面への高速

質!量!長さ!ともにジャカルタを代表する渋滞地帯はこの東西へ長く伸びる高速道路でしょう。

ジャカルタは東へもどんどん伸びています。インドネシアに関わる日本人なら一度は聞いたことがある「チカラン」「カラワン」。

ジャカルタを「東京」とするなら、チカランやカラワンは「千葉」くらい離れていますが、様々な事情によりジャカルタから通う方も多いはず。

さらに、ジャカルタで働いていてもビジネスアポにより工業団地方面へ移動する人も多いです。

筆者は幸か不幸か数えるほどしかお伺いしたことがありません。

最初に訪れた日のことは今でも鮮明に覚えています。

噂には聞いていた超絶渋滞エリア。

中心地から知人の車で移動したのですが、所要時間は2時間。

 

「(遅い…長い…そして尻が痛い…、これが噂のチカンペック高速渋滞か…これが毎日はさぞ辛かろう…)」

 

と心の中で呟いていたところ、知人から

 

「今日は全然マシですね。思ってたより早いわー」

 

の一言。

引用:賭博黙示録カイジ(講談社)

 

…圧倒的渋滞

 

日に日に悪化しているらしく、2時間から相場が3時間になりつつあるとのこと。酷い時は片道で3時間以上車の中なんだとか。

埼玉から東京へ通う超満員埼京線通勤も辛いですが、片道3時間、往復6時間超えの渋滞通勤とどちらが辛いのでしょうか…。

個人的には渋滞通勤の方が精神的に辛い気がしますね…。

 

例外編 スマンギ交差点(Semangi)

ジャカルタ中心部の代表的交差点であり、代表的渋滞地域でもあるスマンギの交差点。

まるで呪術の魔法陣。

長らく「タクシーの運転手ですら通りたくない超絶渋滞エリア」だったのですが、フライオーバーの稼働により最近はかなり渋滞が解消された印象です(あまり詰まった記憶がありません)。

このように、少しずつですが改善されている場所もあります、という事例でした。

 

最後に

公共交通網が超絶発展している日本とは異なり、新興国の首都ジャカルタで生きる我々の生活は渋滞と共にあります。

日本の電車とは違い「電車の遅延を先読みして移動しなさい!!」というレベルでは無いんですね、これが。

もちろんジャカルタで生活する我々はそれを言い訳にして「遅刻上等!非生産的なのもしょうがないじゃん!」と仕事をしているわけでは無く、その中でも最善を目指して仕事をしています。

ただ、それでも、どうしても、その日のスケジュールが遅れたり、アポに間に合わない時もあります。そんな時は「お互い様」と相互許し合う気持ちを持っておきたいものです。

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