インドネシア/ジャカルタの生活や文化

執筆者: jakameshi

ジャカルタのチップはいくら?チップが必要なシーンと相場リスト

2018/02/01

先日日本から友人が来たのですが、ジャカルタでチップの習慣があるのを知って驚いていました。

それもそのはずで、ガイドブックを見るとけっこう堂々と「インドネシアにはチップの習慣はありません」と書いてあったりします。

在住者にとっては常識ですが、インドネシア、特にジャカルタはチップ(チップ以外のチップ的なものも含む)を払うシーンがなかなか多いのです。

筆者の友人のような旅行者、そして出張で来るビジネスマンのためにジャカルタ市内でチップが必要になるシーンと相場についてまとめてみます。

バリのような観光地では異なるかもしれませんが、ジャカルタ以外の都市圏でもそこまで傾向は変わりません。

インドネシア人のチップに対する考え方

インドネシアでチップを払うのは何も我々外国人だけではありません。インドネシア人同士でもチップの支払は頻繁に行われています。

私もインドネシア人のパートナーから「ここでは払うんだよ」、と教えてもらったことが多々あります。

米国で言うところのチップは「サービスを受けた正当な対価としての支払い」という意味合いが強いです。一方、インドネシアにおけるチップは少し違い「喜捨」の意味合いが強いように感じます。

なんで欧米でもないのにこんなにチップを払うの?とパートナーに聞いたことがあります。返答はシンプルで「私の方が裕福で、彼らの給料は安いからだ」と言い切りました。

もちろんそうではない「サービスの対価」としてのチップもあるのでしょうが、このような考え方が強いということは言えるでしょう。

 

こんなにある、チップを払う(取られる?)シーン

さて、そんなチップ文化に関する考察は置いておいて、具体的に必要なシーンをまとめてみます。

 

空港のポーター

まず空港に降り立って初めに出会うのが税関前を動き回るポーターマン達です。

彼らは積極的に荷物を運んでくれようとしますが、気の良いボランティアの兄さん達がたまたま空港に集まって人助けしている、というわけではありません。

運んでもらったらもちろんチップ(ここだと謝礼に近い?)を払わなければなりません。相場は物量にもよりますが20,000~50,000 IDR程度です。

ポーターは力仕事の他にも「運び屋」的な機能もあり、ポーターを使うと持ち込み上限を超えたアイテムも持ち込めるとか持ち込めないとか…(おおっぴらに明言するのは自粛します)。

 

タクシードライバー

タクシードライバーはチップ、というより「お釣りを返さない」ので細かいお釣りがチップとして吸収されます。

例えば運賃が41,800 IDRだったとします。

45,000 IDR 払うとお釣りの3,200 IDRは返ってきません。
50,000 IDRでも、ドライバーによっては返してきません(5,000 IDR返してと指定すれば返ってくる)。
100,000 IDRで払うとマジで相手のお釣りが無くて困ってしまう場合があります。

インドネシアのタクシーでは「お釣りが無いドライバー」ではなく、「細かい金を用意していない客」がしょうがないよね、という雰囲気があります。

タクシーに乗る際はできるだけ細かい紙幣を用意しておかねばなりません。

 

駐車場のおっさん

ジャカルタの多くの駐車場には必ず守り神的な「おっさん」がいます。そのオッサンは、本当に「その辺のおっさん」の場合もありますし、「お店の警備員」の場合もあります。

彼らは車の整理をする役割もありますが、駐車場から交通量の激しいジャカルタの道路へ車を出す際に、道路の車を止めてくれます。

この時にチップを払います。相場は最小紙幣の2,000 IDRです。

ドライバーお抱えの場合はドライバーが勝手に払うことがほとんどですが、例えばタクシーでコンビニに立ち寄った場合などは当然乗客が払います。

 

路上のストリート交通整理メン

ジャカルタの道路は常時カオスな状態になっているため、交差点やUターンする場所には「ストリート交通整理」をする男たちがいます。路上の交通整理をしているから「ストリート」と表したのではなく、自然発生的にその場にいるので「ストリート」です。

