レストラン情報

インドネシア料理×フレンチのフュージョンレストラン「Elise」

最近我がテリトリーと化しているKelapa Gadingレポートです。

さて、本日のディナーはこちらです。

大人っぽさと可愛らしが共存する素敵なフレンチレストランの店構え。

座席につくとさっそくテーブルに置かれたのがこちら。

さてさて、食前の胃を温めるためのオニオンスープか、チキンスープか?

なんとこれ、ジャムウです。

生姜ベースのジャムウ。

 

それでは詳細いってみましょう。

 

フレンチのエッセンスを取り入れたインドネシアンキュイジーヌ「Elise」

こちらのお店はKelapa Gadinにある「Elise」というレストラン。

筆者はGrabに乗りながら店探しをする癖があるのですが、「Kepala Gadingにまともな洋食屋はねぇのかよ」とやさぐれていた時期に見かけたのがこの店構え。

Kelapa GadingはKemangやSenopatiなどと違い「レストラン」がそもそも少ないエリアです。

こんなお店を見つけたらめちゃくちゃ気になりますよね。

で、調べてみたところなんと「インドネシア料理のレストラン」ということが発覚。

ただ、面白いのが「フランス料理」をベースに、洋食の要素がところどころ取り入れられているんですよね。

 

オーナーはLe Cordon Bleu Pasadenaの卒業生で調理師学校経営

コンセプトが非常にユニークですよね。

あまりに気になって店員に絡んで聞き込んだところ、どうやらオーナーは調理師学校の経営者とのこと。

しかもLe Cordon Bleu(仏系有名調理師学校)系列の出身者。カリフォルニア校で学んだそうです。

hendry ramaly hutama (ソース:http://maisonbleu.id/about/)

 

料理教室はMAISON BLEUという名で、レストランに隣接しています。

 

しかしまあ、KemangとかじゃなくKelapa Gadingに開くとは…

ぜったい実家Kelapa Gadingだよね。

いや、ありがたいっす。本当にありがたい。

 

フレンチレストランの雰囲気で独創的なインドネシア料理を堪能

ちょっと雑多でうるさい店の多いKelapa Gadingですが、Eliseの中は別世界です。

上品だ…そしてBGMも静かです。

そして調理師学校ではレストランビジネスも教えているだけあり、サービスも非常に気持ちが良いです。

それでいて、お値段リーズナブル(←これ大事)。

 

ジャカルタの日系居酒屋程度の価格帯で、この雰囲気を楽しめるなら最高です。

 

ご参考までにいくつかいただいたものをご紹介します。

表示金額は税サ抜きです。

 

Spring Roll / Rp. 39.000

これね…食べて驚く不思議な味。

 

中身はなんとRAWON味

 

RAWONは木の実を使ったインドネシアの黒いスープ。

すごいこと考えるね。

そして筆者がかなりのSOP RAWON好きということもあるのですが以外といける。

 

CAESAR / Rp. 85.000

定番のシーザーサラダです。

なんとこんな感じで目の前で調理してくれます。

野菜の新鮮さも文句なし。

 

特筆すべきは鶏肉の量

 

え、シーザーサラダってこんなんだっけ?

と自己認識に疑問を持つほど「もっさり」鶏が入ってました(笑)

 

Soft Shell Crab / Rp. 85.000

だたのソフトシェルクラブじゃないよ。

 

「パダン風味」のソフトシェルクラブです。

 

ただね、やっぱりパダン料理って癖が強い。

どこまで行ってもパダンなんですよね。

 

これは純粋にパダン料理を食べているような感覚でした。

わりと普通かな?

 

Chicken / Rp. 99.000

低温でじっくり調理したんでしょうか。

 

めちゃくちゃ柔らかい鶏むね肉。

 

お値段的に別に特別な鶏肉を使っているわけではないでしょう。

でもこんなに柔らかくなるんだ、と感心するほどです。

 

それにしてもメニューに写真がないので出てくるまで何か来るか全く想像がつかないです。この店。それもまた面白いですけどね。

 

Bone Marrow / Rp. 120.000

これは思い切りフランス料理ですね。

 

牛の骨髄

 

初めて食べました…濃厚な甘い脂…という印象です。

牛の出汁をショートカットして全食いしている不思議な感覚に陥ります(笑)

これジャカルタ中心部のフレンチレストランで食べたらお値段1.5倍くらいしそうな気が…

 

デザート / Rp. 38.000 から

黒い方がKetan Hitam(黒もち米使った甘味)。

リーフ型の飾りがついている方は、もち米の菓子にココナッツアイスが乗っています。

これはシンプルにインドネシアの伝統菓子をおしゃれに盛り付けた感じですね。

でもこんな雰囲気で出せば、日本のおしゃれなカフェとかでも全然売れそうですね。

 

まとめ&店舗情報

ちなみにワインもハウスワイン(アルゼンチン産)が395Kから飲めます。

ジャカルタのレストランとしてはかなり良心的な値付けだと思います。

メニューだけだとなかなか何が出てくるか想像がつかないのですが、どれも美味しく仕上がっていました。

これはまたタイミングをみて再訪してみたい、と感じさせるお店です。

開店してもうすぐ一年なのでメニューも刷新するって言ってたし。

 

皆さんもKelapa Gadingに足を運ぶ機会があれば、ぜひ立ち寄ってみてください。

インドネシア料理の新しい発見があるかもしれませんよ。

店舗情報
店名 Elise
所在地 jalan raya boulevard timur Kelapa Gading Blok NE 01 73-75, Klp. Gading Tim., Daerah Khusus Ibukota Jakarta 14240
電話 08170817897
営業時間 10時00分~21時00分 (午後に休憩あり)
Web http://www.elisejkt.com/

ABOUT ME
jakameshi
ジャカルタ飯の主宰です。ジャカルタ在住で奥さんはインドネシア人。生活・仕事・観光・ご飯・国際恋愛…。守備範囲は広いです。最近はYoutubeチャンネル(ジャカメシちゃんねる)も始めました。ぜひチャンネル登録お願いします。
error: 本サイトのコンテンツはコピーを禁止しております。店情報など必要な場合はリンク先や地図情報を参照してください。