最初にインドネシアに来た時にバソ(Bakso) を好きになる方は少なくないように感じます。適度な弾力と塩気が我ら東アジア人の舌にも合うのでしょう。
今回はそんなバソの名店に連れて行ってもらいました。
コタのマンガブサールで超混雑してる店、Bakso Akiaw 99
その名もBakso Akiaw 99。日系駐在員御用達の「俺餃(Super Suikiaw)」向かいにあります。
マンガブサール通りはよく通るのですか、このお店は盲点でした。この辺りはどこのお店も雰囲気が似通ってるんですよね(笑)
でも、よーく見てみると。
この行列、というかもはや群衆。

土曜の夜だったのですが、店内も超絶満席です。


もう店頭の調理場に至っては「戦時中」の勢いです。

そしてなぜだか店内にはアルフォート。誰だ、置いてったの(笑)

インドネシア人の中でも別格扱い!? 肉全力のスーパーストレートなバソ
今回は日本人の友人に連れてきてもらったのですが、彼自身はこのお店をインドネシア人の同僚達に教えてもらったそうです。
同僚達曰く「別格」だと。
数ある有名チェーン店はあれども、純粋な美味さでここに勝てる店は無い!とのこと。
何やら普通のバソは繋ぎの粉物が沢山入ってるんですが、バソ99は肉の比率が違うらしい。肉の味が全面に出てる、と。
期待が高まります。店内の写真撮ってたら隣のおばちゃんにも、ここは美味いのよ〜、と言われました。
メニューはこんな感じです。

今回は肉をとにかく食べたかったので麺抜きのバソチャンプール。PAKETの基本セットがチャンプールになってるみたいです。

そして付け合わせは嬉しいことに大量のパクチー!!(←パクチー大好き)

日本だとパクチーは安い野菜ではないですからね。こんなに出てくると「パクチスト(パクチー好きの総称)」としては大興奮なわけです。
そして大量のパクチーをかけて準備完了、 I am ready to eat !

まず肉、というよりスープが美味!!
昔よくカキリマでバソを食べてた時期がありましたが全然違います(当たり前ですね)。
バソのスープって味の素の元みたいなのを大量にガーっと入れて作る、ケミカルな味になりがちなんですが、バソ99は別物。
これは嬉しいですね。バソにもラーメンのようにスープから広がる世界があるのです。
そして肝心の肉!
もう…肉々しい!!!!
筆者のボキャブラリーじゃこれ以上の表現ができません(笑)
迫りくる本気の肉バソ。本気と書いてマジと読みます(←わかる人にわかればいい)。マジバソです。
肉を食べているのに逆に肉に攻められている感じがしました。
いやー確かにこれは美味しい。インドネシア人の皆さんが行列作ってまで食べたくなる気持ちもわかりますね。
もちろんすぐに完食。スープまでDoneです。
この素材にこだわった感じのバソ。こだわりだけではなくお値段もバソにしてはなかなか強気で一杯45,000 Rp. くらい(中心部のカキリマだと12,000 Rp.くらい)。
インドネシア人にとってはだいぶ高級なバソの部類です。それでもこの大行列。その金を払う価値のある味ですね。
まとめ&店舗情報
さてお腹もいっぱいになったし店を立ち去ろうとしたら、なんとさらなる行列が押し寄せていました。

さらにGo-Foodのドライバーも押し寄せてまさに店頭はカオス。
おそるべしBakso akiaw 99。
マンガブサールをよく訪れる方は少しだけお腹にスペースを残して、締めバソにトライしてはいかがでしょうか? お土産で持って帰るのもいいかもしれませんね。
いやー、それにしても美味かった。
個人的に、バソもラーメンのようにスープにこだわればもっと美味いのになあ、と思っていました。
それをまさに体現していたBakso akiaw 99。
今回はストレートなオリジン追求型バソでしたが、いつか豚骨バソとか、ごまスープバソとか、バソの新機軸にも出会ってみたいですね。
店舗情報 | |
店名 | Bakso akiaw 99 (Google map ではBaksoじゃなくBasoなので注意!) |
所在地 | |
電話 | (021) 6291419 |
営業時間 | 15:00-23:30 (日曜のみ13:00-23:00) |
Web | https://www.zomato.com/id/jakarta/bakso-akiaw-99-mangga-besar |