タイやマレーシアなどの東南アジア諸国と同じく、インドネシア人にもドリアン好きな方は本当に多いです。
他国から輸入される品種もあれば、インドネシア土着の品種もあります。
せっかくジャカルタに住んでいるなら、ドリアンを食べない手はない!
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なんて記事を書くとは数年前には思いもしませんでした。
ほんの1年前までは…
ドリアンなんて腐った玉ねぎと同じじゃないか…
とすら思っていましたから。
しかし筆者はドリアンマスターに出会い教わりました。
「ドリアンは目利きがすべて」
美味いドリアンと不味いドリアンは天と地ほどの差があります。
ドリアンの格差に比べれば、インドネシアの格差社会なんて可愛いものです(嘘です)。
でも美味しいドリアンと出会うには、ちゃんと美味しいドリアンが食べれるところを知っておかねばなりません。
そう…ドリアンとは情報戦なのです。
スーパーで切り売りされている、時間が経ってしまったドリアンなんて食べてる場合じゃない。
ということで、美味しいドリアンが食べれるお店の情報を発信しようじゃあないか。
この記事をドリアン嫌いのあなたに捧げます…
ガンダリアのドリアン専門店「Batavia Durian」
この日は不定期で開催される「ドリアン会」。
主催者のドリアンマスターが選んだのは「最近界隈で評判(※)」というこのお店。
※何の界隈かはよく知らないです。


ジャカルタの中心部ガンダリアの路面にいきなり現れるこちらのお店。
二階に上がると開放的な…開放的すぎてエアコンがない空間が広がります。

インドネシアお得意のやってるんだかようわからないお店が軒を連ねていますが、肝心のBatavia Durianはこちら。

うん、休憩中なのか仕事しているのかよくわからない。
でもこれはインドネシアジャッジメントでは仕事中、ということで購入へ!
自信のあるものしか置かない、こだわりのストック
お店に並んでいるドリアンは、お店の兄さんが目利きして選んだ逸品たちです。
上の段が食べごろで、下の段は寝かせているのだとか。

今日置いてあるものはすべて「BAWOR」というインドネシアジャワ産のフレッシュドリアンとのことです。
有名品種の「MONTHONG」は美味しいものが入ってないから置いてないのだそう。

一玉あたりだいたい2-3㎏の間くらい。
頼むと兄さんが「不味かったら金はいらねぇよ」と言いながらおすすめのドリアンを選んでくれます。

ほのかな苦さと甘味、スムーズな食感のBAWOR
さすが店主が自信を持ってあけただけあり、中身はぎっしり詰まっています。



見た目はマンゴーアイスのようにも見えます。

口に含むと甘さだけではなく少し苦味があります。そしてスムーズな食感。
フルーツなんですがまるでケーキを食べているような感覚もあります。
場所によって微妙に味のバランスが変わるところもまた面白いですね。
筆者が昔食べた「腐った玉ねぎ」みたいなドリアンとは別物です…
この日は5人で2玉(5キロ強)を完食。しっかりお腹が膨れるものだ。
さすがフルーツの王様だけありますね。

まとめ&店舗情報
客が我々しかいなくて、大丈夫かな?と思ったのもいらぬ心配。
あれよこれよという間にデリバリードライバ―は来るわ、テレビ電話で商品説明してるわ、でバシバシとドリアンが売れていくのでした。
常連から信頼されているのでしょうね。でもほんとうにこの兄ちゃんは信頼できそうです。不味いものはお店に並べなさそう。
食べてみたい!という方のためにショップカードと地図を貼っておきます。訪れる前にWAでストックがあるかどうか確認した方が安全かと思います。
