インドネシア/ジャカルタの生活や文化

執筆者: jakameshi

実話!?インドネシアの世にも奇妙な黒魔術3選

2018/02/01

インドネシアには魔術が存在します。往年の名作RPGファイナルファンタジーよろしく、黒魔術(ブラックマジック)と白魔術(ホワイトマジック)があり、黒魔術師と白魔術師もいます(赤魔術師はいない)。

この記事では実際にインドネシアで聞いた「恐ろしい黒魔術」の話をご紹介します。

インドネシアの黒魔術

日本に住んでいる方は「?」かもしれないので先に補足説明をします。

インドネシア在住者には常識ですが、インドネシアには「魔術」が現在もなお存在します。筆者が住むのはバブリーにオフィスビルがバシバシ建設されるジャカルタですが、そんなジャカルタでも老若男女問わず今でも黒魔術は信じられており恐怖の対象なのです。

国会でも「黒魔術規制法」が審議されるほど。

黒魔術は相手に呪いをかけ、不幸な状況へ落とし込む魔法です。日本で言うところの「丑の刻参り」的なヤツですね。

一方で白魔術は、黒魔術でかけられた呪いを打破したり、病気や怪我を治してくれます。まさにFFの白魔術師です。

ちなみに筆者の恋人の父親は「白魔術」を使えるそうです。また、筆者の友人女性は「黒魔術」をやんわり使えるらしい。

それくらいインドネシアと魔術というのは切っても切り離せないものです。

 

実際に聞いた、実録!黒魔術物語

筆者は日本人なので「まさか、そんなの無いでしょ」と思っていましたが、インドネシア人に話を聞くと実話の1つや2つを持っているものです。

その中から、特に印象的だったお話をご紹介します。

信じるか信じないかはあなた次第…。

 

腹に埋められた釘

これは日本のご年配の方(以下、氏)から聞いた話です。

氏と会った当時、筆者はジャカルタに来たばかりでした。さすがに魔術の存在は知ってはいるものの「ないでしょ」と高を括っていた時代でした。

氏はインドネシアとのかかわりが数十年に及ぶ大先輩。ジャカルタに来たばかりの若輩(筆者)に、今後生きていくための様々な事前知識を教えていただきました。

その中でも最もシリアスに伝えられたのは「黒魔術」。氏いわく「黒魔術は本当に存在するから舐めたらいかん」ということでした。

そしてこんな話を披露してくれたのです…。

氏がまだ現役バリバリで働いていた20年ほど前のこと。氏はとあるビジネスの利権争いに関わっており、パートナーはやり手の華僑。競合も華僑系の会社だったそうです。

大方の根回し工作が済み、氏のチームに事が有利に進むであろうとひと段落した矢先、急にパートナーの体調が悪化。

体調不良が続いた3日目、なんとお腹に固いしこりが! 氏が触った感触だと間違いなく「釘」であったと。氏もそれまでは半信半疑だったらしいですが、この件依頼魔術の存在を信じざるを得なくなったとのことです。

そしてそのしこりは白魔術師に相談したら消えていったのだとか…。

…。

ちなみにこの話を聞いた時、筆者はジョジョの奇妙な冒険第5部を思い出しました。

出典:集英社出版、荒木飛呂彦作画「ジョジョの奇妙な冒険第五部」より

 

スタンド使い…かもしれませんね。スタンドは元々悪霊の力という設定なので、スタンドこそが黒魔術なのかもしれない。

 

全てが腐る部屋

次はインドネシア人女性経営者から聞いた話です。事件の場所はセノパティエリア南辺りにあるルコ(オフィス用アパートみたいなものです)。そのルコは今まですべてのビジネスがうまくいかなかったという曰く付きの建物だったそうです。

彼女はリサーチ会社を経営しており、事業拡大のためそこに入居。ルコの前評判もなんのその、ビジネスも順調に伸びていました。

リサーチ会社ですのでオフィスにはインタビュールームがあり、たくさんの消費者が出入りしています。

そんなある日のこと。

その日も彼女はいつものようにインタビューを予定していました。長丁場のインタビューには食事やおやつが付き物です。いつものようにオフィス近くで調達して、いざ休憩&食事タイム。

ところが、その日はなぜか10食ほど用意したすべての食事が腐っていたのです。

参加者はお腹を空かせているので、当然彼女は新たに買いに行きます。彼女曰く、確かに普通に食べられるものを買った、と。

しかし、インタビュールームの中へ入ってパッケージを開くと再び「腐敗」してしまうのです。

彼女は勘づきました。「これは黒魔術だ」と。

彼女が言うには「誰かがここでのビジネスの成功を羨んでいたのでは」とのことでした。

ちなみにその後はやはり、白魔術師に対処してもらい事無きを得たらしいです。

 

ブロックエムの魔女

最後は日本人男性になじみ深いブロックMの話です。ブロックMには「夜の蝶」がたくさん舞っていますが、まぎれているのは蝶だけではありません…。

これは、とあるインドネシア人ドライバーの男性から聞いた話です。

彼はコスに住んでいます。現地の若者が住む一般的なコスなので狭く、雑多な雰囲気のコス。特に親の後ろ盾なども無い、本当に「一般的」なインドネシア人が住む住居です。

彼のコスには1人の女性が住んでいるそうで、隣人であり挨拶を交わす仲です。その女性の容姿は決して端麗ではなく、好きな言葉ではありませんがあえて強烈な日本語で表現するとブスの範疇に入るとのことです。

恐ろしいのはここからです。

ある日彼が日本人社員を乗っけてブロックMを訪れた日。待機中に何気なくブロックエムを散歩していると、彼の名を呼ぶ隣人の声がしました。

振り向くとそこには絶世の美女がいた。しかし隣人はいません。

でも、やはり声はする。

なんと声の主はその美女でした。つまり隣人が美女になっていたのです。

ドライバーの彼曰く「いや、化粧だと思うじゃないですか…違いますよ…あれは完全に別人でしたよ」とのこと。

そして毎回コスで会う時には必ずブスに戻っている、と言うのです。

コスどころか、ブロックエムの敷地外で見かける時はブスに戻っている、と。

彼は話をつづけました。

「あれはブロックエムでしか効かない黒魔術だ、一歩敷地から出ると戻るんだよ」

最後に彼はこう締めました。

 「ミスター、あれは黒魔術以外考えられないよ。あの顔で荒稼ぎして、コスに住んでいるくせに自動車持っているんですよ?あの子に日本人の男が貢ぐのはブラックマジックのおかげだよ」と…(自動車は実家にあるらしい)。

貴方も知らないうちに黒魔術にかかっているのかもしれません。

六本木や新宿歌舞伎町には女性を変身させる夜の美容師たちがいますが、ブロックMには夜の黒魔術師がいるのかも。

信じるか信じないかはあなた次第…。

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