ジャカルタに数年住んでいると強く感じるんですが、ジャカルタの飲食店の入れ替わりは本当に激しいです。
筆者が当ブログを下記始めた数年前…5年前くらい?はセノパティでPipiltinがブイブイ言わせていたころ。今は無きCacaoteというスイーツ押しのレストランもありました。


三国志も顔負けなくらい群雄割拠のジャカルタ富裕層向けマーケット。
そんな中でも最近目立っているのはRRチョコレートです…
とか知ったかぶりしてますが、近所の散歩コースに突如できていたので凸してきただけです。
City Walk近くに引っ越してきたばかりの人には参考になるかもしれません。
Sahid Hotelの一角に突如できたRR Chocolate
RR Chocolateはセノパティ店が先だったかと思いますが、気づいたら近所のスディルマン通りにOpenしていました。なんとGrand Sahid Jaya Hotelの一角に。



Grand Sahid Jaya Hotelは高級というイメージこそないですが、いちおう内資系ホテルグループとしては歴史が深いホテルです。
ホテルの雰囲気からは階段2~3段すっ飛ばしている気もしますが、確かに場所はかなりStrategicであることは間違いない。
City Walkの周辺ってもっと盛り上がってもいいような感じを出しつつも、いまいち煮え切らないエリアだったりします。
そういう意味ではRR Chocolateの目の付け所はとても良いのかもしれません。
地産地消のインドネシア産カカオによる高級チョコレートショップ
筆者の中で火種はMondo, 拡大のきっかけはPipiltinかなと思っているのですが、最近増えましたね、インドネシア産チョコレート。
インドネシアはカカオの生産量が多いのですが、品質管理と加工技術が至っていなかったのは有名な話。
そこに目を付けた外国人が原料を美味しく加工し、付加価値を付けて販売。
そして地元を盛り上げたいのは人間の常。そこに続けと最近はインドネシア人たちが付加価値を上げるべく切磋琢磨している印象を受けます。
店頭で聞いた限りではRR Chocolateもインドネシア産カカオを使用しているようです。
それにしても美しいですね。



いくつか自宅用にチョイス。

ただ、ぶっちゃけ筆者にはこれらの作りこまれたチョコレートより、ピュアにカカオの味が楽しめるブロックチョコレートの方が口に合いました。
この日は無料試食品もあり。

店内では酒が飲めるぞ
店内はレストランとしても営業しており、食事がとれることはもちろんのこと、なんとバーカウンターまで併設されています。


甘味をさかなに酒が飲めるのはいいですね。ここまでチョコレート推しだと、チョコレートつまみにきっついウイスキーを流し込む…なんてことをやりたくなりますね。
ただし、そこは高級チョコレート×一応5つ星ホテル内(4つ星?いずれにせよホテル内)…お酒はそれなりのお値段します。


ここにフルサービスチャージ(推測)とVATがかかるので、21%UP。
本気で飲み食いするとそれなりの額は飛んでいきそうですね。
ですのでチョコをさかなに軽く一杯飲み直しますか…(はしご酒)みたいな使い方がいいのかもしれません。
まとめ&店舗情報
これからもRR Chocolateのような、インドネシア産チョコレートを使った高級ラインを攻めるお店は増えていきそうですね。
インドネシアのチョコレートも、いつかベルギーのように「高級チョコ」の座を狙える日が来るのでしょうか?
とりあえずマグナムアイスとコラボしてインドネシア産チョコレートシリーズを作ってもらえばいいんじゃないですかね。
インドネシアはユニリーバと所縁が深い国でもあるし。でもその辺の「足並み」が揃わないのはインドネシアのご愛敬です。
まずは個別事業社の頑張りに期待ですね。
蛇足ですが…チョコレートカウンターに並んでいるチョコレート、お持ち帰りだとVATがかからないのですが、店内で頼むとどうなんでしょう?
誰か試してみてください。
店舗情報 | |
店名 | The RR Chocolate at Sudirman |
所在地 | Jl. Jenderal Sudirman No.Kav. 86, RW.11, Karet Tengsin, Kecamatan Tanah Abang, Kota Jakarta Pusat, Daerah Khusus Ibukota Jakarta 10220 |
電話 | 02139703339 |
営業時間 | 店舗に直接ご確認ください |
Web | https://linktr.ee/therrchocolate |