【2018年2月14日追記】
2018年2月に訪れた所、閉店していました。移転するか否かわかりませんが、閉店ステータスとしておきます。
ジャカルタ市内スディルマンエリアのシティウォークあたりは日本人が多く働くため居酒屋が豊富です。日本の味をいつでも楽しめるのは大変ありがたいことです。
ただ、オフィスビルやモール内で営業していることもあり、閉まるのが早い。
まあ日本の居酒屋も22時閉店というのは珍しくありません。問題は日本と違ってその後に飲み直せるバーが無いということ。
という課題感を持っていたのですが、なんとついにスディルマンエリアにも真夜中まで飲めるバーができました。
記事末尾に当ブログ限定のお得なクーポンチケットがついています。
本記事の目次
ミッドプラザ裏の隠れすぎスポット
日系企業も多く入るミッドプラザビルはご存知の方も多いでしょう。
その裏側、グランドサヒッドジャヤホテルの外周にSahid Food StrEATというフードコートがあります。

筆者はたまにここでランチを食べることも多いのですが、如何せん場所がわかりにくいのが難点。でも価格は安く、周辺の現地オフィスワーカーでいつも大賑わいです。
と、フードコートの話ではありません!
この隠れ家的フードコートのさらに中二階。超隠れすぎて気付かなかったのですがいつの間にやらBARがオープンしていました。
クラシカルなニューヨークスタイルの Lincoln New York Bar
フードコートのお店は7時くらいで閉まるのですが、フードコート自体は開いています。そして中へ入るとこんな看板が階段手前にあります。

ものすごく入りにくいのですが、勇気を出して階段を上がるとフードコートとは別世界の空間があります。




Lincoln New York Barという名のとおり、どことなくクラシカルなアメリカの雰囲気。
なぜここに?っと思わず突っ込みたくなるほど素敵な空間です。
高級ショッピングモールにありそうなお店ですね。
筆者は音楽が大好きなのてすが、音響設備もかなり良いもの使ってます。音楽が心地よい。
バンドが静か!
筆者は何度か飲みに行ったことがありますが、曜日によってはバンドが演奏しています。
ジャカルタのセノパティあたりだとロック系のバンドが多いのですが、嬉しいことにスタンダートジャズ系のバンド。
こういう静かめの演奏で飲めるところって、かなり敷居が高いイメージでしたがこんな身近にできたのは嬉しいです。
酔っ払ってリクエストしたら快くfly me to the moonを歌ってくれました。が、酔ってたので撮影できず。。
写真すらありません!申し訳ないです。。だって、毎回酔っているので(Barだから)。
濃いめでパンチが効いたカクテル達
雰囲気の割には価格は控えめで、一杯90Rくらいから飲めます。中心部盛り場のバーの8掛けくらいのイメージでしょうか。
バーテンダーさんから聞いたところによれば、カクテルのベースリキュールはすべて50ml で出しているとのこと(メインで立っているバーテンダーさん、英語がかなり流暢)。
筆者は日本にいたころ、カジュアルなお店ですが一時期バーテンダーのアルバイトをしていました。お店の方針にもよりますが、通常のお店だと35ml。多くても45mlで精いっぱいですが、50mlとはかなり太っ腹ですね。しかもこの酒の高いインドネシアで…。
と思っていたら、細かい話はわかりませんが経営には日本人が関わっているとのこと。どうりで日本系ウィスキーが目に付くわけです。

日本系ウィスキーはちょっと高くて飲めませんが(稀少すぎてボトル売りonlyとのこと)、数回に渡って撮りためたカクテルをご紹介します。
R= ribu IDR で、1,000ルピアです。
なお、写真の質がマチマチなのは酔いの差です(複数の日にまたがる)。また、価格はウル覚えなので参考程度でお願いします(タックスは抜きです)。
ジントニック / 90R

