こちらの店舗は現在すでに閉店してしまいました。残念ですね…。こちらの記事はひと時のジャカルタの記憶としてご覧ください。コンセプトの面白いカフェだったのですが…惜しいカフェをなくしました。
筆者は日本にいた頃、東京の世田谷区に住んでいました。
素敵なカフェが多いエリアで、週末には読みたい本を片手に朝早くからお気に入りのカフェで座席を確保し、半日ほど読書を楽しむ日もありました。
ジャカルタでもたまにそういう日を過ごしてみてもいいじゃない、と思います。そしてついに静かに引きこもれそうなカフェと出会いました。
クマンの細道にひっそりとたたずむ物静かなカフェ
ことジャカルタだけに話を絞るのであれば、カフェは「足し算」の美学が主流な印象です。「おしゃれ」「ファッショナブル」「フォトジェニックな一杯」など。盛り場的な賑やかな場所が多いですね。
それもいいんですが、日本の「喫茶店」的な「引き算」の美学が溢れる静かな場所が欲しくなる時もあります。
そういう場所じゃなかろうか?とチェックしていたカフェにようやく訪れることができました。
その名も「Reading Room」。
クマンの比較的静かな細道、Jl. Kemang Timur Rayaにあります。
膨大な蔵書とBGMに囲まれて
もう、その名の通りお店のコンセプトは「読書空間」。
一歩味を踏み入れると膨大な量の蔵書が壁一面に敷き詰められ、独特の神保町的雰囲気(←古本の聖地)を醸し出しています。
有名作家オーナーさんの個人コレクション!
あまり本を読まないイメージのインドネシア。
こんなに本好きの方は誰?と気になって調べたところ、オーナーはインドネシアの作家&映画監督のRichard Ohさんという方でした。
Richard Ohさんは米国で英文学の学位を取得された後、帰国して作家として活躍。小説から映画まで幅広く活躍されています。
細かく見てはいませんが、蔵書は本当に様々な種類の本がありました。英語の本も多いので、英語が堪能な方はコーヒーが飲める図書館として使えるもしれませんね。
店舗情報&まとめ
まさに読書家による読書家のためのカフェ。
ただ、訪れたのは平日だったこともあり、店内は数名パラパラと「仕事人」が集まっておりました。さながら店内は「コワーキングスペース」。
ただ、この店を選んでいるだけあり全員非常~~~~~~~に静か。
かく言う筆者も読書ではなく思い切りラップトップ開いて作業していたのですがとても快適でした。
次回は週末に文庫持参で朝から引きこもってみようと思います。
店舗情報 | |
店名 | The Reading Room |
所在地 | Jalan Kemang Timur No. 57 A-B, Jakarta Selatan, DKI Jakarta, Daerah Khusus Ibukota |
電話 | +62 857-7727-7449 |
営業時間 | 10:00-24:00 |
Web | http://thereadingroomjkt.weebly.com/ |