インドネシア都市部、特にジャカルタの生活で「Grab」や「Gojek」を使いこなせると、非常に便利です。
この記事ではGrabの中でもとっつきにくい「Grab Express」について紹介します。GojekにもGOSENDというほぼ同じ…いや、むしろもう同じ、なサービスがあります。
筆者はGrab派なので、実際に使っている様子とともにGrab Expressの使い方を記録に残しておきます。機会があればGOSENDも記録しておきます。
支払い方法については別の情報源にたくさん落ちてるので、そちらを参照してください。
本記事執筆時点では、Grabだと以下が使えます。
- クレジットカード
- OVO
- Link Aja
- i.saku
では本題に入ります。
Grab Expressとは
簡単に言うと「バイク便を使った速達」です。
ジャカルタ市内であれば30分程度でA地点からB地点まで荷物を送ることができます。
しかも費用は爆安。10キロ程度であれば250円とかですよ。
人にもよりますが、こんな使い方ができます。
A)自分がいる場所で荷物を預け、どこかへ送る
B)どこかの荷物を受け取ってもらい、自分がいる場所へ送る
C)どこかの荷物を受け取ってもらい、どこかへ送る
Aはもちろんですが、個人的にはCもけっこう使っています。
自分がいない場所にバイクドライバーを手配して、どこかに持って行ってもらう。これがめちゃくちゃ便利なんですよね。
ドライバーとのコミュニケーションが必要になることもあるので、最低限のインドネシア語は必要ですけど(※)。
※ピックアップポイントで人が出てこない!とか受取先の場所がよくわからん!とか、受取に行ったけど荷物がReadyじゃない!とかそういう場合です。
フードデリバリーも、EC販売も、ジャカルタ生活はバイク便なくしては語れません。
そのバイク便の「届ける」部分だけを残したサービスです。
Grab Expressの使い方!
実際に使っている様子を保存したので、書きますね。
まずは住所とサービスを指定!
アプリトップの色々サービスが並んでいる部分、この「速達」になっちゃってる部分です。これがGrab Express。

最近、中途半端に多言語化が進んでいますねGrab。逆にわかりにくいよ(笑)
タップすると速達…いやさExpressのトップに移動します。

上記赤枠の辺りをタップすると、送り先を選ぶ画面に移動します。
個人情報が出ちゃってるのでぼかしてます。

送り元の部分をタップすると、ピックアップする住所を指定できます。次の赤枠のところです。

GPSで勝手に自分の居場所や自分の居場所の近くが表示されますが、遠く離れた場所でもピックアップポイントとして指定できます。
遠くを選ぶとこんな画面が出ますが、Confirmをタップしましょう。

この日の筆者は印刷屋に用事がありました。
ピックアップポイントと送り先を指定した後は、サービスの種類を選びます。

Instantは直行便です。ドライバーはあなたの荷物しか運びません。目的地まで直行します。市内であればだいたい30-1時間以内で到着します。
Samedayというのはまとめ配達です。ドライバーは複数の荷物を抱えており、目的地に到着するまで別の荷物も運びながらのらりくらり移動します。市内でもだいたい4-5時間かかります。
Recycleはここでは触れません。気になる方は自分で調べてね。
選択後も赤枠のところをタップすればいつでも変更できます。
ちなみに青枠の部分をタップすると「バイク」か「車」かを選べます。車を使うこともできるんです。
筆者の妻はよく「ハンパ―ス(ギフトセット)」を送る時に車便を使います。バイクだと運べない大きさだったりするので。でも基本はバイクで良いかと。渋滞でも早いです。
サービスを指定した後は、ピックアップタイムを選びます。いやー本当便利ですよね。

ここまで入力できればAdd Delivery Detailへ進みます。赤枠の部分。
ちなみに青枠の部分でプロモがあったりするので、必要な方はチェック。

Delivery Detail(配達の詳細)を入力
Delivery DetailではSender(送り主)とRecipient(受取主)の詳細を入れます。
Senderは名前と連絡先だけなので、まあ問題ないでしょう。

Senderは細かい入力が必要です。

「ドライバーへのメモ」のところがけっこう重要で
- 受付に預けてくれ
- 電話で受取主を呼び出してくれ
- わからなければセキュリティに聞いてくれ
など細かい指示を入れておくと楽です。読まないドライバーももちろんいますが、けっこうな確率で読んでくれてるなぁと感じます。
最後は詳細を確認して問題なければBook a Deliveryをタップ。

この日は遠くの印刷屋がピックアップポイントですが、送り主の欄には筆者の名前と電話を入れてます。このように遠隔操作ができるのが本当に便利。
配送中にはこのような画面になり、ドライバーにチップを上げたり、配送状況の追跡URLを取得したりできます(Share Delivery Statusのリンク)。

配送状況のURLを送れば、送り先の人に「今ドライバーがこの辺にいる」と送ることができます。
最後にドライバーを評価して終わり。対応が良ければチップを上げましょう。

現場からは以上です。
それではまた。