インドネシア/ジャカルタの生活や文化

執筆者: jakameshi

インドネシアでポケモンGOが非公式に大流行、企業や政治家も相乗りでお祭り状態

2018/02/01

アメリカ、オーストラリア、ニュージランドなどで先行リリースされたポケモンGO。先行リリースされた国々ではポジティブネガティブの双方含め、様々な社会現象が報告されています。

ポケモン発祥の地である日本を含め、アジア諸国ではまだどこも正式にリリースされていません。ところが、なぜかインドネシアではすでに大流行。スマフォ片手にポケモンハンティングしている人が続出しています。

あまりの人気に民間企業がマーケティングにも活用しだし、さらには政治家までもが街の活性化に使いだすなど、留まるところを知らないインドネシアのポケモンGO。

今回はその様子をインドネシアの中からまとめてみます。

 

そもそもポケモンGOって?

「最近名前をよく聞くけどなんじゃらほい?」という方のために簡潔に説明します。ポケモンGOのオフィシャルサイトではこのように説明されています。

『Pokémon GO』は、位置情報を活用することにより、現実世界そのものを舞台として、ポケモンを捕まえたり、交換したり、バトルしたりするといった体験をすることのできるゲームです。このゲームはモニターの中だけで完結せず、プレイヤーは実際に家の外に出てポケモンを探したり、他のプレイヤーと出会ったりしながら楽しむことができます(引用:www.pokemon.co.jp)。

一言にすると「スマフォを使って、現実世界に出現するポケモンを捕まえて楽しむゲーム」です。公式紹介動画も張っておきます。

 

インドネシアではリリース前なのになぜか遊べる!

東南アジアに位置するインドネシアも、他アジア諸国と同じくリリースはされていません。リリースがされていない地域でアプリを起動したとしても、通常遊ぶことができないそうですが(筆者はジャカルタでしか起動したことないので未確認)、なぜかインドネシアにはガンガンポケモンが発生しています。

インドネシアでだけ遊ぶことができる理由は定かではありません。インドネシア人たちは「インドネシア人はゲームが大好きで、人口も多い。つまりマーケットがでかいからだろ!」とかなり前向きな判断をしている人たちが多いようです。

まぁそんな細かいことを気にしないのがインドネシア流。

iOSユーザーは主にアメリカのiTuneアカウントを取得してアメリカ版のアプリを、Androidユーザーには非正規ルートでアプリがダウンロードできるURLがばらまかれており、そこからダウンロードしています。

 

あっという間にポケモンハンターが続出

あれよこれよという間にユーザーが増え、SNS上にはポケモンハンティング情報が飛び交うようになりました。

ピカチューの目撃情報は特に貴重です。

さらにはポケモンGOをテーマにしたYouTube映像も登場。

というように、こんな感じでジャカルタを中心にお祭り騒ぎ状態になっています。

 

マーケティングに活用する企業も登場

そのうち貴重なポケモンを求めて、「●●にポケモンが集まっているらしいぞ!」や「▲▲には珍しいポケモンが出現するらしい」という噂が立ち上り始めますした←イマココ

そこに目を付けて企業も動き出しています。

集客に活用するショッピングモール

ジャカルタのEmporium Pluit Mallというショッピングモールでは「うちのモールではこんなポケモンが取れるよ!」とFacebookで告知

出典:Emporium Pluit Mall公式Facebookページより

出典:Emporium Pluit Mall公式Facebookページより

なんとポケモンハンターが大量に押し寄せ施設内には行列ができたそうです。

同じくジャカルタ市内にあるCentral Parkというモールではピカチューが出現した様子をInstagramで投稿し、ピカチュー生息地として認知されました。

出典:instagram.com/centralparkmall/

出典:instagram.com/centralparkmall/よりキャプチャー、加工

 

配車アプリのGrabも便乗

アジアで有名な配車アプリサービスのGrabもポケモンブームに便乗。期間限定ではありましたが、「ポケモン割引」なるものを展開。車を配車するGrab Carとバイクを配車するGrab Bikeの2種でディスカウントコードを発行しました。バイクドライバーとマンツーでポケモンハントは絵的にもかなり面白いものがありますね。

 

政治家も街の活性化に活用

この機を活用するのは民間企業だけではありません。前から政治家が個人的に「ポケモンいた!」とポストしていたという話は聞いていましたが、ついに公式見解としても登場するようになります。

ジャカルタ特別区の知事として活動するBasuki Tjahaja Purnama(通称アホック知事)はメディアの取材に対して下記のようなコメントをしています。

任天堂は我々の公園に多くのポケモンを置いてくれた。みんな公園に出かけるのはとてもいいことじゃないか。公園ではなくとも、役所でポケモンたちを見つけることもできるよ。

アホック氏のコメントに合わせるように、Jakarta Smart City政策の公式SNSでも「モナス(独立記念塔)にポケモン捕まえに行こう!」と発信されています。

 

さらには観光活性化にも

インドネシアの地方には大自然がたくさんあるぞ、ということで「地域×伝説のポケモン」を組み合わせたマップまで作成されています。インドネシア語ですが動画があったので貼っておきます。

なぜかスラバヤの方にピカチューがいます。パプアの奥地には確かに伝説のポケモンはいそうな気が……というか普通に新種の生物が見つかったりして。

こちらの記事によれば、

人々を遠くまで動かすために、ゲーム開発者のNiantic LabsとNintendoは世界中の観光地にレアなポケモンを設置したんだ。インドネシアも含めてね。

ということです。

 

まとめ

非公式な広がりであるにも関わらず、すでに様々なものを巻き込んみはじめているインドネシアのポケモンGO。公式リリースされた後はいったいどうなってしまうのでしょうか。

しかしこの短期間でこの広がり。実際に人が動くサービスというのは考え方次第で様々な使い方ができそうですね。

インドネイア人は本当にゲームが好きなので、地方限定のキャラクターなど作ってもらえればかなり国内旅行の活性化に繋がりそうな気もします。

日本での動きも楽しみにしています。

 

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