インドネシア/ジャカルタの生活や文化

執筆者: jakameshi

衝撃映像!イオンモール BSD CITYの事故に思う。

2018/02/01

昨日の4月20日からインドネシアのニュースを騒がせていますが、AEON MALLで浸水事故がありました。
店内CCTVの映像が流出しており、YOU TUBEにもアップされていますが、なんとも恐ろしい・・・。

!!!?????
人が消えた!!???

と一瞬、何が何だかわかりません。

初回報道では落雷の影響とありましたが、どうやらガラス天井が溜まった雨水の重さに耐えられず、崩壊して大量の水が店内に流れたようです。

AEONは日系なので、当然工事も日系企業の日系クオリティ、と思われがちですが関係者の話だと韓国系の業者が施工を実施したとか。

実際、インドネシアのAEON MALLは開業に向けて様々な噂が飛び交っていました。
特に、施工関係の調整がうまくいかず想定よりも大遅延。

インドネシアでは工事が遅れるなんて日常茶飯事ですが、無理やり開業日に合わせてオープン。
一説によれば、誰も本社に意見具申できなかったとか。
プロモーションでガンガン開業日をアナウンスしていた手前もあるのでしょう。

各テナントも受け渡しから開業までの店内工事が間に合わない店舗が発生。
テナント虫食い状態でしたがなんとかアナウンス日にOPENさせた、という背景があるようです。

開店直後も、下層フロアへの水漏れなど、構造上の問題が絶えなかったようです。

そして今回の事故。

日系企業と他国の仕事のスタンスは別物です。

仕事の依頼に対して、日本人は「最悪」の状態を想定して話します。

例えば、3日かかる仕事を日本人は5日欲しい、と答えます。
100万円の原価がかかる場合は、バッファを読んで2割増し程度のリスク金を盛り込むでしょう。
結果、遅延もなく多少原価が膨れても質を維持できます。

反対に、韓国や中国、インドネシアなどは「最高」の状態を想定して話します。
3日かかる仕事の場合、「2日でできるかも」と思えば「2日でできます」と答えます。
100万円の原価がかかる場合も、クライアントのオファーが80万円であれば「できるかも」と80万で受けます。
ただし、2日で間に合わせるために、80万円で納めるために、品質が下がります。

よく日系企業の仕事は「遅い」「保守的」「非効率」などとネガティブな評価を受けます。

一側面ではそれも事実でしょう。

特に不確実性の高い海外での仕事となると、前のめりで倒れこむくらいの仕事のスタンス・スピードでなければ進まないことが多々あります。

ただ、建築物や大型の交通インフラなど、人の命に関わる部分では日系企業のスタンスはもっと重宝されるべき。
一度作ってしまってからではやり直しがききませんし、事故が起きてからでは本当にどうしようもない。

話が飛びますが、ジャカルタ-バンドン間の高速鉄道は中国が作る予定です。
インドネシアと中国のタッグ、しかもすでに計画が遅延。
申し訳ないですがそんな鉄道には乗れないし、家族、友人も乗せません。

話戻します。

今回のAEON BSDの事故では幸いにも死者が出なかったようで、不幸中の幸いです。
海外まで大きくは報道されませんが、インドネシア国内ではエレベーターが落ちた、バスに手を挟まれて指が落ちた(※)、など機械や設備の不備で発生する事故が珍しくありません。
※:これも昨日、インドネシア人の知人から共有。手を挟まれたままバスが発信し、乗客の指が落ちたそうです・・・恐ろしすぎる・・・。

特に日本からいらっしゃる出張者の方々。
発展途上国のインフラクオリティは日本のものとはまったく別物です。

くれぐれも駆け込みでエレベータに乗り込んだりしないように・・・日本のように扉は止まってくれません。
皆さんお気をつけて・・。

さて、話はAEONに戻りますが何はともあれ起こってしまったことは仕方ありませんし、幸いにも死人は出ていません。
AEONは同じ日本人として粘り強く、信頼獲得に向け頑張ってほしいものです。

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