帰ってきた駐在員のMR.Kです。今年2回目のぐるめ会は屋台での開催となりました。
今回ご紹介するのは、1998年からサテアヤム(焼鳥)を販売されている屋台に訪問しました。
インドネシアのサテアヤムというと一般的にピーナッツソースが絡まった甘辛い味が特徴的ですが、こちらで販売されているサテタイチャン(焼鳥塩焼き)は現在のジャカルタ市内において一大旋風を巻き起こし、様々な屋台で幅広く販売されるようになりました。
そのサテタイチャンの本家となるのがこちらの屋台です。
屋台の名前はHERI-MELAWI9で、Googleマップに登録はされていなかった為、許可を頂いてこの度登録させて頂きました。
前回、屋台に立ち寄った際にオーナーから屋台の生い立ちやなぜサテタイチャンを始めたのかそのキッカケなどを教えていただき、ぐるめ会としてもぜひメンバーの方にもここの美味しいサテタイチャンを食べてほしいと思い本開催に至りました。
それでは当日のぐるめ会をリポートさせて頂きます。
*
このBLOK Mは日本人街として有名であり最近は韓国系も少しずつフュージョンされてきております。が、そんな日本食料理屋やカラオケに目もくれず目的地の路上に向かいます。
当日は早めに現地に到着し段取りの状況を確認した所、彼らはすでに焼きの準備を進めており串の注文内容も間違いないかしっかりと確認していました。段取りができておりこちらでは大変素晴らしいです。


今回のぐるめ会は20人規模となり、また屋台での開催もあってこのような路上でのスタイルとなりました。
とても情緒、風情があって素敵ですね。お店側には事前に人数やサテの注文内容を相談しご準備頂いたこと、大変感謝しております。

ぐるめ会の開始時間も近づきオーナー自ら腕を振るい最高のサテタイチャンの準備を進めてくれていました。

定刻になり、ぐるめ会開始と同時に待望のサテタイチャンがやってまいりました。
飲み物は参加メンバーの皆さんで近くの日本食スーパーなどから持参して頂きました。
肝心のサテタイチャンですが、塩味でレモンがかけてあり、青唐辛子をかじりながらいただくスタイルです。
お肉はかなりプリプリして厚みもあり臭みもなくとてもジューシーでした。
この日はぐるめ会の為に市場で8羽ほど買い付けし、朝から仕込みを入れ合計で410本をご準備頂きました。


今日のメイン料理と言ってもよいでしょうか…サテタイチャンカンビンの登場です。
サテカンビンも他の屋台でも多く販売されていますが、こちらは一味違う、サテカンビンを塩焼きしてあります。
他の屋台などでは見かけないオリジナルの味ですね。またお肉もしっかりしていてカンビンの肉と脂身、塩気のコンビネーションがたまらなくジューシーでとても美味しかったです。
他にもサテアヤムケチャップも準備いただきメンバー皆さんもビールを「ぐびっ」と飲みながら「う~ん、美味いねぇ」と舌鼓を打たれていました。


結局この日は会の途中から雨季特有のゲリラ豪雨に見舞われましたが、屋台側の配慮と対応で屋根のある場所に移動し無事に最後まで会を続行することができました。

彼らも日本人が20人ほど集まって夜空の下でサテタイチャンを食べている光景は初めてだったようで、また私が最初に410本も注文するのに少し不安な様子でしたが、実際に屋台で大人数を想定していなかったので彼らもこのようなイベントの実開催に携われて、日本人の喜んで食べてくれている顔を見てとても感激したと、後日コメントを頂きました。
ゆるく集まり、ゆるく食べて、ゆるく解散する。そんな楽しく食べて飲んで集まるゆるいメンバーにあなたもなりませんか?
毎月開催しておりますので、下記のリンクからご登録され一緒にB級ぐるめを味わいましょう。(現在はお店に許可をいただき、ぐるめ会のステッカーをカキリマに貼付けさせていただいております。)

ありがとうございました。