ジャカルタのフリーペーパーと言えば、我々日本人の間では「ライフネシア」や「さらさ」などが有名です。もちろん大都市ジャカルタですから日本語以外のフリーペーパーも発行されています。
先日友人から教えてもらった「Manual Jakarta」という英語のフリーペーパーが久々に素敵なクオリティだったのでご紹介します。
本記事の目次
Webメディア発祥のフリーペーパー「Manual Jakarta」
掲題のフリーペーパーはこちらです。

筆者も今回気になって調べて初めて知ったのですが、元々は2013年に開始したWebマガジンが母体。

素敵なWebマガジンですね。
写真とか製本とか、すべてがおしゃれ
中は完全に英語のみでスッキリしています。

よく英語とインドネシア後を併記しているメディアがありますが、威圧感があって読みにくかったりしますよね。英語一本だけというのは嬉しいところ。
紙質もコーヒーが似合う紙質ですし、なんといっても個人的に感服したのが「ホッチキスで止めてない紙を重ねただけの製本」。

このバラバラになっちゃう不完全な感じがおしゃれ度をアップさせています。
いやー、それにしてもプリントメディアにおける写真の威力というのは凄い。
筆者が住んでいるボロボロのアパルトメントも彼らの手にかかればスタイリッシュな都会型アパルトメントに映るのかな…とかくだらないこと考えちゃいます。
超ハードル高いけどカフェのスタンプラリーも!
面白いな~と感心したのがスタンプラリー。



こういう「街全体で興すぞ」的な企画は素晴らしいですね。普段の生活を少し彩る、的な。
参加店舗でコーヒーを飲むとスタンプ捺印。スタンプを全部集めると懸賞に応募でき、最高商品は3泊2日の四つ星ホテル宿泊券(Air代は自己負担)。
素晴らしい企画…
ただ、なんと期限が2017年12月末日まで。
約1ヶ月で26店舗を巡るという地獄の企画となっています。
さすがのカフェ好きの筆者もこれは無理かも…。
でもアイデアと意気込みは素晴らしいです。
雑誌みたいな紙メディアってやっぱり素敵
当たり前ですが当サイト「ジャカルタ飯」はWebメディアです。
Webには紙にはできない「Webならではの素晴らしさ」がありますが、こと「世界観を作る」ということにかけては紙には勝てないですね。
やっぱコーヒー飲みながらおしゃれ気分に浸るのは雑誌やフリーペーパーにしかならでは。
この手のフリーペーパーは実は数年前のジャカルタにもありました。
Free!!という英語のフリーペーパーで、超絶クオリティの高い内容だったのですがいつの間にか姿を消してしまいました。
今回のManual Jakartaには継続的に続けていただき、ジャカルタ生活に華を添え続けてほしいものです。
ジャカルタ飯はおしゃれメディアにはできないので、引続き「楽しく役立つ情報サイト」を目指して頑張ります。