インドネシア/ジャカルタの生活や文化

ジャカルタをランニングで観光しよう!

皆様いかがお過ごしでしょうか。ジャカ飯ランニング担当(?)のDJ Shinです。

22年11月現在、コロナによる社会行動制限は完全には解かれていないものの、年初に比べると街にだいぶ活気が戻ってきました。毎週日曜朝に行われている、スディルマン/タムリン通りの歩行者天国 「カーフリーデー」も22年5月に復活。現在は多くの方が、ランニング・サイクリング・ウォーキングを楽しんでいます。実際カーフリーデーに行ってみると、自動車からとは違った景色が楽しめます。今回はランニングがてら、このスディルマン/タムリン通りの見どころをご紹介していきたいと思います!

スディルマン/タムリン通りのカーフリーデーとは

毎週日曜朝6時から10時まで、こちら赤線の範囲が歩行者天国となります。

コロナ前は路上に多くの出店があり、歩くスペースがないほど混雑しておりました。現在は、感染拡大防止のためランニング・サイクリング・ウォーキング専用となっています。以前に比べると、運動する方が圧倒的に増えた印象です。ジャカルタでも健康志向が高まっているのでしょうか!?

以前、カーフリーデーをご紹介した記事はこちら。

人ごみ
ジャカルタのカーフリーデーで運動不足解消を!開催場所や時間、注意事項などまとめジャカルタのカーフリーデーに関する情報をまとめました。毎週日曜日、運動不足解消で活用してみてはいかがでしょう?...

ジャカルタの目抜き通り、スディルマン/タムリン通りの見どころ紹介

タムリンの噴水


言わずと知れたジャカルタのセンターオブセンター。空港側からジャカルタを訪問する際、噴水の中心にあるSelamat datang像にお出迎えをしてもらえます。

夜になると、ジャカルタ有数の美しい夜景を楽しめます。道路は噴水を中心にラウンドアバウトの形を敷いており、平日夜は多くの車でごった返しています

トランスジャカルタの2階建てバス停

最近になって突然建設され始めたこの施設。筆者が確認できた限り、計3か所で工事が進められているようです。プラザインドネシア近くのBundaran HI停留所は既にオープンしており、2階の南側が観光テラスとなっています。テナントが入居できそうな小スペースがあり、今後の開発に期待したいところです。入場にはトランスジャカルタ運賃支払い(電子カード)、及びマスクの着用が必要となります。


このエリアにはスリ被害で悪名高い歩道橋がありましたが「道路からSelamat datang像が見えにくい」という理由で取り壊されました。しかし今回のバス停アップグレードで、像がまた見えにくくなってしまいました・・・このような出来事もジャカルタあるあるですね!

リニューアルされたサリナデパート



インドネシア初のデパートとして有名だったサリナ。22年4月に大幅リニューアルされました。以前のサリナからは全く想像できないほど洗練されており、最新ショッピングモールとして多くの若者や家族連れで賑わっています。屋外には野外ライブスペースがあり、新たな文化発信地点としての役割を担っています。

モナス(独立記念塔)


22年7月に、コロナによる長い閉鎖期間からようやく解放されました。塔周辺は大きな公園エリアとなっており、ゲローラブンカルノ(後述)に次ぐ好ランニングスポットとなっております。

高さ135メートルの塔頂点にある炎のレリーフには、35キロの金メッキを使用しているようです。ジャカルタでは数少ない観光地。上部には展望台があり、休日は大混雑となっています。イスラム系祝日(犠牲祭など)の朝は空いていて狙い目です。展望台から見える景色については賛否両論のようですが、私は十分楽しむことができました。
地下には国家歴史博物館があります。インドネシアで起きた主な出来事を48個のジオラマで再現されており、歴史を深く勉強することができます。

スディルマン将軍像


通りの名前になっているスディルマン将軍の銅像。インドネシア独立戦争の際、最高司令官としてご活躍されました。今でもインドネシア発展の様子を見守っていらっしゃるようです!ちなみに市ヶ谷の防衛相にも、インドネシア国防省から寄贈されたミニスディルマン像があるそうです。

リニューアルされた歩道橋


スディルマン/タムリン通りを跨ぐ歩道橋は数多く設置されています。それがここ1年、急ピッチでリニューアルが進められています。夜になるとライトアップされ、ジャカルタ市民の観光スポットとなっています。

スマンギ交差点

片道6車線のガトットスブロト通りと交差する超大型交差点、スマンギ。インドネシア語でクローバーのことを表し、言葉通り複雑な形をしています。どのカーブがどの出口に通じているかわかれば、あなたもジャカルタ通。スディルマン通りが下をくぐる形となっております。最近では、カーブの幅拡張や自転車迂回通路の設置などの工事が進められているようです。

ゲローラブンカルノ(国立競技場周辺の公園エリア)


以前、ランニングスポットとして紹介したGelora Bung Karno、通称GBK(ゲーベーカー)。最近はランニングされる方がかなり増え、特に平日夜のスタジアム周りは多くの人で賑わっています。また各施設での大型イベントも再開され、かつての活気を取り戻してきています。2023年には、サッカーU-20W杯開催も開催されることになっています。

以前、ご紹介した記事はこちら。

ジャカルタのジョギングコース紹介(Gelola Bung Karno編)ジャカルタ中心地にある、Gelora Bung Karno 公園のジョギングコースをご紹介します(2022年2月現在)。車生活、コロナ禍で運動不足な体をリフレッシュさせましょう!ストレス解消にももってこいです。...

Patung Pemuda Membangun

スディルマン通りの最南端に立つ銅像。見たことはあるが名前を知らないものランキング、おそらく1位の銅像。アチチ像、ピッザマンなど様々な名前が付いているようですが、正確な名前はPatung Pemuda Membangunです。青年よ大志を抱け、的な像だと覚えておきましょう。

ランニングで観光しよう!

いかがでしたでしょうか。スディルマン/タムリン通りにも多くの見どころがあります。いっそのこと、カーフリーデーで一気に観光してしまいましょう。毎週日曜朝にカーフリーデーを走っていますので、ご興味ある方は是非一緒に走りましょう!

ドルフィンランニングクラブ(代表:村田真理子)

毎週日曜朝6時半、Ayanaホテルの看板前集合。北上しモナスを回りして帰ってくる約10キロのルートです。更に続けたい人はアチチ像まで往復し約17キロ。1キロ6分半~7分程度の比較的緩めなペースで走ります。おしゃべりしながら走るだけで、トレーニングの類は一切ございません。来たい時だけ来るという自由参加スタイルですので、是非お気軽にご参加を!

ABOUT ME
DJ SHIN
感染拡大で日本退避となった後、約2年ぶりにジャカルタ戻って参りました!生活環境は激変しましたが、以前交流のあった方々と再会できること、思い出が沢山詰まった土地を再訪できることを、とても嬉しく感じてます。残りの滞在期間、自分が得た生活情報をできる限りここに記していきたいと思います!
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