インドネシア/ジャカルタの生活や文化

【完全保存版】インドネシアの薬局やコンビニで買える薬(市販薬)リスト

インドネシアの市販薬

海外で体調を崩すと大変ですよね。特にインドネシアでは英語が通じないため薬局では苦労します。

病院に行くのが確実ですが時間がない時もあります。また、旅行者や出張者の場合はできれば薬局で済ませたいことがほとんどでしょう。

そこで!この記事ではインドネシアの一般的なコンビニや薬局で買える、薬(市販薬)について症状別にまとめました。

さらに!ジャカルタの日系病院さんに全面的に監修協力いだたいたので内容も超安心。

「あ~、なんか体調が悪い…」というときの参考にしてみてください。

監修協力:Kaikoukai Clinic Senayan

 

症状別!インドネシアのコンビニや薬局で買える薬リスト

市販薬の細かい話をする前に、先に症状別に一般的な薬を紹介していきます。

 

風邪(感冒)

まずは風邪の感冒薬。くしゃみ、鼻水、発熱、倦怠感など風邪の諸症状かな?と思った時に役立つ薬です。

 

Panadol cold&Flu(緑)

大手製薬メーカーのグラスコ・スミスクラインが販売している有名な市販薬。インドネシアでも風邪薬としては定番です。

インフルエンザの可能性もあるかな?と思った時にも安心して飲むことができる貴重な薬です(有効成分アセトアミノフェン=パラセタモール)。

有効成分など Paracetamol 500mg
Pseudoephedrin 30mg (鼻づまり、アレルギー、気管支炎を押さえて呼吸を楽にする)
Dextromethorphan 15mg (せきどめ)
カフェインパラセタモールはアセトアミノフェンと同じ。風邪症状(発熱、鼻づまり、くしゃみ、痰のない咳)に効く。
用法・用量 4-6時間ごとに規定量を服用

 

Panadol Flu&Batuk(緑)

上記のPanadol cold&Flu(緑)とほぼ同様。色だけじゃなく成分もほぼ同じです。

有効成分など 上とほぼ同じだが、プソイドエフェドリンの代わりに、phenylephrin HCL(フェニレフリン)5mgが入っている。
効果も同じく風邪症状に有効。アレルギーや気管支炎でも処方される。
用法・用量 4-6時間ごとに規定量を服用

 

Decolgen

Decolgen

フィリピンやマレーシアなど他アジア諸国でもよく見かける薬です。

一般的な風邪症状向けの成分に加えて、アレルギーを抑える抗ヒスタミンが入っています。

くしゃみなどアレルギー反応があるときにいいですね。

有効成分など パラセタモール400mg
Phenyprolamine HCLが12.5mg消炎作用
Chlorpheniramine 抗ヒスタミン作用
用法・用量 1日3-4回

 

風邪(発熱)

次は風邪の発熱。とにかく熱をなんとかしたい、という時の薬です。

 

Panadol Extra(赤)

panadol-extra

解熱、頭痛、歯痛、ほかの痛みどめとして使用可能です。日本の市販薬でいうところの、カロナール、タイレノール、小児用バファリンと同じ成分です。

有効成分のパラセタモールは日本でいうアセトアミノフェンと同じものです。

通常の風邪だけではなくインフルエンザや、デング熱の時の解熱にも使うことが可能です。

有効成分など パラセタモール500mgとカフェイン
用法・用量 12歳以上 1錠を1日3,4回

 

風邪(咳)

次はしつこい咳をなんとかしたい時の薬です。

 

OBH Nellco Spesial

100mlシロップのボトル。痰の出る咳に有効です。味はメンソールと蜂蜜の味でスッキリします。

OBHと言うのは、Obat bahak berdahak=痰を伴う咳の薬、と言う意味です。

有効成分など Glycyrrhizae succus 100mg
Ammonium chloride 40mg
paracetamol 135mg
用法・用量 5ml(小さじ1杯)ずつ ※あまり長期間にわたり服用し続けないこと

