さてさて、まず初めにこちらのトレーラーをご覧ください。
こちらはVision+というMNC系列の動画ストリーミングサービスで制作されたドキュメンタリー「Once Upon a Time in Chinatown」というシリーズのトレーラーです。
ジャカルタで最も歴史のあるエリアの一つ、コタの「食」を掘り下げる非常に興味深い番組です。
コロナの最中にこれ観てたんですよね~
で、いよいよ自由に移動できるようになったぞ!
ということで第一話に登場した伝説のローミー屋に突入してきました。
この手のお店はお付き合いしていただける人も選ぶので、天・地・人が一つになったタイミングでしか行けぬのだ。
70年以上経営する超老舗のローミー屋さん
今回のお店は「Lomie Amen Pinangsia」というローミー屋さん。
日本人が多く利用するLac Mei Cheがある通りをさらに北上したエリアにあります。
店舗はマジで普通の店。

油断すると見落としてしまいそう。
唯一目立つものはこちらのバナーです。

いや、これないとわからなかったかもしれない。
ちなみのこちらのお店は70年ほどこの場所で経営されているそうで、現在の店主は3代目。
おじいちゃんの代から毎日ローミーを作り続けてきたのかな?と考えるとすでに味わいが深いです。
おすすめはローミーのチャンプール!というかそれ以外の選択肢はないだろう
店内に閲覧用メニューはなく、聞けばメニューは以下3つ。
- ローミー
- ビーフン
- ナシ(ご飯)
具材はアヤム(鶏)かバビ(豚)かを選べますが、ここはもう迷わず全部乗せ(チャンプール)で行くしかないでしょう。
ちょっとご飯で豚を食べるのも良さそうでしたが、ローミーチャンプールをオーダー。
店内の調理スペースで肉がバシバシとカットされています。


そしてほんの数分で出てきたのがこちら。


食べた感想ですが、確かにこの豚は一食の価値ありですね。
柔らかくて味が染みている。
ローミーのソースは可もなく不可もない味でした。
でも逆にこの「ど真ん中な感じ」が長寿経営の秘訣だとも感じます。
特徴がありすぎると、どこかで飽きられる日が来るのだと思う。
筆者的にはテーブルに置いてあるサンバルをかけるのがおすすめです。
辛味が入ると一気に刺激的な味に。
まとめ&店舗情報
野菜・鶏・豚が入ったチャンプールにお水を1本頼んで1人あたり70K 弱。
水が10 K弱だとするとローミーだけで60K。
インドネシアの場合は豚料理になった瞬間にやはり価格は上がってしまいますね。
決して安い値付けではありません。
それでも愛され続けるのはやはり味への信頼なのでしょうね。
奥深きコタ…まだまだ掘り甲斐がありそうです。
コタ探検隊でも結成しようかな。
店舗情報 | |
店名 | Rumah Makan Lomie Amen Pinangsia |
所在地 | Jl. Pinangsia Tim. No.12A, RW.5, Pinangsia, Kec. Taman Sari, Kota Jakarta Barat, Daerah Khusus Ibukota Jakarta 11110 |
電話 | 08129600628 |
営業時間 | 7:30-15:00 (定休日無し) |
Web | N/A |