ジャカルタへ旅行を考えている皆さんへ、現地生活者の視点で日本から持ってきた方がよいものをリストアップしています。
ジャカルタは大都市なので現地調達できるものも多々ありますが、売っている場所を見つけるのが難しい。
貴重な滞在時間を使うのはもったいないので、可能な限り日本で準備万全にした上で出発することをおすすめします。
本記事の目次
変換プラグ

出張でも旅行でも、今やスマートフォンやタブレット端末をどこへでも持ち出す時代になりました。
インドネシアの電源は日本と異なる丸型穴のCタイプです。また、電圧も日本とは異なります。
必ず変換プラグや変圧器を準備しましょう。詳細は下記の記事をご参照ください。
モバイルバッテリー

ジャカルタ観光ではスマートフォンが必須です。現在地の確認、タクシーでのナビ、訪問先でのコミュニケーションなどで大活躍します。
逆に言えばスマートフォンの電源が切れてしまうと旅の面白さが半減どころか、ホテルへ帰ってこれない可能性すら出てきます。
移動中に長時間タクシーに閉じ込められることも想定されるため、必ず持ち歩けるタイプのモバイルバッテリーを準備すべきでしょう。
ホテルはもちろん、ちょっと立ち寄ったカフェで電源があればすかさず充電しておき、持ち歩きましょう。
複数名での旅行でも、誰かが持っているとものすごい重宝します。
ただ、1点だけ注意があります。
某韓国メーカーのパワーバンク爆発事件があってから、各飛行機会社で「モバイルバッテリー(パワーバンク)の持ち込みに関する規制」が入るようになりました。
国際線では航空会社によってばらつきがあるもの、おおむね100~160Whのモバイルバッテリーしか飛行機に持ち込めないことになっています。
厳しい航空会社だと100Whまで、つまり100Wh以下のモバイルバッテリーに収めておくのが安全です。
100Whをモバイルバッテリーでよく使われる表示のmAhにすると約27,000mAhです。
まぁ安全に25,000mAh以下のものを選べば大丈夫でしょう。
1人用で、充電が切れかけたスマートフォンを一度だけ復活できれば十分という場合はコンパクトタイプ(10000mAh)でも十分活躍してくれるでしょう。
レンタルWi-Fi

ジャカルタの飲食店ではフリーWi-Fiを提供しているお店も多いですが、実際にジャカルタでWi-Fiが最も必要になるのは移動中のタクシーの中です。
タクシードライバーの質が低いため、地図アプリを開きながら場所を確認しつつ移動した方が賢明です。
また、買い物時の翻訳アプリもオンライン型の方が役立ちます。
できればレンタルWi-Fiを準備した方が良いでしょう。
Wi-Fiに関しては下記の記事をご参照ください。
▶ジャカルタ観光でのWi-Fi事情とレンタルWi-Fiの必要性
強力な虫除けグッズ

ジャカルタはじめ、インドネシアはとにかく蚊が多いです。
首都ジャカルタでは、マラリア感染の危険性はほとんどありません。しかし、最近だとジカ熱やデング熱感染の危険性が高まっています。
特にデング熱は多く、在住日本人の中でも感染したケースを耳にします。
虫除け製品の強さは「ディート」と呼ばれる化学成分の過多で強さが決まります。
日本製品でもよいのですがディートの量規制で薬効が弱かったりします。
東南アジア旅行では輸入品の「ウルトラソン」がおススメです。管理人も日本を出る前に医者から推薦されました。
ディート含有量の高い海外製品は手に入りにくくなっています。
ということで、国産最高のディート含有量を誇る「プレシャワー」を強くおすすめします。
海外製品に匹敵する強さを持っています。
長袖

インドネシアは南国ですが、ジャカルタ観光では必ず持ち運べる長袖を準備してください。
年中夏なので外気温は常時30程度ですが、建物の中へ入ると強力なエアコンが襲ってきます。
特に高級ショッピングモールは寒く、設定温度が「18℃」になっているお店もあります。
また、タクシーの中、現地ツアーを使うのであれば移動用バスや飛行機の中も温度設定が低いです。
南国旅行で風邪をひいてしまうほどつまらないものはありません。
持ち運べる防寒対策をしましょう。
文庫本やキンドル

ジャカルタでは渋滞に巻き込まれることも生活の一部です。旅行者と言えども運が悪ければ数時間の渋滞に巻き込まれる可能性もあります。
モバイルバッテリーやポータブルWi-Fiを持っていたとしても、渋滞時に電源が切れてしまうこともあるでしょう。
その際に小さな文庫本や電子書籍のキンドルが1つあるだけで渋滞のつまらない時間を有効に使うことができます。
ポケットティッシュや除菌式ウェットティッシュ

ジャカルタのトイレにはまれにトイレットペーパーが無いことがあります。
また、ウォッシュレットに慣れていない方が多いせいか、洋式トイレのスペースや便座が水でビショビショに濡れていることも少なくありません。
その際に大活躍するのがポケットティッシュです。
できれば大き目のティッシュが入っていると便利です。
除菌式ウィットティッシュも持ち歩いておけば何かと使う機会は多いでしょう。
翻訳・辞書・地図アプリ

現地ガイドやコーディネーターが付くような贅沢な旅では必要ありませんが、そうでない場合は言語系のアプリの準備をおすすめします。
首都のジャカルタと言えども街中で英語はほとんど通じません。
困った際にも(例えばトイレに行きたいけど紙が無いからティッシュを買いたい時など)、アプリを使えばなんとか乗り越えられるでしょう。
緊急時でなくともぜひ一言二言インドネシア語で挨拶してみてください。フレンドリーなインドネシア人たちとの会話を楽しむことができるでしょう。
また、現在地と目的地の位置関係を把握できる地図アプリも必須です。
折りたたみ傘

11月~4月の雨季にジャカルタを訪れる際は折り畳み式の傘を持ち歩いた方が賢明です。
ジャカルタの雨は大陸のスコールとは異なり、長時間降り続けます。
「やむまで待つ」なんて悠長なことを言っていたら貴重な半日が潰れます。
傘を常にバッグに忍ばせ、限られた滞在時間を存分に活用しましょう。
ビル風が吹くこともあるので、軽さと丈夫さを兼ね備えた傘が良いでしょう。
往復分の航空券

意外に知られていませんが観光目的でインドネシアへ入国する場合、片道チケットでは入国できません。必ず往復分のチケットが必要です。
片道分のチケットしか持っていない場合は出国当日に日本の空港で高い航空券を買う羽目になります。
ツアー申込の方は心配ありませんが、個人旅行で訪れる方はご注意ください。
もちろんパスポートもお忘れなく!
まとめ
ジャカルタ旅行で準備しておくべきものを10点ご紹介しました。
最後の航空券は「何を今さら…」と思われた方もいるかもしれませんが、個人旅行の場合片道切符で旅立つ人もいます。
日本から行く場合も、他国から周遊でジャカルタ(インドネシア全域)に行く場合も、必ずインドネシアを出るチケットが必要なのでお気を付けください。
万全の準備で最高の旅を満喫しましょう。