インドネシア代表のカフェブランド、アノマリコーヒー(Anomali Coffee)
2018/02/01

世界有数の珈琲豆産地でもあるインドネシア。
インドネシア国内で飲まれる珈琲といえば、ロブスタ種と呼ばれる豆を粗びきにしてドリップせずにお湯を混ぜ、粉が落ちてから飲むスタイルが一般的。
最近でこそ俗に言う「グルメコーヒー」的な、アラビカ種主体のカフェが増えてはいますが、複数店舗手掛けるチェーン店となると海外資本であることが多いですよね(もしくは住みついた外国人が個人資本でやっていたり)。
そんな中でもインドネシア代表のグルメコーヒーチェーンとして頑張っているのがアノマリコーヒーです。
本記事の目次
インドネシア人によるインドネシア豆を使った本格カフェ
アノマリコーヒーは、Kopi Asli Indonesia(本物のインドネシアコーヒー)を掲げる、インドネシア人によるインドネシア豆を使った本格的なカフェブランドです。
ジャカルタのおしゃれエリアであるSenopati発祥で、現在ジャカルタには4店舗、バリに2店舗を構えています。
筆者がインドネシアに住み始めた当初、「またスターバックスのパクリか……ふ~」なんて思っていました(ジャカルタって外資系ブランドの見た目だけ真似したなんちゃって飲食店が多いので)。
ところが大きく素敵に期待を裏切ってくれました。
複数店舗構えるチェーン店ながらも、オーダーしてから一杯分ずつ豆を挽いて淹れるという丁寧さ。
正直スタバよりも美味い。
チェーン店としては筆者内ランキングでは最上位に位置してます。
超気軽に全国の豆を楽しめる
アノマリではインドネシア国内の主用なエリアから仕入れた豆を楽しめます。
目の前で挽いてくれることもあり、豆の香りがとてもフレッシュ。
産地ごとの違いを気軽に楽しむことができます。
以前紹介した「Giyanti Coffee」や「St.ALI(ここはオーストラリアブランド)」でも超絶美味しいコーヒーは飲めるのですが、広い地域に複数店舗あり安定したクオリティで気軽に楽しめる、というのは今のところアノマリだけでしょう。
コーヒー伝道師的な活動にも熱心
彼らはコーヒーを販売するだけではなく、コーヒー好きを増やす活動にも熱心です。
店内ではお店でも使用されている、日本のガラスメーカーHARIOの珈琲用アイテムを購入することが可能です(ちょっと高いけど)。
また、筆者はまだ参加したことがありませんが、バリスタの育成にも力を入れており本格的なレクチャーを受けることができます(コースレッスンは有料)。
コースにご興味があるかたは公式ページをご参照ください。
シングルオリジンコーヒー(Single Origine) / IDR 26,000 (税・サ込)
筆者のおススメはシングルオリジンでオーダーするアチェ(Ache)とトラジャ(Toraja)。最近はもっぱらアチェばっかり飲んでいます。
ワインを感じさせるバランスのよい酸味が味わい深いんですよね。
基本のスタイルはフレンチプレス式です。
写真のようなセットで届くので、4~5分程度(時間はお好み)待った後に手作業でプレスした後に楽しみます。
まとめ&店舗データ
他にも甘いスウィーツ系ドリンクや軽食などがありますが、普通なのであえて紹介はしません。
コーヒー主体のカフェはコーヒーが主役ですから(無理して料理を紹介するのはやめました)。
インドネシアの本格コーヒーを気軽に楽しみたい方はぜひ足を運んでみてくださいね。
<店舗データ>
複数ありますが、ここは代表してセノパティ店を記載します。
店名:Anomali Coffee Senopati
所在地: Jalan Senopati No.19, Kebayoran Baru, Jakarta Selatan, Daerah Khusus Ibukota Jakarta 12190 インドネシア
電話: +62 21 52920102
営業時間:7時00分~23時00分
この記事を書いた人

- ジャカルタ飯の主宰です。生活・仕事・観光・ご飯、ほぼ全ての記事を書いています。
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