ジャカルタの中心部に位置するオフィス街のSCBD(Sudirman Central Business District)。
ジャカルタ中心地で唯一と呼べるほどキレイに区画が整理されており、歩道も整備されています。区画内には高層オフィスビル群が並び世界の大手企業もオフィスを構える。
そしてそれらを追うように高級レストランやバーが集まっています。
どのお店もものすごいセンスが良く、たいがい味も美味しいのですが総じて価格帯は高め。日本より高いんじゃないですかね?
そんな中でひときわリーズナブルな価格が際立つのがMr.Bitsyです。
本記事の目次
SCBDでは珍しい「BAO(包子)」×「飲み屋」
SCBDには外資系企業で働く外国人や、インドネシア人のスーパーエリート、そして資本家や経営者が集まります。そして彼・彼女らを狙って開業される飲食店は「先進国でも通用しそうな洗練されたお店」が多い。
ガストロパブがあったり、フレンチレストランがあったり、ビアバーがあったり、日本酒バーもあります。
その中でも2018年頭にOPENした「Mr.Bitsy」はBAO(包子)をメインにした少し変わったお店。
光で飛んじゃってますが、ジャッキーチェンの若いころみたいなイラストが目印です。
地下にあります。

BAOをできるだけスタイリッシュにしてSCBDに合わせた感じですね。
SCBDなのに価格設定低め、なんとグラスワインやカクテルが60,000 Rp.代から
このお店で特筆したいのは価格の安さ。SCBDの中ではだいぶ価格を低めに抑えている方です。
BAOは1つRp.35,000からと低め設定。ほかの食事メニューも全体的に抑えめです。
さらに驚いいたのはグラスワインがRp.65,000(なぜかボトルは売ってくれない)。しかもあれ、たぶんオーストラリア銘柄(New Leaf)。
さらにジンなどのリカーやカクテルもRp.50,000~飲めます。
SCBDの通常価格設定よりかなり安くないですか?たぶん他店の半額くらい。
店内はバーやおひとり様スペース、テーブル席が同居して若干カオスな感じになっていますが、明るい雰囲気で軽く飲むのであれば使いやすいお店だと思います(じっくり飲み続けるには合わないかも)。


しかし、この価格設定で本当にあの高級エリアSCBDで店舗を維持できるのだろうか?
でも消費者としてはぜひ続けてほしい!ということで応援の意味もかねて食べたものをご紹介します。
SALMON PUFF / Rp. 65,000

見た目が一瞬謎なんですが、見た目に反して味はなかなか美味い。サーモンの存在感がかなりあります。
MALING BAO / Rp. 38,000

スパム肉にパイナップルという塩気と甘味のダブル攻めです。しかし味は想定外に辛いという。ソースが辛いので辛味が苦手な人はソースを少しよけて食べたほうが良いかもしれません。
LAMB BAO / Rp. 52,000

このラムはかなりいい感じです。羊の野性味感じる味。ラムの臭みが苦手な人は避けたほうがいいですが、逆にラム好きにはぜひ食べてもらいたい。
HORENZO SALAD / Rp. 28,000

ドレッシングソースのかけかたが若干アレですが(笑)、ゴマ系ドレッシングでなかなかいける。
LAMB PATTY 200 GRM / Rp. 100,000

あまりにラムのBAOが美味しすぎたので店員さんに「ラムだけくれ」と無茶ぶりしたら出してくれました。メニューにはもちろん載っていません!
UTOPIA / Rp. 65,000

オリジナルカクテル。酔っぱらっていたので味は忘れましたが、女性受けしそうなカクテルです。というか安くないですか?
他にもオリジナルカクテルがありますがどれも美味しいですよ。
店舗情報&まとめ
仮にSCBD以外の場所にあったとしても、このお酒の安さは特筆すべきものがあります。
惜しむらくは食事メニューが若干飲んべぇメニューになり切れていないところか。でもここはムスリムも多いインドネシア、すべては望むまい。
酒好きが集まればメニューは変わっていくかもしれないですしね。とにかく維持してもらわないと困ります。
ということでSCBDに寄る機会があればぜひ立ち寄ってみてください。
店内綺麗なので禁煙っぽく見えますがたばこ吸えます。排気がきちんとしているので吸わない人も煙はほとんど気になりません。
店舗情報 | |
店名 | Mr. Bitsy |
所在地 | |
電話 | |
営業時間 | 11:00-28:00 |
Web | https://www.zomato.com/jakarta/mr-bitsy-scbd |