日記・雑談

執筆者: jakameshi

インドネシアでは頭をよぎった想定1%が現実化する

2018/02/01

雑談記事です。

ナポレオンヒルの話じゃありません。

思いつくままに書くので読みにくいかもしれません。あらかじめご了承ください。

きっとこの話って長くインドネシアに関わっている方からすると「は?常識でしょ」って程度の話です。

筆者も上陸当初に散々先輩たちにご意見いただいていたこと。ただ、ここに来て最近ようやく腹に落ちた気がしたので書いてみました。なんだかんだで毎年何か考えがupdateされるんです。

本当に賢い人は文献や言葉から学べるのですが、筆者は凡人なので経験が必要なのです。

具体的なエピソードを書くとマズイのですごく抽象的な内容になっています。ご了承ください。

日本の常識は非常識

前提としての話です。「日本の常識は非常識」という言葉があります。

様々な所で使われる言葉で、もはや海外で働く日本人のタグラインみたいなものです。

この言葉にはものすごい「幅」があります。

海外で仕事を開始してすぐ目に着くのは「アポイント」や「スケジュール」、「品質」、「就業態度」など。この辺りなんかはまだかわいいものです。

ここ二年ほどの経験でそういう入門レベルを超えた未知の世界を見た気がします。

 

日本だと発生率1%以下のリスクがマジで起きる

1%というのは測ったわけではありません。

インドネシアに来たばかりの自分が「それくらいのレベル感のリスク」とタカをくくってたんじゃないか、という比喩で数字を入れています。

インドネシアで仕事をしていると「想定外」の事がたくさん起こります。筆者自身が関わる事業でも、お客さんの会社でも様々な「想定外でアンコントローラブル…」な状況を見聞きしてきました。

ただ、今振り返るとそれは「想定外」ではなく、1%程度の濃度で頭をよぎっていたことだと感じています。

「もしかしたら…」や「まさか…」と。

一瞬シナリオとして浮かんだけれども「想定」まで浮上しなかったこと、と言うべきでしょうか。

そして、だいたい一瞬でも頭に浮かんだリスクは本当に起こります

これが負の方向に転がると面白いほど一瞬よぎった不安がシナリオとなって追いかけてきます。

ここの所の筆者の周りだと、

・担当者の商品転売や開き直り
・緩い交渉に対するまさかのゼロ回答
・借入金や返済金の使い込み
・先方担当者の買収と寝返り
・契約の解釈を逆手に取った資産略奪計画

などがありました(海外で事業長い方には”あるある”でしょうね)。

ただ、何度も言いますがかなり最初の頃に1%くらいは頭に可能性として浮かんでいたことです。

 

少しでも頭をよぎったシナリオは対策を立てるべき

今振り返れば、想定1%の時点で対策までシミュレーションしておくべきだったことがたくさんありました。

最初の1%は途中で5%になり、そのうち10%になり、20%になります。

でも人間心のどこかで最初の1%に引っ張られるもので、アクションが遅れてしまいます。このアクションを素早く取れるのが勝敗の別れ目なのかもしれません。

また、特に日本から海外に関わると「最初の契約内容とまき方」がすべてだったりもします。最初に手を打っておかないとどうしようもない自体になる場合が多い。

何か新しいことをやる時って「ネガティブな意見は否定されがち」です。「そんなネガティブなことばかり言っていたら何もできない」という意見もあります。

だけど、インドネシアで過ごしたこの数年では「まじで気にしすぎじゃない?」ということがほんとにほぼ全て起きました。

ネガティブな意見を無視するのは危険です。ネガティブな意見に引っ張られて何もできなくなることは本末転倒ですが、どんなに小さなリスク因子であってもきっちり広い、想定をした上で進めないといかんな、と。

少しでも脳裏によぎったことは、起き得るということを肝に銘じたい。

 

その逆の1%もある

一方で数こそ少ないがその逆もありました。

絶体絶命ピンチ、もう打つ手がない、という中からの起死回生です。

筆者が見たのは日本の正論ではまったくどうしようもないものを突き抜けたインドネシア人のアイデアです。

肝心の自分含める日本人チームは対策浮かばず、出せるのは正論しかなかったのです。

ネガティブだけではなくポジティブな1%というのもあるんです。

まぁ起死回生というのはインドネシアに限ったことではありません。日本でもよくピンチはチャンスなんて言います。

が、何と言うべきでしょうか、振れ幅と手段の質が日本のそれとは違うなと感じています。努力や根性での起死回生というより、トリッキーな起死回生が多いような…。

 

最後に

想定外とか、非現実的な、という言葉を多用してきましたが常識自体がスイッチしただけで、インドネシアの人たちにとってみればこれらは現実なのでしょうね。

インドネシア人からすれば筆者ら日本人の方がたいそう現実ずれした外国人、に映っているのかもしれません。

「日本人は想定外1%の所で怒る、全然理解できねーわ」とか言われてるかもしれませんね。

海外でビジネスをするには現地の理解だ!と言われますが、ほんとコレ深すぎて長い道のりです。文字で打つのも口で言うのも簡単なんですが。

筆者はインドネシア人にはなれません。相手も筆者にはなれません。

インドネシア人も日本人も、お互い交代はできなので理解すべく親交を深めていくしかないな、と思います。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

スマホ用広告スペース

スマホ用広告案内

Adsense

こんな記事も読まれています!

-日記・雑談