スマートフォンやSNSが浸透した現在、旅行先や出張先でのWi-Fi確保は最重要事項です。
この記事ではジャカルタのWi-Fi事情と、旅行時のレンタルWi-Fiの必要性についてまとめています。
また、おすすめのレンタルWi-Fiも最後にご紹介しています。
もしおすすめのレンタルWi-Fiだけとりあえず知りたい!という方は下記をクリックして記事を飛ばしてください。
本記事の目次
ジャカルタ市内のWi-Fi事情
ジャカルタでは場所は限られますが、フリーWi-Fiを使える場所が多数あります。
フリーWi-Fiがある場所と使い方
国際便が到着するスカルノハッタ国際空港ではフリーWi-Fiを提供しています。空港提供のWi-Fi以外にも、飲食店へ入れば各テナントが用意しているWi-Fiを使用することも可能です。
また、街中でもショッピングモールに入っているレベルの飲食店であればほぼ確実にフリーWi-Fiを提供しています。

店舗ごとにパスワードを設定していることがほとんどなので、入店時にWi-Fiパスワードを確認する必要があります。
「Ada wifi(アダ ワイフィ)」→Wi-Fiありますか?
「Wifi Password apa(ワイフィ パスワード アパ)?」→Wi-Fiのパスワードは何ですか?
というインドネシア語を覚えておけば確認可能です。
インドネシア語でパスワードが設定されている場合、旅行者には耳だけで聞き取ることはほぼ不可能なので、紙とペンを差し出して
「Minta tulis ke sini(ミンタ トゥリス ク シニ)」→ここに書いてもらえますか?
とリクエストする方が無難でしょう。
飲食店以外にも、ほとんどのホテルにフリーWi-Fiは常備されています。
部屋で使えるかどうかはホテル次第ですが、ロビーにはほぼ確実にWi-Fiがあります。
使い方は飲食店の場合と同じで、パスワードを訪ねて使います。
使用できないこともある
ホテルでは稀ですが、飲食店の場合は使えないことも多々あります。
Wi-Fi自体が故障して使えないこともあるし、アクセス過多で接続できないこともあります。
また、稀に相性の問題で接続できないこともあります。
一度接続できなかったとしても、数度繰り返すと接続できることもあります。また、客数が少なくなると使えるようになることもあります。
正直これは運次第です。
情報の盗難にはご注意を
日本の場合は無料でWi-Fiを使う代わりに個人情報を登録する必要があったりします。
インドネシアの場合はパスワードだけなのでそれはあまりありません。
ただ、無料で不特定多数が使えるということはリスクも伴います。
悪意のあるユーザーがデータでやりとりしている個人情報を盗む可能性もあります。
飲食店で無料Wi-Fiを使う場合、機密度の高い情報はやり取りしない方が懸命でしょう(銀行での振り込みなど)。
もし心配な方はVPNというサービスを使うことでセキュリティ環境を向上させることができます。
VPNとは、通信事業者の公衆回線を経由して構築された仮想的な組織内ネットワーク。また、そのようなネットワークを構築できる通信サービス。企業内ネットワークの拠点間接続などに使われ、あたかも自社ネットワーク内部の通信のように遠隔地の拠点との通信が行える。(引用:e-words)
独自の仮想ネットワークを構築するので内容を第三者に読み取られるのを防ぐことができます。
VPNについては過去にまとめているので、気になる方はそちらをご参照ください。
動画配信サービスを使う場合を想定した記事ですが、セキュリティ目的でも考え方は同じです。
観光や出張の場合、街中のフリーWi-Fiだけでは不十分
正直なところ、旅行者・出張者という状況を考えた際に街中のフリーWi-Fiだけでは不十分です。
なぜなら「本当に必要な時に使えない」からです。
ジャカルタ滞在時にWi-Fiが必要なシーンを考えてみましょう。
タクシーの中でこそ使いたい
ジャカルタ滞在中に最もWi-Fiを使いたいシーンは「タクシーの中」です。
ジャカルタの道路状況は複雑な構造になっています。
さらに、ジャカルタのタクシードライバーは日本とは異なりトレーニングを受けていないことも多々。
そのため道がわからず、ドライバーが誤った方向へ進むこともあります。
また、運が悪いと故意に遠回りするような悪質なドライバーにつかまることもあります。
そのような状況に途中で気付くためにも、移動中に自分の場所と目的地を確認できた方が安心で安全です。
人と話す際に翻訳ツールを使いたい
バリのような世界的観光エリアでがはないジャカルタでは、少し街中へ降り立つと英語は通用しません。