 

風邪(鼻づまり)

止まらない鼻水や鼻づまりにはこちらの薬です。

 

Vicks inhaler

vicks

鼻から薬のにおいをかぐことで、鼻づまりを緩和させる薬です。日本で、塗る風邪薬として売られているヴィックスヴェポラップに似ていますが、こちらは塗るのではなく嗅ぐだけです。大人用。

アレルギーや気管支炎の人には使いません。あくまで風邪の咳に。

有効成分など Mentol 197mgメンソール
Campulhor 197mg カンファ―(くすのきのアロマオイル、樟脳)
用法・用量 必要に応じて使用

 

腹痛・下痢

インドネシアでは必ずその日が訪れる…腹痛・下痢に効く薬です。

 

New diatabs

ditabes

食あたりに有効。菌やウイルスによる下痢に効果的です。便を整え、便の水分を保つ働きをしてくれます。

有効成分など Activated attapulgite 600mg
用法・用量 下痢をしたときに2錠
1日12錠まで

 

Norit

norit

下痢の時に使用。天然成分の活性炭で水分や毒素の吸収を行ないます。

活性炭なので、服用時の便が黒くなります。

有効成分など 活性炭。
Karbon Aktivatus 125 mg
Excipients Ad 325 mg
用法・用量

 

脱水改善

下痢になった際は体が脱水気味になります。そんな時のお薬です。

 

Oralit

oralit写真引用:hellosehat.com

日本のOSI経口補水液と同じ、いわゆる「飲む点滴」です。下痢の時の脱水の改善を目的として服用します。下痢をしたときに、コップに2杯ずつ飲みます。

8-12時間効果があります。

有効成分など 体液に近い電解質を含む
用法・用量 1袋の粉を200mlの水で溶かす
1日の目安は、50ml×体重○kg/日

 

Pharolit

Pharolit

同じく脱水改善に有効です。下痢や嘔吐で電解質バランスが崩れた時に使用します。

有効成分など 体液に近い電解質を含む
用法・用量 1袋の粉を200mlの水で溶かす

 

便秘

下痢とは反対に便秘の薬です。環境が変わると便秘になる人も少なくありませんよね。

 

Dulcolax

dulcolax

便秘の時に使用。大腸の蠕動運動を促し、便の水分を保つ働き(便を柔らかくする)があります。

個人差はありますが、通常服用後6-12時間で効果が出ます。主成分は、日本のコーラックの成分と同じものです。

噛み砕かずに飲むことが大切です。

有効成分など zat bisacodil(ビサコジル) 1錠に5mg
※コーラックは1錠にビサコジルを10mg含む
用法・用量 1日 2-3錠

 

頭痛・生理痛(痛み止め)

常備しておきたい痛み止め系の薬です。

 

Panadol Extra(赤)

panadol-extra

解熱剤としてすでに紹介した薬ですが、痛み止めとしても有効です。

有効成分など パラセタモール500mgとカフェイン
用法・用量 12歳以上 1錠を1日3,4回

 

Paracetamol tablets

Paracetamol

英国の薬剤会社の製品。解熱と痛み止めに有効。パナドールと同じ成分です。

有効成分など パラセタモールとカフェイン
用法・用量 24時間で4回まで
服用時は必ず4時間あけること

 

胃薬

胃の調子が悪い時の薬です。

 

Plantacid Forte sirup

Plantacid Forte sirup

胃のもたれ、ガスがたまる、おなかが張る、胃酸の出過ぎの時などに服用します。

有効成分など dimetilpolisiloksan 100mg(ガスを抑える)
水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム(制酸剤として)
用法・用量 5ml(小さじ1杯)
空腹時に(食前1時間、食後2時間くらい)

 

