インドネシア/ジャカルタの生活や文化

執筆者: jakameshi

ジャカルタで結婚式に呼ばれたら?服装・ご祝儀・マナーなどまとめ

2018/02/01

若者の数が多いインドネシアでは生活していると結婚式に呼ばれることも珍しくありません。

移住までいかなくともある程度の期間駐在していれば現地スタッフ本人や取引先のお子様、さらには直接の友人などから結婚式に招待されることもあるでしょう。

筆者の場合はパートナーが結婚適齢期の世代ということもあり、その友人周りから招待状が毎月のように届きます(インドネシアの招待状は招待対象者+パートナーという表記のため、夫婦やカップルで出席するのが普通)。

日本とは若干雰囲気や様式も異なるので、参考情報としてまとめてみます。

ものすごい格式高い式に呼ばれるとお作法が異なる可能性はありますが、一般的なレベルの式であれば参考になるでしょう。

ジャカルタ結婚式の様式は?

近親者だけ集まる儀式的な会に参加するのであれば別ですが、通常「披露宴」的な場に呼ばれる場合ジャカルタでの結婚式は立食形式がほとんどです。少なくとも筆者が過去に参加した結婚式はすべてが立食形式でした。

イメージとしては日本の1.5次会のような雰囲気に、もう少しフォーマルなステージがくっついているような感じです。

こちらはチャイニーズ系の式。だいたいホテルやモールのイベントホールに特設ステージが設置されるパターン。芸能人の披露宴みたいですね。

通常は立派(日本のはがき形式よりも豪華)な招待状が事前に届き、それを持って受付を済ませます。受付時に日本で言うところのご祝儀を渡し、会場内へ入ります。

 

会の雰囲気やマナーは?

開催中の雰囲気はかなり自由です。

開始時間丁度に始まることは稀で、だいたいゲストの客入りを見て会が始まります。

開始と同時に新郎新婦の一族が入場してきます(親兄弟)。一族も花道を通るのが、インドネシアが如何に「家族」の単位を大切にしているかを感じさせます。

その後、新郎新婦が入場し、親族ともどもステージへ上がっていきます。

ステージ登壇後は、スピーチがあったり、スピーチ後は参加者が大行列を作って新郎新婦へ挨拶&写真撮影をしたりします。

日本と大きく異なり、スピーチが終わったあたりからは自由な雰囲気です。食事が供されると各自自由に食事をとり、退場も好きな時にできます(まさに披露宴でありながらも雰囲気は1.5次会なのです)。

写真は某ホテルで供されたケーキ。何度も参加しているとインターナショナル型の料理の方がレアで嬉しくなります。

本当に特別な仲でもない限りは、ご飯を食べて挨拶を済ませたらササッと帰る人も多いです。日本のように「出し物」もほとんどないため、あまり長くいても楽しめないという理由も強いのかと思います。

 

どんな服装で行けばいいの?

日本のように形式ばっておらず、参加者にゆだねられている感じが強いです。

男性の場合はバティック、スーツ、カジュアルなシャツ、など様々です。女性の場合はおおむねドレス(といっても様式は様々)です。

結局は新郎新婦の宗教や性格、そして会場の雰囲気によって決めていきます。

例えば筆者の場合、相手がムスリムであればロングバティック、クリスチャンであればジャケット&パンツで行きます。ただ、相手がムスリムでも広告代理店のような派手な業界で働いている人の場合は、カジュアルなジャケットスタイルで参加することもあります。

ムスリム同士の式。アウトドア型のイベントスペースにて。通常ムスリム同士だとやはりバティックが多いが、正直相手の性格や場所に依ります。

そもそも多宗教で多様性を重んじるインドネシアでは、「短パンにTシャツ」のようなひどい姿で行かない限りは何を着て行っても大丈夫な雰囲気があります。

きちんと相手の事を考え、最低限マナーを守った服であれば問題ありません。

女性の方は「こんな派手な服で大丈夫かしら?」と悩む必要はありません。インドネシア人の女性の方が絶対派手なので、相対的に目立ちません。

 

お酒は出ないの?

残念ながら出ません。

国民の多数をムスリムが占めるインドネシアでは、たとえお祝いごとの場と言えどもパブリックな場で酒を出すのはレアケースです。

開催者が華僑系クリスチャンであったとしても、パブリックな結婚式にはムスリムのゲストも多く来場するため中立を保ってお酒は出さないのが一般的です。

ただ、最近では例外も出てきています。

海外帰りの若い華僑なんかだと、インターナショナルなゲストも多いため「アフターパーティー」を用意することもあります。

筆者が参加した式でも一度だけありました。

結婚式自体は5つ星ホテルの巨大ボールルーム貸し切りで数百名規模のゲストが参加。その後、式を閉めた後に別部屋がディスコのようにアレンジされており、まさかのビールからカクテル、ウィスキーまで飲み放題

ただ、やはりこういう場にはヒジャブを付けるようなムスリムは入ってこれません。新婦の同僚のヒジャブ女性は中へ入れず帰宅してしまいました。

一方で、華僑系の若者や外国人(筆者など)は「この新郎、さすがアメリカ帰りで新しい感覚を持っているな」と一目置くような効果もあったでしょう。

この辺のバランスはとても難しいのですが、最近のジャカルタではこのようなアフターパーティー形式も増えているそうです。開催できるのは一部のお金持ちだけでしょうが、結婚式に酒が付きものの日本人としては嬉しいですね。

ちなみに、引き合いに出した結婚式の予算は日本円で約1,000万円だったそうです。

超高級ホテルでの派手婚。食事も美味でアフターパーティーでの酒も美味、外国人としては最高の会。

 

最後に

インドネシアの結婚式は日本の名古屋もビックリな「派手婚」主義です。

所得に対して結婚に投下する予算が信じられないほどです。

現在のジャカルタであれば普通の家庭でも100万円前後、少しリッチであれば200万円とか、ファミリービジネスをやる華僑であれば500万円から…と莫大な予算をかけて式を準備します。

「家」として盛大に周知しなければいけない、という考え方が根強いのです。

多くの予算と時間、そして意気込みをかけて開催される結婚式ですから、招待されたのであれば全力でかけつけ、全力でご飯を食べ、そして全力でお祝いのメッセージを贈りたいものです。

とどのつまりはお祝いする気持ちが一番大切です。

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