詳細を書くまでも無いのですが、50mlのジンが入っているだけあってガツンとキマす。
使っているトニックはシュウェプスなので日本人的には好みが分かれるかもしれませんが、この価格でこの濃さはアリです。
ちなみに筆者はウィルキンソンのトニックが好きですが、インドネシアには残念ながら流通していません…しょうがないね。サントリーもっと頑張って!
モッキンバード / 90R

写真が飲みかけですいません。
モッキンバードはテキーラとミントリキュールを使ったサッパリミント味のカクテル。筆者の大好物です。まさかインドネシアでこんな価格で飲めるとは思いませんでした。
そもそもインドネシアではあまり「ミント系」のリキュールは見ません、というかほぼ見たことない。相当稀少だろうになんでこの価格?と思って聞いてみたところ、「Sendiri」という言葉が…(日本在住の皆さんは意味を身近な駐在員に聞いてください)。
まぁ、日本でも梅酒とかはSendiriのところもあるからね。ただ、味はほとんど遜色なし。サッパリしたミントの甘酸っぱさが最高です。何より酒好きの筆者としては「安く幅広く提供したい!」という心意気に乾杯です。
ゴッドファーザー / 110R

ゴッドファーザーはウィスキーをアマレットと呼ばれるアーモンドのリキュールで割ったお酒です。
アマレットはアーモンドというよりも「杏仁豆腐」の味といった方が近い。ミルクで割っても美味しいお酒です。
このゴッドファーザーがガツンと来るんですよ。
何を隠そうオリジナルの映画、ゴッドファーザーは今年で制作40周年(大好き)。
これを飲みながら「ソニーの死にっぷり(知らない人ごめんなさい)」とか男二人で語れたら最高です。
(筆者はバーのカウンターとは”異性を口説くため”よりも”同性で語るため”にあると思っています)
ネグローニ / 価格忘れた

ネグローニはカンパリとベルモット、ドライジンをミクシングしたカクテル。
筆者はほろ苦いカンパリの味が大好きで大好きで。だいたい酔っぱらったころに頼みます。なので価格は覚えていません。
たぶん110Rくらい?かと思われます。
酔ってる途中でもこの「ビビッ!」としたビターな甘さを入れてしまうと、また飲める気がするからなんともヤクザな酒です。
ちなみにこの写真だけやたら綺麗なのは、酔ってる筆者を見かねて店舗スタッフがかわりに撮ってくれたから。さすがインドネシア人。写真撮影するのが本当に上手です。光の使い方が違いますね。
まとめ&店舗情報
記事執筆時点で筆者は合計3回このバーを訪れています。写真を撮ったもの以外にも、ワインはもちろんパスティスやウィスキーもなかなか充実しています。
また、最初はほとんどフードが無かったのですが、リクエストしていたら次第に増えていって、今ではナシゴレンやミートソースパスタが食べられるようになりました(たぶんリクエストが多かったのでしょうね)。
ただ、ブログに書くので念のため確認したところ、提供できる時間は限られており、だいたい23時までとのこと。
23時を過ぎると乾きものメインになるのでお腹を空かせている場合は気を付けましょう。ピーナッツとかは出てきます。
店舗情報 | |
店名 | Lincoln New York Bar Jakarta |
所在地 | Grand Sahid Jaya, GRAND SAHID HOTEL – Sahid Food StrEAT Area, Jl. Jend. Sudirman Kav. 86,Karet Tengsin, RT.10/RW.11, Karet Tengsin, Kota Jakarta Pusat |
電話 | +62 21 5702297 |
営業時間 | 月~土:17:00-26:00 |
Web | https://www.zomato.com/jakarta/lincoln-new-york-bar-sudirman |
場所がわかりにくいので、画像検索したら地図があったので貼っておきます。
日本人ご用達ミスティカンザの裏側ですがいつも行くときはSahid Residenceの門が閉まっているので少し遠回りが必要です。
近隣の方はお気を付けください。