Mylanta

mylanta

胃痛、胃のもたれ、ガスがたまる、おなかが張る、胃酸の出過ぎの時などに服用します。シロップと錠剤があるので飲みやすい方を使用してください。

有効成分など 成分(5mlあたり)
Aluminium hidroksida kering 乾燥水酸化アルミニウム(50%酸化アルミニウム無水物に相当)200mg
Magnesium hidroksida 水酸化マグネシウム200 mg
Simetikon シメチコン20 mg
用法・用量 1~2回測定スプーン(5-10 ml)1日3-4回、
小児6-12歳½-1尺度(2.5-5 ml)を1日3-4回

食後1時間前または2時間後、就寝前に服用
牛乳や炭酸飲料と一緒に飲まないようにと言う注意書きあり

 

疲労困憊や倦怠感等

疲労を強く感じる時や「あれ?風邪ひきそう」と感じた時の薬です。

 

Tolak angin

tolak-angin

インドネシアのどこでも買えるシロップ。

だるい、微熱、めまい、軽い吐き気、喉の渇き、寒気、などインドネシア人がマスックアンギンと言う状態の時(抵抗力が弱った時)に服用します。

不眠や車酔いにも使われます。

有効成分など 30%がハーブ成分、あとは蜂蜜。
Kapulaga カルダモン、Adas ウイキョウ、Pala ナツメグ、kayu manis シナモン、daun kaki kuda ツボ草、cengkeh グローブ、kedawung 巨木種、kayu angin ヤドリギ、jahe しょうが。
用法・用量 シロップ1袋を一度に服用
服用量を守れば、長期間飲んでもよい。
妊娠中はやめる。
カフェインを含む。
アルコールと一緒に飲まないという注意書きがある。

 

Antangin

antangin

Tolak anginの競合ブランド。中身もほぼ同じです。

有効成分など Jaheしょうが
ロイヤルゼリー、朝鮮人参、ほか薬草成分
用法・用量 シロップ1袋を一度に服用

 

関節痛・筋肉痛

肩こりや腰痛、筋肉痛など。家に常備しておくと使う機会はけっこう多いです。

 

Counter pain gel

couter-pain-gel

大正製薬さんの開発品。関節痛、筋肉のはり、腱の痛み、ねんざ、歯痛などに効きます。ジェル状です。

有効成分など Eugenol(オイゲノール)精油
Menthol (メントール)
Methyl salicylate(サルチル酸メチル)
Piroxicam(ピロキシカム)消炎鎮痛剤
用法・用量

 

 

Salonpas gel/koyo

salonpas

久光さんのサロンパスです。腰痛、首の痛み、ねんざ、打撲などに効きます。ジェル状と貼付用があります。

有効成分など Methyl Salicylate
l-Menthol
dl-Camphor
用法・用量

 

voltaren gel/crim

voltagen

特に関節などの痛みに有効。ジェル状とクリームがあります。

有効成分など diclofenac sodium topical gel
ジクロフェナクナトリウム(非ステロイド性抗炎症薬)
用法・用量 1日4回

 

 

サプリメント、ビタミン剤(免疫力向上)

栄養が偏りがちなインドネシア生活。免疫力が低下してしまった時に回復力を高めてくれるサプリメント達です。

 

Imboost Force

imboostforce

免疫低下時、発熱などで体が弱っている時に服用します。

エキナセアは、ナチュラルキラーの働きを促進させます。

エルダーベリーは、抗酸化作用(ブルーベリーの2倍の効果)。

亜鉛ピコリン酸は、バクテリアやウイルスからの防御や、傷の修復に効果的です。

有効成分など Ekstrak Echinaceae herb 250mg エキナセア(キク科の植物)
Ekstrak bush black Elderberry 400mg エルダーベリー
Zinc Picelinate 亜鉛ピコリン酸(ミネラル)
用法・用量 長期には飲み続けない。最長8週間との記載あり。

 

RedoXon

redoxon

こちらも免疫機能を向上させるサプリです。オレンジとラズベリーの味がします。

有効成分など ビタミンC 1000mg
亜鉛 10mg
用法・用量 コップ1杯の水に1錠を溶かして飲む。

 

