仕事・駐在・出張

執筆者: jakameshi

ジャカルタ生活一年後あたりで感じていた日本の何でもない幸せ5つ

2018/02/01

海外で生活していると日本では見えなかった様々なことに気づかされます。東南アジアで生活している方の多くが感じるかと思いますが、「幸せの閾値が下がる」という話をよく聞きます。

物質的な面、精神的な面があるかと思いますが、その双方ともに考えさせられることになります(筆者はとても良い経験だと感じています)。

筆者が日本へ一時帰国したのはこちらへ来て一年以上経過してからなのですが、その際に感じたことを律儀にMEMOしていたようで、過去のノートから出てきました。

今ではこちらの生活にほぼ順応していますが、最初の一年間は日本との差を強く感じていたのかもしれません。と言うより、一年以上ぶりに日本に帰ったので日本の見え方がだいぶ変わっていたのでしょう。

これからインドネシアはじめ東南アジアに駐在・移住するぞ!という方のご参考となれば幸いです。日本で普通だったことは海外だとなかなか手に入らないものです。

 

コンビニで何でも揃うこと

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書いて字のごとく、日本のコンビニは究極の便利なお店です。都市圏だと歩いて数分の所にコンビニがあるのも当たり前で、何か足りないものを買いに行った際に「売っていないこと」が珍しい

コンビニについてはインドネシアはもとより、シンガポールのような先進国でも物足りなさを感じてしまうものです。

ジャカルタのコンビニはまだ個人商店のような雰囲気の場所も多く、お菓子やカップラーメンなど軽食と飲み物だけを扱うようなお店も少なくありません。

ここ1~2年は日系コンビニに刺激を受けてか現地系コンビニもカフェメニューを置くなど全体的に底上げされてきた感はありますが、それでも日本のコンビニに慣れてしまった身としては「こうだったらなぁ」と感じる点も多々。

ただ、コンビニは「売れ筋商品」を見極めて狭い場所で売っていくのが商売の肝。一般インドネシア人の求めるものに合わせると現状のラインナップでバランスが取れているのかもしれません。

 

普通に生活していれば栄養バランスを保てること

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孤独な男子の一人暮らしだったとしても、日本の食生活だとなかなか栄養不足にはなりません。ジャカルタで孤独な男子の一人暮らしをすると容易に栄養失調に陥ります。筆者は過去に貧血で動けなくなったり、目が見えなくなったりして体の危険を感じました。

日本の食事は安くて美味いことはもちろんですが、様々な食品がバランスよく散らばっているのが素晴らしい。一人暮らし用のサラダなどもコンビニや牛丼屋ですら安く買えますしね。

日本だと「一日30品目」摂る、というのが政府推奨の健康指標としてあります。インドネシアにも「4で健康、5で完璧」という標語が存在します。これはお料理の数でインドネシアのお母さん方はこれを基準に日々の食事を考えるそうです。

ただ、インドネシアはご飯と肉中心の食事になりがちで野菜を幅広く摂る機会がなかなかなく、意識的に野菜を摂りに行かねばなりません。また、インドネシア料理が主体となると野菜以外の食品のレパートリーも限られます。香辛料は多いんですけどね…。

 

時間通りに動けること

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今さら述べることでもないのですが、インドネシア人の時間間隔は日本人と大きく異なりかなりラフです。前後10分程度のずれなんてずれのうちにも入らず、結果30分遅れでMTG開始などまだマシな方です。結局誰も来なかったなんてこともよくある話。

個人の時間感覚もそうですが、そこに世界最高峰の渋滞問題が並立します。一年も住めば道路の詰まりを予想して現実的なスケジュールを立てることができますが、そこに大雨や関係者の遅刻などが入り込むとどうしてもスケジュール通りに動けないことも多々。

渋滞に関して例えるならば、週に一度はゴールデンウィークのホリデー大渋滞に出会うような感覚でしょうか。

日本の交通システム、特に都市圏の地下鉄や電車網は本当に素晴らしい。先日、日本の駅員さんが電車遅延を客に詰められて逃げたなんて話もありましたが、それくらい大目に見てあげては…と思うほど交通関係各社は日々頑張っていますよね。

分刻みで動けるというのは捉えようによってはストレスになることもあるのでしょうが、動けないよりは動けた方がやはり良いと思います。

 

水道水が超絶的に綺麗だということ

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これは最初に東京へ帰った時に感じたのですが、日本の水道水は本当に綺麗ですね。普通の生活をしているだけでお肌の調子が良くなり、髪の毛がサラりとしてきたのを強く覚えています。

筆者は田舎出身で、東京に出てきた時は「東京の水は不味いし、風呂に入ると肌が痛い」なんて感じていたものですが、どんだけオーガニックな環境で育ったんだよお前は、と突っ込みたくなります。

世界的に見ると水道水を飲める国なんて数えるほどしかなく、そんな水をお風呂で使えるのですから東京で生活していたとしてもミネラルウォータで体を毎日洗ってるようなものなんですよね(水道水が飲めない国の感覚から考えると)。

髪の毛の指通りが良くなり、お肌のキメも良くなる。さらに洗濯物がキレイに洗えて、しかも飲める。インドネシアの友人も、日本に行った人は口を揃えて髪の毛や肌の調子が良くなったと言います。

ちなみに日本で一番水道水がキレイなのは静岡県だそうです。ということは実は秋田ではなく静岡の女性に美人が多いのかもしれませんね。

 

バスタブにお湯が溜まること

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日本から一歩外に出ると「湯船」に浸かれる機会がめっきりと無くなります。文化的な違いでバスタブが無いという理由もあるのですが、ジャカルタでのもっと大きな問題は「お湯が溜まらない」ということ。

筆者の家にはバスタブが無く、日本人ですからやはり風呂に入りたくなります。一度郊外へパートナーと旅行へ行く機会があり、必至に「バスタブあり」のホテルを探しました。

無事到着して湯船に湯を張ります。数カ月ぶりの風呂、に心躍らせて風呂へ飛び込んだところ「ぬるい……」。湯というより生ぬるい水に近い。

インドネシアは首都のジャカルタといえども「ボイラー」設備が整っておらず、部屋づけの給湯器を後付けして対応している場合がほとんど。給湯器の質も良くはなく、途中でボイラーの体力尽きて水になってしまう場合も多い。

小さいお子さんと一緒に赴任していた筆者の知り合いは、「子供と風呂に入りたい」という一心で自宅にバスタブを購入したが同じ状況に陥ったそうです。

ただ、彼はそれでもあきらめず、ドラム缶を調達してきて五右衛門風呂の様に湯を沸かし、そこからバスタブに移すというシステムを自前で構築していました。父親の家族に対する愛は強し。

 

まとめ

てっきり「酒が安くて素晴らしい!」なんてメモが出てくるかな、と思いましたがそこはまったく触れられていませんでした(インドネシアはビール以外の酒税がとにかく高い)。

酒は嗜好品ですから高いと自ずと酒量も減り、最適化されるのかなと感じます。思ったよりも自分の人生でインパクトが少ないのかもしれません。

それよりも一時帰国すると日々の何気ない生活部分の方に素晴らしさを感じます。3年経過して現地に順応したとはいえ、やはり熱い風呂に対する渇望は消えません。今でも日本に帰ったらどこよりもまず「熱々の銭湯」に行きます。

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