観光的な場所を訪れたとしても英語が伝わらないことが多々あります。
その際に役立つのがスマートフォンの翻訳系アプリです。
オフラインで動くものもいくつかありますが、インドネシア語の場合は英語と異なり充実はしていません。
インターネットへ繋ぎ、Google翻訳などで細かく翻訳できるのがベストです。
日本からのWi-Fiレンタル利用が安くて簡単
フリーWi-Fi以外の選択肢を考えてみます。
ジャカルタで旅行者がインターネットを使う方法は全部で6つあります。
- 現地ポータブルWi-Fi(Boltというサービスが有名)を現地で買って使う
- 現地携帯とSIMを現地で買って使う
- 日本からSIMフリー携帯を持っていき、現地でSIMを買って使う
- 現地空港で現地ポータブルWi-Fi(Boltというブランド)をレンタルする
- 日本の携帯電話を「パケ放題」で使う
- 日本で海外Wi-Fiをレンタルし、現地に持っていく
1~3は手間もかかり難易度も高いため旅行者にはおすすめしません(頻繁に旅行や出張に来る場合はおすすめです)。
4は現地空港で手続き可能ですが、インドネシア語が多少必要なのと、トラブルが起きた際に100%インドネシア語対応になるので旅行者にはおすすめしません。
5は手続きこそ楽ですが一日3,000円という価格が高すぎるので私費では厳しいです。
結果として、6の海外Wi-Fiレンタルがおすすめとして残ります。
もう少し細かく海外Wi-Fiレンタルの利点を書きます。
レンタル費が一日数百円
海外Wi-Fiレンタルは最安値の相場が決まっており、インドネシアの場合最安値の3G回線プランを選べば一日680円程度で利用可能です。
また、複数名で利用可能です。もし2人旅であれば一人一日340円程度、3人旅であれ230円程度。こうなると1人生ビール一杯以下の金額です。
利用容量を増やしたり、4Gにグレードアップしたとしても一日1,000円弱です。
役立つ備品がついてくる
大手の海外Wi-Fiレンタルでは「モバイルバッテリー」がついてきます。あらかじめ充電しておき、持ち歩くことできるバッテリータンクのことです。
このバッテリータンクはジャカルタ生活でも必須(もちろん観光でも必須)アイテムです。
また、充電用のコンセント変換プラグもついてきます。
こちらも買うと2千円程度するものですから無料オプションで借りられるのは大変お得です。
直前でも手続き可能で受取返品も楽
出発日の直前でもオンラインで申し込むことができ、自宅で受け取ることもできますし、出発時に空港で受け取ることも可能です。
筆者が日本にいた時代は面倒なので空港で受け取り、空港で返していました。受け取りや返送場所も申し込み時にオンラインで設定できます。
万が一何かあった際は日本語対応
これが旅行者にとっては一番大きいです。
現地の会社からレンタルなどするとトラブル時はインドネシア語になりますが、日本の海外Wi-Fiレンタルを使った場合は日本語で対応してくれます。
海外レンタルWi-Fiのおすすめはこの2社
ジャカルタで使えるレンタルWi-Fiはどれなんだ、という話になります。
いくつか選択肢はありますが、この大手2社のどちらかを選べば間違いありません。
価格は両社ともほぼ横並びで、頻繁に展開しているキャンペーン次第で優劣が決まる程度です。
両社のホームページを確認し、キャンペーン情報確認後にお得な方を選べば間違いはないでしょう。
ご参考までに両社の情報を一覧にしておきます。
盗難保険はクレジットカードがあれば必要ない
申し込みの際に盗難保険などのパッケージに登録するかどうかで価格が上下します。筆者は最安値にこだわるため過去に一度も保険登録したことがありません。
旅行時の盗難についてはクレジットカードの盗難保険があれば補てん可能です。
また、利用時は必ずWebで事前予約をしてから受け取るようにしましょう。当日飛び込みでカウンターを訪れてもシーズンによっては在庫が切れてしまうこともあります。
一度海外でレンタルWi-Fiを使うと便利すぎて病みつきになります
ポータブルWi-Fiありの海外旅行は一度体験すると病みつきになります。
筆者も海外旅行ビギナー当初はケチって使っていませんでしたが、現在はもう手放せません。
いちいちWi-Fiポイントを見つける間の不安を感じず、日本と同じようにいつでもネットにアクセスできます。
Wi-Fiの力で難易度が高いジャカルタの旅も充実した楽しいものになるはずです。
必要な方はぜひ公式ページで安いプロモーションを探してください。