かゆみ止め

蚊が多いインドネシアのおともに。

 

Caladine lotion

calamin

塗り薬です。皮膚のかゆみ、虫刺され、アレルギーなどに有効です。

有効成分など antihistamin topical(抗ヒスタミン剤)
antiseptik (消毒、化膿止め)
用法・用量 1日、2-4回かゆいところに塗る。

 

アロマセラピー

最後は少し変わり種でアロマセラピーです。

 

Fresh care

freshcare

頭痛、軽いめまい、お腹のはり、車酔い、風邪症状、虫刺されのかゆみなどの時に使用します。

シトラス、ラベンダー他いくつかの香りがあるので、好きな香りを選んでください。

有効成分など 香り成分
用法・用量 肌に塗って使用

 

インドネシアの市販薬を使用する際の諸注意

日本では病院で処方される薬と市販薬は異なりますが、インドネシアでは一般的な症状の薬は同じものが市販されています。

処方無しで買えるとはいっても他の薬との飲み合わせが悪いものもあります。持病のある方、アレルギーのある方、妊娠の可能性のある方、何か服用中の薬のある方は、市販薬に頼るのではなく病院受診をおすすめします。

また、吐き気、めまい、発熱は、いろいろな病気の初期症状の可能性があります。症状が改善しない場合には、すぐに病院受診をしてください。特にインドネシアでは日本ではあまりみられない病気の可能性もあるので発熱は要注意です。

2日目に熱が下がらない時には病院受診をおすすめします。

 

インドネシア市販薬の豆知識

覚えておいて損はない情報を最後にまとめておきます。

 

インドネシアには総合風邪薬はない!

日本では、さまざまな総合風邪薬がありますよね。解熱鎮痛剤に加えて、鎮咳薬等症状を抑える薬がいくつか含まれ、さらにビタミンや胃薬も配合されているものです。

一方、インドネシアでは、風邪のいくつかの症状を抑える薬がミックスされているものはありますが、「総合風邪薬」はありません。ビタミンなどのサプリメントや胃の保護のための薬は必要に応じて別に服用します。

 

インドネシアの薬は強いわけではない

インドネシアの薬は強いイメージがありますが、実際はそこまででもありません。

例えば解熱鎮痛剤1錠に含まれる有効成分の量は、成人であれば安心して使うことのできる量です。

ただし、インドネシアの方が成分が少し多いことと、胃薬が含まれていないことから、インドネシアの薬は強いと感じる人がいるのかもしれません。

胃の保護のためには、空腹時に飲まないようにすることが大切です。

 

インドネシアの薬に錠剤が多い理由

インドネシアの薬はほとんど錠剤です。カプセルの原料が豚ゼラチンだったり、また牛ゼラチンでもハラルでない場合もあるのでカプセルは避けられているようです。

 

最後に

体調が悪いと心まで弱くなってしまいます。特に頼れる人の少ない海外ではつらいですよね。

病院に行くのが一番ですが、行けない場合は本記事の情報を有効活用してもらえればと思います。

市販薬には子供用のものもありますが今回は紹介を控えました。自己判断はやめて受診することをおすすめします。

 

最後に、本記事の作成にあたり快く協力いただいたKaikoukai Clinic Senayanの皆さんに御礼申し上げます。

もし薬を飲んでも症状が改善しない場合は診察を受けてみてください。

病院情報
店名 Kaikoukai Clinic Senayan
所在地
電話
診療時間 8:00~22:00 日曜・祝日休院
Web http://kaikou.co.id/

 

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jakameshi
ジャカルタ飯の主宰です。ジャカルタ在住で奥さんはインドネシア人。生活・仕事・観光・ご飯・国際恋愛…。守備範囲は広いです。 更新情報が届くFacebookページはこちら くだらない小話も届くTwitterはこちら 地味な写真が届くInstagramはこちら
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