夏の風物詩と言えばビアガーデン。公園やデパートの屋上を活用し、開放的な空間でジョッキ片手に食べ飲みまくる…。
もちろんジャカルタにはそんなタイプのビアガーデンは今のところありません!が、ビールが気軽に飲めるBeer Gardenというお店はあります。
しかも、気軽に使えるスポーツバーのような雰囲気で、肩ひじ張らずに入れるので使いやすいのです。
本記事の目次
広く愛されるジャカルタのカジュアル酒場
ビアガーデン(Beer Garden)は日本のビアガーデンというよりは、まさにビールとガーデン(庭)が一緒になったコンセプトのお店です。



ジャカルタ市内には複数店舗ありますが、どの店舗も店内に「緑」を設置しています。屋内型の店舗では「中庭」のような吹き抜けの空間になっており、その開放感とちょっとしたおしゃれな雰囲気がジャカルタの若者+外国人に支持されているのでしょう。



ちなみに今回紹介しているのはクマン店ですが、SCBDのお店の場合は「屋外主体」の客席構成になっており、さらに開放的です(ちょっと週末はバンドが近すぎて気になりますが)。
今回はクマン近辺で例の酒豪と会合していたため、その流れでクマン店を訪れました。
多用な酒+アメリカンダイナー的なご飯
ビアガーデンと名乗るだけあり、酒はある程度何でも揃っています。ウイスキーもワインも、カクテルも。この辺りは運営元であるBIKO GROUPの仕入れパワーを感じます。
食事は日本人の感覚で語るのであれば「アメリカンダイナー」的なラインナップです。フィッシュアンドチップスから、ピッザやお肉焼いたものなど、全体的に赤茶けた色の食事が多い印象。
BEER GARDENはジャカルタに4店舗あり、使いやすいため過去何度も訪れていますが食事も「外した―」ということはないです。ただ、食事が主役か、というとそうではないことはご了承いただきたいところ。
あくまで「酒場」ですかね。
ご参考までにいくつかメニューをご紹介します。通貨はIDRでR=Ribuで1,000。税とサービスチャージは抜きです。
特大ジョッキ / 価格忘れました…

ジャカルタではまだ珍しい(?)、特大ジョッキのドラフトビール。普段お酒はピックアップしないのですが、酒豪がいたく感動していたので取り上げてみました。
確かにインドネシアでは「タワービール」はたまに見るものの大ジョッキでガツンと飲んだ記憶はあまりないかもしれません。グラスが主流ですからね。
特大ジョッキで開放的な空間で「ごくごく」と飲むビールは少し特別!価格は記録に残っておらず、忘れてしまいました…
SAUSAGES / 109 R

チキンとビーフのソーセージ。ジャカルタではよく出会う「少し柔らかめのソーセージたち」と言えばわかる人にはわかるかもしれません。
味付けは甘目でワインじゃなくビール向けです。とにかく量が多いのでご注意を。
MAD MASHROOMS / 78 R

写真からはみ出すほどの大きさ。味付けは少し甘目。この甘さでこの大きさだと食べきれないで飽きちゃうかな?と思っていたのですが、意外にもペロリ。
サイズにお得感はあるものの、筆者的ジャカルタキノコピザNO1.のJJ ROYALの方がやはり上手。キノコピザ好きの方は下記の記事もご参照ください。
▶フランス魂を感じる絶品キノコピザ、ジェイジェイロイヤル(ROYAL BRASSERIE)
ONION RINGS / 30 R

味はTheシンプルなオニオンリングです。気になってしまったのは固さ…、今回のはちょっと固すぎました。
店舗情報&まとめ
とまあ少しオニオンリングが固かったものの、お酒とビールが常に安定しているジャカルタのビアガーデン。夜中まで開いているのも嬉しいところ。
今回はクマンのお店情報を記載しますが、他にもメンテン(MENTENG)、ラディオダラム(RADIO DALAM)、SCBD、に店舗があります。
SCBDは他3つとはやや雰囲気が異なります。特に若い方がゲストで来られた際なんかに無難に活躍してくれます。
店舗情報 | |
店名 | Beer Garden Kemang |
所在地 | Jalan Benda No.7A, RT.11/RW.4, Cilandak Timur, Pasar Minggu, Jakarta Selatan |
電話 | +62 21 7891145 |
営業時間 | 18:00-26:00 |
Web | http://www.beergardenjkt.com/ |