ジャカルタの超実力派コーヒーショップ、タナメラコーヒー(Tanamera Coffee)
2018/02/01

インドネシアで生活するメリットの一つに「美味いコーヒーを安く飲める」ということがあります。
それも当然。インドネシアは世界第4位のコーヒー豆生産量を誇るコーヒー大国です。
ひと昔前は美味しい豆はすべて海外に持っていかれていましたが、最近ではインドネシアンプライドとでも呼ぶべきか、自国を愛する若者達が美味しい豆を美味しく焙煎して国内に提供しています。
そういうこだわりのあるお店でコーヒーを飲み慣れると、世界的なチェーン店のコーヒーは価格不相応だなと感じ始めて飲めなくなってきます(このくだりはどうでもいいですね)。
そんなこだわりカフェの代表格が今回紹介するタナメラコーヒーです。
タムリン裏道発祥のカリスマコーヒーショップ
「ジャカルタで一番美味いコーヒーショップはどこ?」とインドネシア人に聞くと3人に1人くらいは必ず「タナメラ」と返ってきます。
2013年創業。その後、2015年開催のメルボルン国際コーヒーエキスポにて、初参加ながらも、国際コーヒー賞国際焙煎部門で優勝。
今やジャカルタを代表するコーヒーショップと言っても過言ではないでしょう。
インドネシア人から外国人まで、もちろん日本人も魅了するこだわりの一杯を提供しています。
今でこそパシフィックプレイスに入っているので見つけやすいお店となりましたが、一号店はタムリンの裏通りにあります。
タムリンシティの隣にある、タムリンシティオフィスパーク(THAMRIN CITY OFFICE PARK)という「ルコ」の一角です。
表通りではなくこんな隠れた所に店を構える辺りが男心をくすぐります。女心もくすぐるかもしれません。
連日超賑わいで…
こんな裏通りにありながらも一号店は連日大賑わい。
午前中から夜まで客足がなかなか途絶えません(それもあってなかなか撮影ができず、ブログに書くのもずいぶん遅くなってしまいました…)。
一歩中へ踏み込むとコーヒーの香ばしい香りが漂います。
それもそのはず、この一号店には超巨大なロースターが設置してあり、大量の豆を自家焙煎しているのです。
焙煎された豆は店内でも利用されますし、タナメラコーヒーから直接豆を購買しているお客さんに届けられます。
Webサイトから購入することも可能です。
世界で評価されたマラバル・ナチュラル
コーヒーの価格はだいたい一杯25,000~40,000 IDR。
きっちりトレーニングされたバリスタも常駐しており、ラテアートもお手の物です。
ラテアートもかわいいのですが、コーヒー好きであればやはりシングルオリジンでガツンと豆のキャラクターを楽しんでみるのがよいでしょう。
中でも絶対に試してほしいのが、国際コーヒーエキスポで銀メダルを取った「マラバル・ナチュラル(MALABAR NATURAL)」です。
筆者の貧しいボキャブラリーでは伝える自信がないので、ぜひお店で体験してみてください。
まとめ&店舗データ
現在はジャカルタとタンゲランに全5店舗の展開となっていますが、ここではシンボル的なお店でもあるタムリン店を記載しておきます。
朝から美味しいコーヒーを飲めば、その日一日がきっと特別なものになります。
店名:Tanamera Coffee
所在地: Thamrin City Office Park Blok AA No. 7, Jalan Kebon Kacang Raya, Tanah Abang,Kota Jakarta Pusat
電話: +62 21 29625599
営業時間:7時00分~20時00分
この記事を書いた人

- ジャカルタ飯の主宰です。生活・仕事・観光・ご飯、ほぼ全ての記事を書いています。
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