インドネシア/ジャカルタの生活や文化

執筆者: MR.K

【インドネシアお土産探訪】ホンモノのコピルアクを飲みたくて

2018/03/16

そろそろ雨期も明けるかも知れないと踏ん出るとだいたい大雨に当たりずぶ濡れになっているMR.Kです。

私は性格がらインドネシアの様々な場所に旅行へ行くことが多いのですが、今回はインドネシアのお土産について少し書いてみたいと思います。

インドネシアのお土産の中でも特に有名な、世界最高級のコーヒー豆、コピルアクについてです。

アチェにコピルアクを求めて

ジャカルタに住んでいると色々な種類のコー匕ーが売られていますね。私はよく週末になると自宅でJJ ROYALのアチェコーヒーを飲んでいます。

数あるコーヒーの中でも特段高級な部類に入っているのがコピルアクです。コピルアクは、ジャコウネコの糞から採られる未消化のコーヒー豆です。一度ジャコウネコにコーヒー豆を食べてもらい、それを糞から取り出して乾燥させ、コーヒーとして飲みます。

以前東京の六本木で仕事の帰りに珍しいコーヒーがあると言われ森ビルの中にあるコーヒーショップに連れて行ってもらいました(名前忘れました)。そこで一杯5,000円で販売されていたのがコピルアクでした。

当時は一杯でそんなに高いコーヒーがあるとは知らず、ぼったくりかと思っていましたが、日本で飲む場合はインドネシアから輸入したりした場合に価格が税金等で上がっていくのが現在では理解出来ます。

インドネシアでも美味しく安く品質も良いコピルアクを探し求め、ジョグジャカルタのルアク農園に行ったりしました。でも、スポットで購入が可能なだけであって、定期的に飲むには至らないのが現実でした。

そんな中、最近出来たアチェ出身の友人がアチェに美味しいコピルアクがあるから紹介するよと言われ、ほんとかいな?と半ば疑いながら連休を挟んだ日にアチェまで行ってみることになりました。

ジャカルタから直行便は無く、クアラナム国際空港(メダン近郊の国際空港)でトランジットしアチェまで行くか、クアラナム国際空港から車で10時間程かけて、アチェ州のタケンゴン地区のガヨ高地までのルートしかありません。

友人はクアラナム国際空港から車でのルートの方がまだ楽だよ!?と言うのでそちらを選択し着いて行く事に。

イラスト引用:国際交流基金

 

クアラナム国際空港に到着し車で目的地のガヨ高地まで

 クアラナム国際空港に到着し車移動する為、事前に友人が依頼していた車が来ました。きたきた~とばかり車を見ると妖怪列車、もといポンコツ車ではないですか!

(写真を撮り忘れたので↑はイメージ写真です。実際はここまでひどくないです)

これで大丈夫かな?とまた疑問を思いつつ、移動手段が他には無いので仕方なく乗ることに。車の中は意外とキレイでエアコンも効いていて快適でした。

車に揺られながら10時間道なき道を進んでいきます。当日は現地に到着したのが夜遅くだった為、途中のワルンで食事を摂ったり持参した酒を車の中で少し酒盛りしながらガヨ高地の近くまで到着しました。

そのまま到着した民家みたいな宿に入り、仮眠を数時間程取ります。夜中の2時頃、運転手のおっちゃんが我々を起こしてきました。なんだなんだと疲れの癒えぬまま起こされるとさあ出発するぞ、と。

どこに行くんだ?と聞くと、「目的地のガヨ高地にいるルアクは夜行性の為、夜中に活動し美味しいコーヒーの実を食べて、例の物を排出するんだから今を逃すと取れる物も取れなくなるぞ」と言われ、連れて行かれました。

あたりは真っ暗、正直怖かったです。運転手のおっちゃんは実はガヨ高地にコピルアクの農園を持っているオーナーさんでした。日本からのお土産「東京バナナ」を持って行ったので、大変喜んでくれました。

「東京バナナ」は何処へ持って行っても好評です(笑)まさに戦略的なお土産。

 

ここがガヨ高地か真っ暗で何も見えなかったが…ルアクとご対面

ガヨ高地に到着してもあたりは真っ暗です。持参してきたヘッドランプと軍手、長袖・長ズボンとおっちゃんが貸してくれた怪しい長靴を借り、車を降りておっちゃんの後を着いて行きます。友人はまったく起きず、車に放置していきます。

少し奥に進んでいくと動物や鳥の声らしき音が聞こえています。本当にこんな所にルアクは居るのかと!?疑っていると、おっちゃんが小さい声でコーヒーがなっている木の上を指差して見てみろと言ってきました。

あっ!!いました、いました本物の野生のルアクが美味しそうな赤い実のコーヒーを食べています。

けっこうルアクはがっつりとコーヒーの実を食べているんです。辺りを見渡すとライトの光で目がキラキラしているルアクが居るではありませんか。携帯カメラしか持ってきていなかったのですかさずパシャリ!!

と撮影したのですがうまく撮れていなかったためおっちゃんからもらった写真を貼っておきます。

 

 

ルアクの“ブツ”を回収

次に例の物を探して廻ります。物は見つかりません。中々収穫が見つからずがっくりしました。陽が明けるまで車で待とうとの事で、車の中で東京バナナと赤霧島を飲んで待ちました。

携帯の電波の入らないまま…待つこと2時間、ようやく陽が明けてきた所でおっちゃんがまた先程の場所に連れて行ってくれました。そうすると、コーヒーの木の付近で何やら白いコーヒー豆の物が横たわっているではありませんか。

匂いはコーヒー臭です。おっちゃんがこれこれとばかり持参してきたビニール袋に詰め込んでいきます。これが噂のルアクのあれとは。初めて見ました。そこから辺りを散策しルアクのあれを回収していきます。グランドラッキーの中ビニール袋くらいの大きさで5袋ほど集めました。

 

おっちゃんのコピルアク農園へ

 ルアックの物を回収し車の上に乗せおっちゃんのコピルアク農園へ向かいます。おっちゃんのコピルアク園にもルアクが居ました。どうやらルアクを保護していて数日すると野に放つ予定だとか。その際におっちゃんのルアクだという事をマーキングするらしいです。

農園では朝からおば様達がせっせとルアクの物を丁寧にあらい天日干ししていました。天日干しをしコーヒーが乾くと甘皮が残りそれを剥くとコーヒー豆が出てきます。

「せっかくだから生で食べてみなよ」、という事で一口パクリと食べると甘い感じがしました。これを焙煎してから更に食べてみると何とも言えない香ばしい甘みと苦味が口の中に広がりました。

焙煎したコーヒーを中挽きでドリップしてもらい飲んでみます。これが求めていたコピルアクの本当の味なんだ、と感動しました。味に苦味はほとんどなく透き通った味わいで女性の方でも飲んで頂けそうな優しい味になっています。

おっちゃんからコピルアクの直接買い付けを交渉し、友人の会社で直接買付の契約を結ぶことが出来ました。ジャカルタでも今後美味しいコピルアクが友人を通して購入可能となり、美味しく安く品質もばっちり確認した美味しいコピルアクが飲めそうです。

それにしても今回の旅は短期旅行で決行したので疲れました。皆様にぜひ美味しいコピルアクをご賞味頂ければ幸いです。

当該のコピルアクはこちらの友人のサイトから購入可能です。ご興味のある方はぜひ覗いてみてください。

▶インドネシアのお土産専門EC おれおれ堂

最後までお読み頂きありがとうございました。

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