昔、インターンの若い男の子の面倒を見たことがあるのですが、彼は「ジャカルタにはボランティア精神が豊富な人がたくさんいる」と言っていました(なんてピュアな精神)。答はNO。あれはボランティアではなくご飯代を稼いでいるのだ、と教えてあげたのも懐かしい記憶です。

話戻して、このストリート交通整理GUYS達にもチップを払うことがあります。払うことがあります、というのは払わない人も半数くらいいるからです。

進路変更やUターンが難しく、実際に助けてもらった、と感じた際に払う人が多いようです。払う場合は2,000 IDRか、ポケットの小銭です。

ただ、経験上タクシーの運転手はあまり払いません。ですので我々外国人が彼らに直接払うことはほとんどないかもしれません。

 

ホテルポーター、そしてその他の荷物ヘルパー

ホテルやサービスアパートを利用した場合、海外と同じくポーターが荷物を運んでくれる場合があります。ここは海外と同じく気持ちよくチップを払ってあげるのがスマートでしょう。10,000 IDRが妥当です。

ちなみに生活しているとホテル以外のシーンでも荷物を持ってもらうことがあるかもしれません。

筆者は過去に日本からの荷物を取りにPOS INDONESIA集積所へ行ったとき、あまりに段ボールが重たくて屈強なPOSトラックドライバーに助けてもらったことがあります。さすがにその時は感謝の意で20,000 IDRを払いました(それだけ重たかったので助かったということです)。

 

美容室

現地系の美容室へ行った場合はスタイリストにチップを渡すのが慣例です。すべての支払済ませた後に、金額が他のスタイリストに見えないように隠してさっと手渡しします。

財布の紙幣状況にも依りますが、モールに入っている高級サロンで切ったとしても10,000 IDRが相場です。

 

マッサージ

リフレクソロジーやボディーマッサージの話です。美容室と同じく、ここでもチップを渡すのが慣例です。

通常であれば10,000 IDR渡せば十分でしょう。

もし「ゴッドハンド」と感じるほど気持ちよければ20,000 IDR渡してあげればよいでしょう。

 

修理工全般

旅行や出張ではほとんどないかと思いますが、現地駐在で生活していると頻繁に家庭内の設備が壊れるので「エンジニア」と呼ばれる修理工を呼ぶことがあります。

ここは渡す渡さないの考え方が分かれるかもしれませんが、筆者は「ものすごく困った状態を助けてくれた人」「住居専属のメンテナンススタッフ」にはチップを渡すようにしています。

前者は言わずもがな感謝の気持ちからです。後者はややしたたかでして、良いサービスを受けるための心づけです。

専属のメンテナンススタッフは様々なトラブルを限られたメンバーで見るため、何度か同じ人に来てもらうこともあります。その際に「この人はチップをくれる」と思われていると彼らも嬉々として全力のサポートをしてくれるようになります。

筆者の今の家は害虫騒動があり、その際に何度か来てもらっていました。頻度が多かったので3回目から個人携帯で呼び出すようになり、終いには先日Facebookで友達申請まで来ました。

ここまで来ると住居問題以外の問題も相談できてしまいそうです。

 

カラオケ

出張者の中にはカラオケに行かれる方もいるかと思うので記載しておきます。

インドネシアで「ファミリー」とつかないカラオケはキャバクラカラオケのようなもので、女の子が付きます。

お店に支払うお金とは別に、最後に女の子からチップを求められます。

ここも難しいところですが、50,000 ~100,000 IDRが相場です。現地の物価を知る在住者からすると50,000 IDRで十分、と思うのですが50,000 IDRだと如実に嫌な顔はされます。

また、カラオケにはキャバクラ同様いわゆる「アフター」がありますが、長くなるのでここでは詳しくは書きません。情報が必要な方は「ジャカルタ カラオケ アフター」で検索していただくと情報を拾えるかと思います。

 

最後に

ちなみに、欧米圏とは異なりレストランでチップを払う習慣はインドネシアにはありません。サービス料がお勘定に含まれているからです。

その他、ゴルフでキャディーにチップを払う習慣はありますが、筆者はゴルフをしないので本記事では触れません。間違えた情報を書いてしまう恐れがあるからです。

情報が必要な方は「ジャカルタ ゴルフ チップ」などでググっていただければ情報が見つかるかと思います。

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